ⅩⅨ「月」
- 寂しがり屋
- 癒そうとする働きがある
- ロマンチック、思考の世界の住人
こんにちは、かえるさんです。今回は魚座の恋愛をタロットから考えて行こうと思います。
この魚座のカードが「月」って紛らわしいよねぇ、魚座の支配星は「海王星」だし、惑星(西洋占星術では「月」を惑星と言います)の「月」は、蟹座の支配星だし。
そうですよね、でもタロットの「月」は「魚座」のカードです。とにかく、そう覚えてください。
魚座は双子座と違った優しさがあるよね。
そうですね、空気を読む双子座と、相手の気持ちを感じる魚座は同じ優しさでも違いますね。
気持ちを感じる?
相手の気持ちが判る、と言うより「感じる」んです。考えなくても自然に判る、と言う感じですね。
不思議な感じだね。
今回はそんな魚座のお話です。
魚座の不思議な所
魚座の不思議感は何なのかしら?
魚座は相手を見て考えて気持ちを予想する訳じゃないので、相手の気持ちが判っている、と言う自覚が薄いので、反射的に優しい、相手を癒す行動を取る人が多いのです。
自分で判っていない、ってすごいね。
魚座は大げさに言うと、自分だか相手だか良く判らない感じなんです。
だから、魚座の人は相手の気持ちを体験出来るので、気持ちに対応した行動を取ることが出来る人が多いのです。もちろん魚座100%の人はいませんから、何となく判るけど、自分の他の星座の方が自覚しやすく、魚座的でない感じになる人も居ますね。
そういう場合どういう感じになるの?
星座の組み合わせにもよりますが、日ごろ怒りっぽいけど天然、なんて感じになる人も居ますね。
なんじゃそりゃ。
魚座は人の気持ちにビンカンなので、影響を受けすぎて悪影響が出ることもあります。気にしない、などは不可能に近いです。
本当に自然に人の気持ちを感じるんだね。怒りっぽい人とかと一緒に居ない方が良いの?
星座の組み合わせで違いますね、暗い重苦しい人が良くない場合もありますし。
そういう場合はどうなっちゃうの?
相手の辛い気持ちを体感してしまうので魚座の人が体調を崩す場合もあります。
すごいな…。
無関係な人が怒られていても、怒られている人の気持ちになって悲しくなったり辛くなったりすることもあります。
ふーむ、そこは牡牛座と似てるかな。
牡牛座は怒られている人の気持ちは別に感じませんが、自分がイヤなんです。ただ発言としては「かわいそうだからやめなさい」って言います。
たしかに「うるさいから、あっちで怒れ!」って言ったら良く無いもんな。
影響を受けやすい、と言う意味では同じですね。
なんか牡牛座ヒドイ感じも…。
そんなこと無いですよ、誰でも近くで人が怒られてたらうっとおしいでしょ。でもそんな誰にでも有る感覚が牡牛座は特に強いんです。
なるほど。イヤなヤツが怒られていて面白い時もあるけどね。
「月」の生命の樹の位置
「月」のカードは「7」と「10」に対応します。
「7」は楽しみと恋愛の「金星」に対応し「10」は惑星に対応していません、カンタンに言えば「現実」です。
「3」「5」「7」は「峻厳(しゅんげん)の柱」、「2」「4」「7」は「慈悲(じひ)の柱」だよね、魚座はやっぱり「慈悲の柱」にくっついているね。
そうですね、カンタンに言うと「峻厳の柱」は、目的に向かう。「慈悲の柱」は、方向付ければ目標に向かう、または目標に向かわない、と分けられます。
なるほど。
でも「魚座」が現実にくっついているのは意外だな。
想像の世界と、現実の世界の間に何があるか、それが魚座、「月」のカードなんです。
何度も経験していても自覚の薄い、起きている時から寝る瞬間。
確かに覚えて無いなぁ。
練習しないと、意識が先に飛んじゃいますよね。
そんな練習あるんだ。
ヨガですよヨガ、密教ヨガ。
あやしい!健康ヨガがいいよ!
話は逸れましたが、そういう不思議な境目の瞬間のような、真空空間のような感じですね。
過ぎてから気づくみたいな感じか。だからちょっと、ぼーっとしていると言うか天然っぽいんだな。
それと「7」の「金星」は、楽しみや趣味、目的と言うより、そのものを楽しむ、って感じだよね。そこから「現実」につながっていくイメージ、どうやってつかむのかな?
良い考え方です、その積み重ねがタロットの知識では大切です。
楽しみ、嬉しいイメージは、現実になった時、どう変わるか?を考えます。
んー。
思ったほどじゃ無いかな。
いいですね、そうです、この「月」のカードは魚座ですから、感情的なイメージを浮かべるのは良いことです、そうです、感情においては、想像より現実は目減りするのが普通ですね。
例えば「感覚」的だと、現実化の前は辛くて、現実化が喜びか。
その混ざったものが、人間の気持ちですね。
楽しい「金星」から現実化で、喜びのイメージが目減りしちゃう、とすると。
想像の世界で止まりません?
おーそうだ!、だから想像や妄想の世界に浸りやすいのか!!
そうなりやすいです「現実」に来ないってことですね。
なるほどね。
でも、相手の気持ちに対する行動であれば、気持ちから気持ちなので目減りが少ない、または目減りしません。
ほー。
それが魚座にとって、恋愛や人を癒すことなのです。
おーなるほど!
「月」の恋
恋愛って想像の世界かもね。
そういう面もあるでしょう、ただ、タロットの構成から考えれば、感情的な愛と感覚的な愛、両方が大切です。
そうか、杯の2は感情のカードで「愛」だし、「金星」のカード(女帝)は、牡牛座と天秤座の支配星で「愛」を表現したカードだね。
そのバランス感が、相性とも言えるかもしれませんね。
魚座にとってはやっぱり気持ちが特に大切ですね、相手の気持ちを満たしてあげたい、と言う気持ちも強いのが普通です。
魚座の優しさはそういう所から来るんだね。
そうですね、でも、魚座は優しすぎて勘違いされることも多いです。
あー、そういうのあるよね。
そして求められると弱い所もあります。
相手にこだわらないってこと?
他の星座に比べればそうですね、癒してあげることが大切なのと、寂しがり屋なので。
でも、だからこそ恋人が居る可能性が高いんです。それは有る意味モテる、と言うことです。
むずかしいねぇ。モテる、の意味か。
すごくこだわる人は、頭の中の理想にこだわっているんだから、付き合った後もその理想と比べますし。
こだわらなければ誘惑に弱いとも言える。
難しいものですよ。
難しいものだね。
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