Ⅹ「運命」
- 寛容性、拡大
- ユルさ、不活発
こんにちは、かえるさんです。今回は「木星」を生命の樹、タロットを通して考えます。
「木星」は、いいなー、たのしいなー、やってみたいなー、やってみよう、みたいな感じの「惑星」だね。
そうですね、出来なくても「運が悪かったー、まあ、いいやー」みたいなユルめの惑星ですね。
勢いのある時は、挑戦したい、でも上手くいかない時は、まあ、いいや、となりやすいので、使い方に注意です。
厳しさ、これじゃダメだ。と言う「土星」とのバランスが大切です。
どっちにしても、かたよっては良くないね。
そうですね、しかし、実際には偏りがちなものです。自分を癒す「木星」と、自分を律する「土星」の星座をホロスコープを観て自覚しておくと良いでしょう。
で、今回は「木星」のお話ですな。
運命の車輪
「運命の車輪」の名前の方が有名だよね。
そうですね、ただなんとなく、重苦しい宿命のようなイメージを持ちやすいので、適切な名前なのか、と言うと、どうかなと思います。
そんなに重くないのね。
極論で言えば、「運」ってことは原因が特定出来ない、ってことですよね。もう1つは自分のせいではない、と言う願望ですね。
あー、たしかに。
もちろん、原因を特定するコストに比べて成果が小さい場合、必ず原因を特定する必要は無いでしょう。ここに善悪はありません。
ただ、失敗の原因を特定して必要な情報を得るべき時も、運のせいにしがちなのも事実です。
失敗は、もう忘れたいんだよね。
例えば心身ともにボロボロの時には、それも大切ですね。
はっきり言えば何の努力も勉強もせずに、いつか運が回ってくる、と言う考え方は、今のままでいいや、と言う人には最適です。
最適!?運に頼っちゃダメだ!って言うのかと思った。
もう、新たな勉強や努力をしないのであれば、いつかやらなきゃ、なんて負担を感じることに何の意味もありません。運で良いじゃないですか。結果は同じなのでエネルギー効率の良いほうで。
現状を変えたければ?
具体的な勉強、努力の行動計画が必要です。人のせいにしている場合じゃありません。
でも、何をやっていても「運」ってあるでしょ。
生まれた家庭の経済力やDNA的な問題、生まれた場所のようなものは、そう言えるかもしれませんね。
男運や女運などが悪い、と言うケースは分析してみると、具体的な原因が出てくるのが普通で、運とは言えないでしょうね。
好みのタイプが、結末が不安定、破綻しやすい人、と言うだけなのか、どんな人が相手でも自分がワガママすぎてムリ、と言うことですね。
芸能人を目指しているけど、オーディションも受けないで「自分には出会いが無い」とか言っているような人に限って「運」だと思っているわけですよね。
自業自得じゃん。
でも、どうせ芸能人になれないんだから、最後までそう思えば良いんじゃないですか。
ユルいなー。でも、それも生きる智恵かもね。「運」ってそんなもんかもね。
実際には良くならないんでしょうけど、いつか良くなる、って思うだけでもエネルギーの節約になりますよ。いつか良くなる、と信じるから「オレは運が無い」って結果を感じるわけですが、最後まで自分のせいじゃないと思えるのは面白いシステムですね。
「木星」的だな、「運」と言う哲学自体が「木星」的なんだ。
「木星」は射手座の支配星です、「哲学」的とも言えますね。
「運命」の生命の樹の位置
「4」と「7」の間の赤線の部分に「運命」が対応します。
「4」は「木星」と対応するね。「運命」は、すごく木星的な場所にあるんだ。
そして「7」は楽しみや恋愛の「金星」と対応するね。
すごいユルいね!!緊迫感ゼロだ!!
まあ、上手くいかなかったら、運が悪い、自分のせいじゃない!と言うことですからね。
え、じゃあ、ホロスコープ上で「木星」が強い人は、そうなりやすいのかな。
なりやすいです。努力をしないで、~~だから、~~になったら、~~じゃなかったら、なんていう人は木星が強めな人が多いです。
ホロスコープには色々なポイントがありますが、射手座や魚座が「木星」とか、射手座や魚座に、たくさん惑星がある、重要なポイントがある、などなどですね。
だめな感じだな。一言で言うとどんな感じ?
大変なことは後回しで、楽しそうな方や楽そうな方へ引かれやすいと言うことですね。
どうすれば良いのよ?
好きなことなら頑張れるので、好きなことに、ものすごく没頭して専門家になるなんていうのも手ですね。
ハマッたことは頑張れるのか、でも難しいな。
趣味で生きるのはカンタンじゃないですからね、人並みじゃなくて、著しく優れていないといけないんで。
「木星」が強いと生きにくいかな?
逆に厳しい現実的な「土星」ばかりでも疲れ切ってしまいます、むしろ「木星」は必要と言えます、深刻に悩めば何でも解決するほど世の中は甘く無いですからね。
あと人付き合いの面ではユルい方が需要がある、とも言えますね。
たしかに!それは言える。運命の車輪が回っていることにしておこう!
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