こんにちは、かえるさんです。今回は「三区分」のお話、活動宮の星座、それらと対応する、タロットのスモールカードの「2」をとりあげます。
活動宮の星座と言うと、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座だね。まあ、なんとなく活動的な感じはするよ。
全ての星座はタロットカードに対応しています。「皇帝」「戦車」「調整(正義)」「悪魔」などや、スモールカードの「剣の2」や「棍棒の3」などです。活動宮の星座は全て「2」「3」「4」のスモールカードに対応しています。
へー、気付かなかったわ。
今回は「活動宮」をそんな視点でみていきます。カテゴリー「星占い」でもタロットのスモールカードを取り上げていますので是非あわせてごらん下さい。(カテゴリーリストはスマホでは画面下のほうになります)
生命の樹の位置を確認
タロットのスモールカードの数字はそのまま、生命の樹のセフィラ(複数形はセフィロト)の数字と対応しています。図にするとこうなります。
こうやって見ると上の方だね。
そうなんです、人間には自覚が大変難しい、とされる「至高の三角形」(1,2,3)とほぼ重なっているんですよ。
それは即ち、本能的な部分と言えますね。
もう理屈じゃないんだ、本能なんだね!だから活動的なんだ。
そうですね、状況とかそういうこと以上に、そうしたい!って言う気持ちですね。自然に背中を押される感じなんですね。そして押されていることも気付かない。当たり前すぎて意識しないような感じです。
なるほどね。
そう言えばタロットの「1」のスモールカードは、星座とは重なっていないんだね。
そうです「1」は、全ての種子であり、星座としての方向性、形が決まる前と考えて良いでしょう。
生命の樹の「2」のセフィラ(複数形はセフィロト)は、コクマー、智恵、と言う名前で「十二星座」と対応するんだよね、「惑星」じゃなくて「十二星座」なのが特徴だよね。
まず「十二星座」があって、その中に「惑星」が入って、考え方、価値観の方向性が決まる、ってことです。「十二星座」が先にあるイメージです。
なるほど「十二星座」と言うフィールドがあって、そこにポイントとなる「惑星」(占星術では、太陽、月、冥王星も惑星と言います。)が入って方向が決まる。ホロスコープをみるときに大切な考え方だね。
そうですね、そして、この「2」のカードには四要素「火」「水」「風」「地」の要素の一番純粋な形が出ます。セフィラ(複数形はセフィロト)の「2」は「十二星座」と言うだけあって、星座のベースになるものが表れます。
そういう考え方で「2」のカードをみてみましょう。
タロットカードの4枚の「2」各要素の本質
じゃあ「火」は、棍棒の2「支配」だね。牡羊座のカードだ。
そうですね、やっぱり、勝つか、負けるか、と言うような早期決着を望む姿勢が表れていますよね。それは、やはり直接的な物事の解決、生き方、を表していると言えるでしょう。
たしかに。
じゃあ蟹座の「水」は、杯の2「愛」だね!「愛」が本質!ってなんかステキじゃん~☆
そうですね「感情」である「水」の本質、求めるもの、とも言えます。
言いかえれば「愛」のために裏切ったり、相手を束縛したり、不満を持ったり、争ったり、と言うことも忘れてはいけません。
あー、ステキ~☆。だけではすまないか。現実だもんね。
そして「愛」という言葉は人によって意味が違うもので、うがった言い方をすれば自分の都合の良いもの、欲しいものを「愛」と言っているとも言えます。
うーむ、それは悪いことなの?
全く悪くないと思います、ただ手に入れようとする手法は気になりますよね。
善悪はそこで分かれるのか、たしかに。
天秤座の「風」は剣の2「平和」だね!
言葉は「平和」を作るためにある。
もちろんその「平和」は、先ほどの「愛」と同じで、自分の思う「平和」ですからね。
あ、そうか、どうしても言葉の表面に騙されちゃうな。
「平和」と言う素晴しい理想の為だから、と思うと度を越しやすいですよね。
あ、それがいつも言う、あなたの為だから!って言いすぎちゃったりすることか。
山羊座は「地」の円盤(金貨)の2「変化」!でも、完全な安定の為の「変化」、即ち、安定、確たるもの、と言う意味で、物質も意味するんだよね。
全くその通りです。「地」が欲しいものは、確たる安心、目に見える結果です。物欲や貯め込みたい、と言う欲求は確たる安心を作る、ものですよね。
この基本を抑えると、各要素を考える時に考えやすいな。
そうですよね、大切なのは、似たようなものほど、違いをしっかりつかむことです。
そして、これらの価値観を本能的に強く感じるので、行動を起こしやすい、と言うことで、活動宮に当てはまるわけですね。
純粋で強力な力を受けるから、活動につながりやすい、と考えると判りやすいね。
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