かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

技(節制)バランスを作る 哲学で調節する いて座のカード

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f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードの「技」です。「節制」「術」などとも呼ばれるカードです。いて座のカードですから、ホロスコープをみるためにも役に立つカードですから、西洋占星術のファンの方もぜひごらんください。

 

 

カードの名前

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain 「節制」Temperance が一番有名じゃない?

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そうですね「節制」は節度を守る、要するにバランスを取るというような意味ですから、微調整によって狙ったものを作る、欲しいものを作る、という意味で良い名称と言えるでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain いて座、は哲学の星座です、人間性を例にとれば、単なる方針ではなく哲学によってのみ人格は変化し、世界は広がると言えるでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain 方針だけじゃ足りない?

 

f:id:KAERUSAN:20170310185004g:plain 人と言うものは千差万別です、相手によって自分の気持ちも違うので、自分の行動も変わります。そして、それを見た相手も、またそれに独自の反応をするのです、杓子定規に自分の方針を貫いた所で自分の枠は広がりません。

 

f:id:KAERUSAN:20170310180108g:plain まあ、だから占いは当たるとも言えるのですが。

 

f:id:KAERUSAN:20170310183241g:plain と、言うと?

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain 生年月日時だけ聞いて、性格、どんなことで悩んでいるか?を判断する場合、ホロスコープをみて、ここはキツそうだから多分ここだ、と鑑定するのですが多くの場合的中します、それは多くの人が自分の方針、考え方の枠から出ることの難しさを示しているとも言えます。

 

f:id:KAERUSAN:20170310183241g:plain そうか、そこを克服していたら鑑定はハズれるわけだもんね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そうです、そういう意味で「哲学」は人にとって大切なもので「考える」と言う行為を通してしか生まれません。

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain 考えるのが大好きな「いて座」のカードらしいね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain もう片方の名前は Art 「技」「術」です。

 

f:id:KAERUSAN:20170310183241g:plain 「技」と「術」って「節制」とはかなり違うような。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain いや「節制」と言うものは実践で磨かれるものであって「実践」と「思考」の繰り返しで磨かれ身につくものだ、と言う意味で「技」と「術」とは同じことを意味していて良い名称と言えるでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain 「節制」が前提なのかな。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain 「節制」も含む、と思ってもらいたいですね、医療や料理、スポーツなども含みますね。

 

f:id:KAERUSAN:20170403151814g:plain なるほど、机上の学問だけでは究められないものだね。要するに「技」「術」の方が意味の幅が広いんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そのとおりです。

 

いて座の矢と、ふたご座の剣

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain この二つの武器には深い関係があります。実はタロットの「恋人」と「技」はつながっていてセットのカードとも言えます。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain 神話だと、ふたご座はヘルメス、いて座は全能の神ゼウスだから、良く一緒に登場するけど。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185004g:plain そうですね、それも深い関連を表しています。有名なタロットカードの「トートのタロット」などでは「恋人」のカードのイラストに、おとめ座のカードの「隠者」が登場しています。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain ふたご座と、おとめ座は、コミュニケーション、好奇心の「水星」を意味するよね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そうです、こういう関連は、言葉の意味の正しい理解につながるので重要です。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain さて、まず「ふたご座」のカード「恋人」の象徴は「剣」です、これは「言葉」をあらわします。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain 一度切ったら元に戻らないことと、新しい言葉、視点で、ものごとを捉えると、その新しい意味は変化をもたらし元に戻ることは出来ない、って言うことだよね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そうです。そして「いて座」と言えば「矢」ですね、鏃(やじり)の部分は、剣の様に尖っていて大変危険です。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain まあ、考えようによっては、小さな剣を飛ばしているようなものだね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そして神話などでは「ふたご座」のヘルメスは、キューピッドとして描かれることがあります。

 

f:id:KAERUSAN:20170310181759g:plain あ、弓矢持ってるよね!

 

f:id:KAERUSAN:20170310185004g:plain そしてキューピッドは?

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain 恋のメッセンジャーですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20170310182707g:plain 剣では届かない所まで届きますよね弓矢は。

 

f:id:KAERUSAN:20170310181759g:plain え、それって相手のハートのこと!なんかこのブログらしくないロマンチックな展開じゃん。

 

f:id:KAERUSAN:20170310182707g:plain 恋愛に限って言えば、剣を言葉だと考えれば、弓矢は、相手の心に届くよう工夫されているってことですね。それが、いて座ということは?

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain いて座は「火」だから直感、「欲望」のカードのような湧き上がる情熱だ!タダの言葉じゃない、そういう言葉だね!!

 

f:id:KAERUSAN:20170310180108g:plain そうです、でも、その放たれる言葉は「言葉」でしょ、結局「言葉」として放たれる。結局は「ふたご座」の仕事なんです。

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain それが「ふたご座」と「いて座」のつながりなんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20170310182707g:plain どっちかが大切なんじゃなくて、両方重要なんですよ。そして神話でヘルメスとゼウスがいつも仲が良いのは「言葉」と「哲学」の相性の良さを表しているんです。

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain 理屈だけじゃない「技」だねぇ。

 

「支柱」

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain このカードの象徴は「支柱」です。

 

f:id:KAERUSAN:20170403151814g:plain 今までの話だと、人間の「支柱」は考えること、とも言えるよね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310182707g:plain そうですね「生命の樹」でも、「美」と「基盤」をつなぐ場所に位置していて、左右と中心の柱があるのですが中心の柱の中心に位置しています。

 

*生命の樹 タロットを行う人の必須の図形、星座とカードの関係が記されていて、占い師が自分の全ての鑑定と人生の中で、全ての出来事をその図形にファイリングしていくことで資料として向上していく図形。西洋占星術師にも有益であるが、一般の方は気にしなくていいです。

 

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生命の樹

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain まさに「支柱」なんだね。

 

「技」の意味

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain 以上の意味を踏まえて、変化、計画、準備、その成功と失敗などを意味する。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain バランスをとる作業と考えれば「節制」も間違いではないよね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain もちろん「節制」の意味を狭く、体調管理や、控える、というような意味に限らず、度を考えて適切に行動する、という意味で捉えていただければ全く問題のない良い名前だと思います。

 

 

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