こんにちは、かえるさんです。今回は天秤座のお仕事を天秤座と対応したタロット「調整(正義)」のヘブライレター「ラメド:鞭」を通して考えます。
ヘブライレターはタロットカードの大アルカナ1枚ごとに1文字づつ当てられたヘブライ文字だね。
「鞭」ってちょっと、
正確には「牛突き棒」です。
どう聞いても強制的だよね。
天秤座は「言葉」が全ての中心ですから直接的なんですよね。
今回はそんな天秤座のお仕事のお話です。
天秤座のお仕事
天秤座は、論理的、言語的な頭の良い感じの仕事が合ってるよね。
そうですね、しかし、そう言う考え方のパターンを持っているとはいえ、何も訓練をしなければ弁護士や法律家にはなれませんよね。
良く言う「適職」とは言え、考え方の方法が合っているだけですからね。
他にはどんな仕事がいいの?
イロイロな仕事に使えますよ、上手く行かない時、なぜ上手く行かないのか、を考えて「言葉」にして、対策も「言葉」にするので行動に移しやすいし、伝えるのも簡単ですね。
じゃあ、どんな仕事にもいいんじゃない。
頭を使う「論理、計算」的な仕事にはだいたい対応できますね。
天秤座があれば、みんな頭がいいの?
そんな訳ないじゃないですか、ぜんぜん訓練がなければ口が上手い程度の人もいるでしょうね。
言い訳ばかり上手くなって実力が付かない人もいます。
でも、学習努力が実りやすい星座であることは確かですよ。
「ラメド:鞭」
生命の樹
天秤座「ラメド:鞭」は「5」と「6」の間の赤い線の部分です。
「5」は活力やぶつかり合い、すぐにハッキリさせたい、などのポイント「火星」、「6」は理想や目標のポイント「太陽」だね。
星占いの星座は「太陽」が入っている星座のことだよね。その人の理想が表れるから影響が大きい。
そうですね。その「理想」と激しさの「火星」をつなげているのが「天秤座」なわけですね。
「天秤座」の支配星は楽しみとか恋愛の「金星」でしょ、なんか激しいんだか、ロマンチックなんだか、よく判らないな。
激しさもロマンチックさも楽しみですよ、正反対だと思うのはかまいませんけど。
そうか、一般常識と必ずしも一致しないのか。
そうですね、一般では「好き」と「嫌い」は大違いですが、占いでは、似たようなもので単に過剰反応とも言えますからね。
「言葉」と言う面で考えれば、ロマンチックな詩のような言葉もあれば、相手を言い負かす言葉も「言葉」ですし、どちらも楽しみの面もあります。
どっちも天秤座らしいな。
そして天秤座は「三区分」の「活動宮」ですから、どんどん話が前に進むことを好みます、それを言葉で実行しようとすれば、イメージ出来ますでしょ。
なるほど、だから激しい「火星」、楽しみの「金星」の両方なのか、そしてそれが理想の「太陽」につながっているから、理想に向かって行きたいわけだ。なんか「言葉」の牡羊座って感じだな。
そうです、その感じが、他の人と速度的な差を生んだ時「ラメド:鞭」になるわけです。
どんどん先に急かしているみたいになっちゃうのか。
あと自分の意志を「言葉」と言う形に出来るので無視できなくなってしまう、と言う側面もあります。自分のことも急かしていると言えます。
あー、なるほど、どうすればいいか、すぐに判ってしまうゆえの「ラメド:鞭」か。判らなければ動かないし相手に言うことも出来ないけど、判っていて言葉に出来れば抑えるのは難しい。
「太陽」とつながっていますから理想がハッキリしていることも重要ポイントです。そこと、ハッキリ、速度を求める「火星」がつながっている訳ですから、考えきって答えを出す、と言う訓練が自然に出来るのが素晴しい点です。
「ラメド:鞭」
「ラメド:鞭」のお仕事
でも、何をすればいいか、をすぐに見つけて、具体的にどうすればいいか、が判るって、すごくいいよね。
いいですね、有能な方が多いですよ。
逆に言うと、状況を理解して、問題を具体化して、解決方法を見つける、って言うのが有能ってことだ。
そう言えますよね。
人に指示する仕事がいいのかな。
それに関しては、それぞれですね。
そうなの?
ここからは注意点になります。
「ラメド:鞭」のお仕事、注意点
指示される人に、自分と同じ水準を求める場合、上手く行きにくいです。
天秤座の人は自分の論理的思考、判断力が当たり前だからか。
言われた方は、何を言われているか良く判らなかったりするわけですよ。
それを受け入れないとダメなんだ。
そうですね、天秤座は「言語化」された情報を理解出来ないということが理解出来ないんですよね。せっかちな場合、わからないフリに見えます。
自分が「ラメド:鞭」を持っている、と言う自覚が必要だね。
言葉って意外と不便なツールで、ちょっとした単語のイメージが違っていたり、誤解も多いし、論理的に複雑になると理解出来ない人もいますからね。
天秤座は得意なだけなんだ。
論理的に正しく、文法が間違っていなければ伝わると思い込んでいますからね。しかし「天秤座」は言葉の裏や行間を読む、と言う能力になると意外と理解は低いこともご注意です。
でも、有能なのは確かだから、相手をよく見て使えれば素晴しい能力だね。
全くその通りです。
生命の樹は、周囲のつながりで、イメージを膨らませて、限定していくことで意味を感じ取っていくんだね。
そうです「何座だから、何」と言うような単純な1対1対応で考えると、星座、惑星、マイナー惑星、ハウス、アスペクト、サビアン、格式などいくらデータを並べても生きた有益なデータにはなりません、あくまでも現実と調和した意味を取り出す技術を鍛えることがホロスコープやタロットカードを読み取るためには必要なのです。
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