かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

神官(法王) 神の伝達者 おうし座のカード

f:id:KAERUSAN:20170503155913j:plain

 

 

「神官」

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードの「神官(法王)」のお話です、ホロスコープで性格を分析するためにも役に立つお話ですのでぜひごらん下さい。

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain 「神官」なの「法王」なの、ずいぶん違うよ。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そうですね、タロットカードの種類にもよるのですが、かえるさんの使っているタロットカードでは「神官」です、それに「法王」だとローマカトリックや、仏教の如来のイメージなど、特定の宗教が浮かぶので適した名前ではない、という考えもあります。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain じゃあ「神官」ってどういうこと?おうし座の人は、楽しく素直なイメージで「神官」ってイメージじゃないんだけど。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain その素直さが「神官」なんです、要するに、感じたことをそのまま伝えたいんです。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain ああ、なるほど、感じたことを伝えるから「神官」か、おうし座の人は確かに美味しければ、そりゃ美味しそうに食べるもんな。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185004g:plain かえるさんなんて、美味しそうに食べるね、なんて言われたことありませんもの、むしろ「どうしたの?まずい?」って聞かれたことあります。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain じゃあ、芸術家に向いている人が多いのもそこか、素晴しいと思ったら伝えたい。

 

f:id:KAERUSAN:20170310182707g:plain そうです、感覚が優先されるので、美味しいものや、ゼイタクを好みますが、損得とかじゃなくて、感じたことは伝えたいんです。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain けっこう自分の作品って自分で勝手にダメじゃないか、とか思ったりするでしょ、そういうのは無いの?

 

f:id:KAERUSAN:20170310181551g:plain おうし座100%の人はいません、その人の他の星座がそう思わせる可能性はありますが、おうし座は「生命の樹」では、叡智(えいち)と慈悲をつなぐ位置に存在するカードです。

 

f:id:KAERUSAN:20180724113216g:plain 叡智は人の認識より上に存在する概念で、そこと慈悲は木星的な、自己肯定を意味しますから、余計なジャマなしに、素晴しさを感じることが出来るのです。

 

*生命の樹 タロットを行う人の必須の図形、星座とカードの関係が記されていて、占い師が自分の全ての鑑定と人生の中で、全ての出来事をその図形にファイリングしていくことで資料として向上していく図形。西洋占星術師にも有益であるが、一般の方は気にしなくていいです。

f:id:KAERUSAN:20180806185642j:plain

生命の樹

 

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain ちょっと専門的だけど、要するに、感じたことをそのまま伝えられるんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain だから、神の言葉をそのまま伝える「神官」なのです。

 

じゃあ、その神って?

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain その神って言うのは、いわゆる神様なの?良く判らないけど。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain 一神教の神様と、西洋占星術や神話の神様は全く違います、一神教の神様は世界の創造主ですから、ごくカンタンに言えば「物理法則」の擬人化と言えるでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain 神話の神様は、人のさまざまな、直感、感情、感覚、思考などに、神様を配分したもの、と言ってよいでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain ですから、タロットの「神官」は、自分の感覚を伝える「神官」と言えます。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain 感じたことを、必要、不必要に関わらず伝えるのは、伝えること自体が目的なんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そう言っていいでしょう。逆に自分の感覚で感じていないことには、あまり興味が無い部分もあります。

 

「釘」

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain このカードの象徴は「釘」です。

 

f:id:KAERUSAN:20170310183241g:plain 「釘」?

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain 「釘」は、何に使うものですか?

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain モノをつなげるものかな。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そうですね、モノとモノをつなげます。ここも「神官」っぽいでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20170310180708g:plain 一緒に食べてる時「美味しいね」とか言って相手に同意を求めたりして、つなげるってことか、たしかにつながるね。いっそう美味しくなるよ。楽しいね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain でも、伝えることが、単なるワガママだったら?

 

f:id:KAERUSAN:20170310183241g:plain そんなこと言うなよ、ってなるね。そうしたら、つながらないじゃん。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そこが「釘」なんです、上手く使わないと、打ちつけた場所を傷つけるだけです。そして、つながりもしませんね。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185004g:plain おうし座の伝えたい、は自分の感覚を伝えたいだけですから、相手の気持ち自体はあまり関係ありません、ですから賛同者以外とはつながりにくいのです。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain その場合、ワガママに見えるのか。そんな所も宗教の神の言葉を伝える「神官」と一致するね。他の宗教は認めなかったり。自分の言うことを聞かなかったら異端扱いしたり。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185004g:plain そこは、やっぱり感覚なんですよ。だから、板と板をまったく別の「釘」でつなぐイメージと一致します。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain でも、おうし座って明るいイメージ強いよ。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そこは「釘」を打つ時に、気を付けることは出来ますでしょ、やっぱり「神官」は、木星的(慈悲)な要素とつながっています。これは、普通の西洋占星術からは出てきにくいデータです、やはり深めるには「生命の樹」やタロットカードの知識は不可欠なんです。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain そして、逆に言うと、おうし座的な純粋な感覚を上手に伝えるには、木星的(慈悲)な気づかいが必要だ、とも言えます。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain それが無いとワガママになるのか、なるほど。

 

「神官」の意味

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain ですから、このカードのキーワードは、伝える、教える、自己満足、アドバイス、行き詰まり、孤立、慈悲なんて言葉が出てきます。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain ま、キーワードは、どの本を見ても大体同じですが、占い師は意味の出てくる理由、根源を知らなければ、カードを理解しているとは言えません。

 

f:id:KAERUSAN:20170310215701g:plain そうか、ただ、ワガママって言ってもイロイロあるもんね、ワガママ言うな!って怒ってる人が一番ワガママなこともあるし。

 

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain 言葉って便利だから忘れがちですが、単語の意味、中身までお互いに一致してることは少ないですからね。

 

f:id:KAERUSAN:20170508152157j:plain

f:id:KAERUSAN:20170310185136g:plain カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ、おうし座の他のページもごらん下さい~☆