こんにちは、かえるさんです、今回は「格式(かくしき)」って何だろう?です。
なんか聞いたことあるな、何だっけ?
「惑星さん」がどの「星座村」にいる時に、どんな状態か?という話です。
なるほど、住みやすい星座村があるんだね。
どういう所が住みやすくて、どういう所が住みにくいの?
では、そういうお話をしていきます。
「格式(かくしき)」
「格式」は「惑星さん」が、どの「星座村」に住むと住みやすいか?が判るんだね。
一般的にはそう言われていますが、「良い」「悪い」という単純な判断はあまり意味がありません。
どういうこと?
「格式」は4種類あります。「盛」「敗」「興」「衰」です。
どう聞いても「盛」「興」が良くって「敗」「衰」がダメでしょ。
そう聞こえますよね、では「良い」「悪い」というのは「結果」そのものだと言えますでしょうか。
例えば「太陽さん」は「しし座村」だと「盛」で、「みずがめ座村」だと「敗」です。
そうなると、星占いで「しし座」の人は絶対「良い」ということになるのか、「みずがめ座」の人だって上手く行っている人もいっぱいいるし、「しし座」の人だって上手く行っていない人もいるでしょうね。
だいたいどんな成功者だって、浮き沈みもあるんですよ、「良い」「悪い」なんていう指標は占いにそぐわないんですよ。
なるほど、確かに。
そして、辛い時や前に進めない時に内面は磨かれやすいですね。そういう経験がない人が「良い」と言える結果を維持することは出来るのか?という視点もあっても良いでしょう。
じゃあ、何のために「格式」はあるんだろう?
やっぱり、「吉凶占い」のために作られたと言って良いでしょう、しかし、このブログでは「格式」を通して星座村の性質を学んでいただければ良いと思っております。
「盛」
「盛(せい)」は一般的に「美点が目立ちやすい」と言いますが、とてもそうは思えません。
なぜかと言えば、人が日々成長していく場合、色々な苦悩葛藤があって美点は輝くのではないでしょうか。
たしかに!最初から善悪や優劣が決まっているのはおかしいよね。
じゃあ、どういう意味なの?
性質が似ている、目標が判りやすく一致している、という程度です。
「敗」
「敗(はい)」って、とってもイヤな感じの名称だよね。
一般的には「欠点が目立ちやすい」と言いますが、そんなもの見る人の主観がほとんどですから、「敗」などと言う指標から「欠点が目立ちやすい」という結果を推測することは出来ません。
じゃあ、どういう意味なの?
「惑星さん」の求めるものと「星座村」のやり方の方向性が似ていない、という程度です。
え!?それはダメじゃない?
それを合うように考えることで成長出来るでしょ、そういう成長要素もある程度必要ですよ。
それに「惑星さん」の求めるものと「星座村」のやり方の方向性が一緒だからって容易に事が進むわけでも無いですし。
「興」
「興(こう)」はいい感じの名前だけど、どんな意味なの?
一般的には「長所が育ちやすい」とか言いますけど、こんなあるんだか無いんだか判らない指標は使えないですよね。
ですが、「惑星さん」の求めるものと「星座村」のやり方が一致しているわけではないけど、上手く組み合わせると大きな効果が期待できる、というイメージです。
とは言え、どんな組み合わせでも「使い方次第」ですので、「興」の場合、理屈的論理的に良さそうな組み合わせというイメージです。
「衰」
「衰(すい)」は、かなり悲しいイメージ名称だけど大丈夫なんだね。
「格式」で良いも悪いもない、ということです。良いかもしれないし、ダメかもしれないです。
「衰」は一般的には「短所が目立ちやすい」ということですが、そりゃ、そういうこともあるでしょうが、必ずしもそういうことになるわけではありません。
実際にはどうなの?
「衰」の場合、理屈的論理的に難しそうな組み合わせというイメージです。
例えば?
「太陽さん」が「てんびん座村」にいると「衰」です。理屈的には自分の意見を通したい、自分の理想を伝えたい「てんびん座村」の方針とみんなに認められたい「太陽さん」の方向性が「とっても良いのですが」達成が大変だ、という感じです。
あー、ダメなんじゃなくて、大変そう、要するに志や目的が高い、ってことか。
そうです、「吉凶占い」だと、簡単で楽なのがいい、って考えるから妙な指標が出て来るのです。
じゃあ、「衰」でも気にしないで良いのか。
全くそういうことです。
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