こんにちは、かえるさんです。今回はパーソナルサインの乙女座とソーシャルサインの天秤座のお話です。
牡羊座で始まって「魂」だけの状態から始まって牡牛座で「体」を手に入れて、双子座で他の体と「コミュニケーション」を始め、蟹座で「仲間」を作り、獅子座ではその仲間の中で「理想」を形にします、その中から「こうであって欲しい」から「納得」となって乙女座につながっていきます。それは「考える」と言う形で結実します。
いよいよ、天秤座で社会的星座、ソーシャルサインに入っていくんだね。
そうですね、個人的星座、パーソナルサインの最後の星座、乙女座で「考える」を手に入れて個人が完成したため、生まれるのが「社会」と言えるでしょう。
牡羊座、牡牛座で自分が生まれて、双子座、蟹座で、他者と関わる喜びを知って、獅子座で理想を求め、乙女座で、対象に理想を感じたり求めたりするのかな。それが「考える」になっていく。
そして、そこから天秤座につながっていきます。今回はそんな乙女座と天秤座のお話です。
乙女座と天秤座
獅子座は「理想」を強く意識して、乙女座では対象にも「理想」を求めるようになるってことだね。
そうです、その作用から乙女座は「批判」を手に入れます。
より良いものを求めるから、これじゃダメ。こうなっちゃっているから良くない、って感じか。
乙女座はそういう批判的な人もいるけど、穏やかな人も多いよね。
「批判」「批評」はあるんです、それが人間に出るか、モノに出るかで印象は全く変わります。
人に出ると気難しい人と思われ、モノ、例えば絵を描いたり、モノを作ったりする仕事や趣味などがあれば、人を「批判」する必要はあまりなくなりますね。
そりゃ、大違いだな。だから乙女座の人は印象がまちまちなのか。
それを言えば他の星座もそうですけどね。
そうして「考える」中から「みんなにとっての理想」とは何か?と言う発想が生まれます。
おー!ここで天秤座になるのか。
でも今までの流れだけでも、さまざまな価値観があるよね、みんなの理想ってなんだろう?
日常生活で言えば「こうした方がいいじゃん」と言うようなこと、社会レベルで言えば「犯罪が無い平穏さ」、世界、歴史レベルなら「平和」の実現では無いでしょうか。
牡羊座は自分を確かめたいから、勝ちたい、牡牛座は気持ち良くなりたいから、良いものが欲しい、贅沢したい、双子座は人と繋がりたい、蟹座は集団になりたい、
獅子座は、自分を讃える存在を欲しがり、乙女座はカンペキを求める。
突き詰めていけば、違いは、争いの火種となりえるわけです。
人とつながったり、仲間が欲しいのは大丈夫じゃない?
集団と言うものは、個人の気持ちを離れ何をするか判らないとも言えます。
例えば、善意から出発したつもりでも、宗教は争いと言う結果を招くこともあるものです。
宗教戦争か。
そして国防のために作られた軍隊は、戦争を起こそうとすることもしばしばありますね。
自己を正当化する意味では個人より集団の方が危険と言えます。
そうなると「法律」が必要ってことだね。
そうです、決まりごとやルールを決めたがり、正しさを主張すると言う形で、天秤座らしさは発揮されることが多いでしょう。
「法律」は、違う人々に、均一に及ぶ力です。「自分」から完全に離れていることでより強力であると言えます。
なんで?
それは「私にとって」ではなくて「みんなにとって」素晴しいもの、と言う主張が出来るからです。
なるほど。
乙女座と天秤座、似ている所
自分から「離れている」と言うテーマですね。
乙女座で、対象を観察、研究する、を通して、興味の中心が、初めて「自分」からはなれたんだね。結果は「個人的」な範囲だけど。
その「離れた」からこそ、生まれる「平等、正義」が天秤座の主題になっていきます。
ただ「正義」と言う名前はあまりに主観的過ぎるので、タロットカードでは天秤座の「正義」を「調整」と呼ぶタロットカードもあります。
その「離れている」と言う点で乙女座と天秤座は強くつながっているんだね。
そうですね。
乙女座と天秤座の似ていない所
ここは、判りやすいですね、乙女座は、価値観が個人にカテゴリーされていて、天秤座は、価値観が社会にカテゴライズされている所ですね。
まさに、パーソナルサインとソーシャルサインのつなぎ目なんだね。
違いは、乙女座が「四要素」で感覚の「地」、天秤座が、論理、言語の「風」の星座であることからも、乙女座は職人的な、手触り、の様な感覚的な分析を行い、天秤座は、言葉による規定を行っていきます。
手作業的な乙女座と、論理的な天秤座だね。
ここで、自分の持つ技術の使い方の特性が決まってきます。
あー!だから自分の価値観を使うと自然にそうなるから、個人的なパーソナルサインの最後の星座、乙女座は、自分の満足、納得を求め、社会的なソーシャルサインの天秤座は、論理、法、決まりごとを人々に適用することを求めるのか。
こういう星座の根本的な違いを知ると、占いで人を鑑定したり判断する時に役に立つのか。行動原理を理解しやすい。
そういうことです。
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