欠点を欠点と思う心を考える

　こんにちは、かえるさんです。今回は「欠点を欠点と思う心」を考えたいと思います。

　欠点を欠点と思う心？

　人の長所や短所と言うのは、結果や主観によっての感じ方で判断するものです。

　というと？

　例えば、キチンと確認して作業をする人をみて、遅い、と感じる人がいます。

　慌て者から見たらそう思うか。

　でも結局、仕事が間に合わなかったとします。

　あー、それはキチンとじゃなくて、遅かったのか。

　でも精密さが必要とされる作業で、急いでやった人は、不良品をたくさん出してしまいました。

　あらま！！

　仕事が無理だったんだ、人数が足らなかったのか。

　とは言え、人の評価とは様々です。遅かったのか、焦りすぎなのか、その人間の行動は変わらなくても、結果を聞くと評価は変わりますよね。

　確かに、気を付けないと。

　でも、他に評価する方法はないでしょ。

　えー！！じゃあ、どうすれば良いの？

　今回はそんなお話を致しましょう。

人を評価する

　人を評価する、と言うことは大切ですよね。

　そうだよね、以後のコミュニケーションのためにも、仕事のプランを立てるためにも、必要だよね。

　そうですね、人と問題なく関わるためにも重要ですよね、力を合わせるためにもお互いの力は知っておきたいですね。

　人間は社会的な生き物ですからね、人の得意、不得意は知っておきたいですね。

　そういうデータを持つことでアドバイスすることも出来るよね。

　そうですね、必要なことです。ですから、自然に身につくのは当然のことですね。

　そうだね、じゃあ、何が問題なんだろう？

　そういう本来の目的と違う使い方があるからでは無いでしょうか。

　と、言いますと？

　人間の社会性が高まってくると、優位性や自己満足のために、そのシステムを使う人が出てきた、と言うことです。

　あー、威張るのは社会的なマウンティングなんだ。

　だから、相手に威張られると、威張り返してバランスを保とう、などとするのはある意味自然と言えます。

　「お金」を考えれば判ることですが、食べられるわけでもない、ただの紙、金属が共通で使える、と言う約束の下に成り立っている「お金」と言うシステムがここまで重要性を持っていることから、考えても、

　みんなが重要だ、と思うことは重要だ、と言うことです。

　それが社会性ってことかもね。

　と、なると「相手の欠点を見つけることが、優位性を示す」と言う意味で価値を感じる人が出てきます。

　アドバイスの為じゃなくてだね。

　そうです、明らかに目的が、技術の伝授とは思えない人がいますね。

　本人は気付かなくても、怒ってばっかりの人の評価は多くの場合、周りの人には、ストレス解消か欲求不満で怒っている、って思われていますよね。

　そうだね、八つ当たりのクセに、みんなのため、お前のため、なんてウソを言うから余計人間としてはバカにされていたり嫌われているよね。自分でも気付いてるから余計にそんなウソを言うんだよな。

　本人も、うっすら判っていても、やめられない、と言うことは、本能的な行動ってことです、それほど人間社会に根付いた問題とも言えますね。

　そうか、だからパワハラは犯罪なのか。本能だからエスカレートしやすい。

　でも、逆に言えば、ガマンしろ、ではガマンできない、と言うことなので深刻な問題とも言えます。

　じゃあ、欠点を探したり、人を評価することは大切で必要だけど、元の目的と関係ない理由で使われている、と言うことか。

欠点を欠点と思う心

　そう思うと、人の欠点をみた時、気づいた時に、それを伝えるのは自分の心を埋める為なのか、それとも相手の為なのか、と言う考え方が出来るかな。

　そうですね、そういう考え方は良いでしょう。

　そして、人の欠点を見つけること、それを伝えることは「改善」と言う目的もあります。

　使い方を間違えなければ有益なこと、と言うことを忘れてはいけません。目的を達成する為に必要な方法を考えるべきですね。例えば、言い方やタイミングですね。

　でも、よく考えると、相手に欠点があるのか、自分が人の欠点を無理に探しているのか、って思うね。

　そうですね、相手に伝える前に、何のためにそれを相手に伝えるのか、を考えると良いかもしれませんね。

　でもさ、正直な所、威張る為に相手に欠点を伝えることって、実際には良くあることだと思うのよ。

　それを自覚するのは良いことですね、それを受け入れるのは大切なことです。

　そして、自分は何が不安で、何が不満で、こんな形でストレスを解消したいと思う状態なのだろう？って考えると一歩進んだと言えるでしょう。

　事実を受け入れないと話が進まないね。でも自分の不満のもと、って何だろう？

　それは、まさに人それぞれですよ。

　自分がやりたいことが出来ていない、そもそも何がやりたいのか判らない。

　自分が頑張ったら出来ること、頑張っても出来ないことが判らない、だから自分が頑張れているのかどうかも判らない。

　自分がすごくやりたいことだったけど、なぜか頑張れなかった、どうして良いか判らない。

　そんな、自分の中の判らないを、研究する為の技術が占い、と言えます。

　確かに自分の星座をいくつも見比べると、矛盾だらけだよね、それをひとつの人間性として単純に考えないで、組み合わせとして理解する必要はあるね。向いてなかったんじゃなくて、向いていたけど、この要素をコントロールできなかった、とか。

　そうですね、ダメなんじゃなくて、長所を表現できなかっただけ、と言うのは良くあることですからね。自分の星座の組み合わせは知っておきたいですね。

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