こんにちは、かえるさんです、今回は「エース」を考える、と言うお話です。
タロットのエースは「源」とか「種」とか言うけど、結局、判りにくいよね。
そうですね、「種」というまだ発芽していないけども、発芽の可能性があり、上手く成長させれば花や実を付けるということです。
でも、ダメになっちゃうこともあるのか、でもそれは他のカードでもそうでしょ?
「エース」は「大アルカナ」と同様の影響力です、「無意識」の一番奥、自分がやりたいと思っている、もしくは思っていた、けど、押しやられていることなどが影響した「やりたいこと」の影響を受けた力です。
それは大きな力です。「壊れやすい」という意味では「プリンセス(王女)」はそう言って良いでしょう。
「ウェイト版」だと「ペイジ(従者)」だね。
「プリンセス」はどうして壊れやすいの?
壊れやすい、という所より、「現実的結果」から「湧き上がってきたばかりの思い」ということが重要です。
別に弱いかどうか判らないけど、生まれたばかりの思い付きだから、弱いことも大いにあり得る、ってことか。
何で思い付きだと弱いことがあるの?
実際に起こったことが引き金で「プリンセス」が発生したわけですが、それは自分の「無意識」「ホロスコープ」と一致していなければ、非常に挫折しやすいわけです。
なるほど、「プリンセス」って実際だとどんな感じなの?
比較的可能性が低い例だと子供がテレビで野球を観て、プロ野球選手に憧れる感じです。
なるほど、とりあえずその時はそう思った、って感じか。
もちろん、しっかり育つ「プリンセス」もいます。
なるほど「無意識」に一致するかどうかが重要なんだね。
では今回は「エース」を考える、というお話です。
「プリンセス」の成長した姿「エース」
今回は「エース」の話だけど「プリンセス」の話ばかりだね。
結局、「プリンセス」が成長していくことで「エース」になるイメージなんです。
そうなの?
現実の中で「プリンセス」が生まれて、そのイメージが「無意識」に触れて「種」である「エース」になるのです。
あ、きっかけなんだ、大切なんだね。
そうです。「コートカード」は「行動」、「アセンダント」のイメージがありますから、まさに行動によって「きっかけ」を生むわけです。
そうか、自分では「無意識」は判りにくいから、現実の願望がきっかけになるのか。それが「プリンセス」なんだね。
そうです。その行動が「無意識」に固定すると「エース」になります。
「エース」のストーリー
「エース」と「プリンセス」は同じスートのストーリーは同じです。
へー、どんな感じなの?
「ワンド(棍棒)」は「蟹座」「獅子座」「乙女座」のイメージです。
「みんなとつながって」「特別になって」「完璧を目指す」感じかな。
「カップ(杯)」は「天秤座」「蠍座」「射手座」のイメージです。
「自分の理想を目指して」「人と繋がって人を思い通りに出来ないことを知って」「本当にやりたいことを探す」感じかな。
「ソード(剣)」は「山羊座」「水瓶座」「魚座」のイメージです。
「社会で頑張って」「さらに上を目指して自分の能力を使い切って」「現状を受け入れて癒される」って感じだね。新しいスタートのために能力を一気に高めたい感じだね。
「ディスク(円盤)」(ウェイトだと金貨)は「牡羊座」「牡牛座」「双子座」のイメージです。
「思い切り行動して」「やりたいことを見つけて達成して」「新しいことに向かって情報を集める」感じかな。
そうですね、そういうイメージに更に「プリンセス」のイメージも理解して、その続きであるイメージも持てると良いでしょう。
「プリンセス」も同じでしょ。
「コートカード」は情報が少ないので、トートタロットのファンは「易」も勉強している方が多いです。「トートの書」「777の書」でも「易」の重要性は語られています。「コートカード」には「易経」の「卦」が対応していますので、そちらのイメージを学ぶとより深いリーディングが可能になります。
なるほど。
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