かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

「愚者」タロットで知る「風」 十二星座の生まれる場所

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0「愚者」

  • 全ての源を表そうとすると「言葉」になる
  • 言葉は全てを伝えられる可能性があるが、ごくカンタンなことでも伝わらないこともある
  • ねじ曲げることも出来る、誤解もある、思いもよらぬ変化もある
  • 1度切り離して言葉にしたことは元に戻らない

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain こんにちは、かえるさんです。今回は「四要素」の「風」をタロットと生命の樹を通して考えます。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain 「愚者」のカードは、その人が、おバカさんって意味じゃなくて、判っていない人が「その場」に居る、それが多数派な場合も、少数派な場合もある、ってことだね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183312g:plain そういう意味もあります。例えば、挑戦者がいて、それに対する批判者がいる。挑戦者が成功した時は、批判者は、挑戦者や状況を理解出来ていなかったと言えます。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182049g:plain 批判する多数派が「愚者」なことも有りえるんだよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain しかし、批判者の批判も的外れだったとは言い切れない。見るべき部分もあったかもしれないよね。メリットが上回っただけのことで。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183027g:plain そうですね、同じことでも言い方を変えると双方が「愚者」とも言えます。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182931g:plain え!何で?

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain では今回はそのお話からしましょう。

 

 

「愚者」を考える

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 少数の挑戦者と多数の批判派がいて、挑戦者が成功したとしても、それは永遠のことではありません。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain そりゃ、そうだけどさ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain 「成功者」に姿を変えた「挑戦者」もいつ「愚者」になるか判りません。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain まあね。そりゃ、そうだけどさ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain 何故そんなことが起こるかと言えば「成功者」が「愚者」では無い、と言う考え方だからです。

 

f:id:KAERUSAN:20180130170208g:plain 「挑戦者」が「成功者」になった理由が必ずしも「挑戦者」が主張した理由とは言い切れないし、「批判者」達の意見も、これから姿を現すかもしれません。

 

f:id:KAERUSAN:20180212220702g:plain それを言ったらキリが無いんじゃない?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183312g:plain そうかもしれません、しかし間違っていますか?大きな成果を上げたものを「成功者」と決め付けようとする態度が生んだひずみとは言えませんか?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain うむー。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183027g:plain 責めるつもりは無いのです、ただ、「挑戦者」も「批判者」も「成功者」も、どちらにしろ「見えているものしか見えていない」と言う事実を思い起こせれば良いのです。

 

f:id:KAERUSAN:20180130162002g:plain いかなる時も「愚者」と言う呼び名から逃れることは出来ない、と言うことか。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain そうです、それは、自らを「愚者」である、と思える余裕を持て、と言う意味でもあります。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183312g:plain では、何が見えているのか?を考えることが、このカードの生命の樹での位置を物語ります。次はそのお話を致しましょう。

 

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「愚者」の生命の樹の位置

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f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain 「愚者」は「1」と「2」の間の赤線の部分です。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182931g:plain すごい高い位置だね!

 

f:id:KAERUSAN:20180129183027g:plain 「1」は理解出来ないほど根源的な部分、イメージを言葉にすると「種子」ですね。

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain で「愚者」を通過して「2」にいたる、「2」は惑星に対応せず「十二星座」と対応しています。

 

f:id:KAERUSAN:20180130170208g:plain そして「2」は、全ての「棍棒」のカードとも対応しています。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182931g:plain アレもコレもで、難しいな、「棍棒」は「火」のスモールカードだね。「2」は直感の「火」と強く対応しているんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain そうです、ここが大切で、「直感」のような形の定まらないもの、しかし「直感」が生まれる為には、それに必要な情報がある、と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183027g:plain それが「2」の「十二星座」です。分かれているけど、明確に偏ってない、しかし分かれているので「直感」が生まれています。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain そこから、モノの見方、偏り、である「各星座」に分かれていくのです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain 即ちそれが「見えているものしか、見えない」の「見えるもの」を限定します。人は認識出来るものしか見えませんから。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182931g:plain それが星座なんだ!

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain そうです。何も無いに等しい「1」から、12に分割され、まとまった「2」になる過程、それが「愚者」ですから、

 

f:id:KAERUSAN:20180129182931g:plain 1つのものが12個に分割される過程だ!

 

f:id:KAERUSAN:20180129183027g:plain そうです、だから、何も判らないのです「愚者」なのです。そしてそれは「言葉」、即ち「風」で表されます。

 

「言葉」

 

f:id:KAERUSAN:20180130170208g:plain 今までの話は「言葉」の特性も説明しています。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181946g:plain と、言うと?

 

f:id:KAERUSAN:20180129120030g:plain 言葉には「愚者」の側面が必ずあるということです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain ???

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain もやもやしたものを「言葉」と言う形にするには、視野を限定し、ある一方面しか説明できない、と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain え、でも「机」は「机」じゃん。完璧じゃん。

 

f:id:KAERUSAN:20180129120030g:plain 小さな「机」に座って、大きなイスに食器を置いて食事したら?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain え!?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain つ、つくえ、って定義なんだっけ?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain モノを乗せる台、読み書きや作業などをする台、なんて書いてあったりしますね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain じゃ、じゃあ、座ったらイスかな?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain じゃあ、その「机」の上で書類をまとめましょうかね。でもイスでしたっけ?

 

f:id:KAERUSAN:20180130165917g:plain もう!よく判らないよ!!

 

f:id:KAERUSAN:20180129183027g:plain 「言葉」にはお互いの了解も必要なんですよ。そして完璧な定義は不可能なんです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain だから憲法や法律でさえ、判例や運用実績が大切で、解釈を変えることは良くない、と法律の学校でも教えています。解釈を変えることで運用を変えるのなら、法律は無いのと同じです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain 解釈を変えることはいくらでも出来るんだね。でも、法律みたいにキチンと書いてある文章でも出来るの?

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain 「言葉」の示す範囲を、設定しなおせば、かなり意味を捻じ曲げることはカンタンですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180217223307g:plain 言葉は自由すぎると役に立たない、それは共通した認識が必要だからなんだね。言葉についてそんなに考えたこと無かったわ。

 

f:id:KAERUSAN:20180130170208g:plain 言葉の欠点を認識して、誤解を前提にすることで、かえってスムーズなコミュニケーションが可能になります。

 

f:id:KAERUSAN:20180130162002g:plain どうして?

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain 誤解されると怒る人は多いでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain 納得した。怒る前に定義が違うってことを考えるんだ。

 

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