こんにちは、かえるさんです、今回は「倫理の三角形のお話 たのしい占星術 生命の樹」と言うお話です。
「倫理の三角形」は「4 ケセド 慈悲」「5 ゲブラー 剛毅」「6 ティファレト 美」の所だね。
そうです。「無意識」を構成する「至高の三角形」があって、「ダート(知識)」を通って、自覚できる形にして行って、そのイメージを「倫理の三角形」の最初の「木星」と対応した「4 ケセド」でしっかりと自覚して「方針」が決定します。
そして「5 ゲブラー」で挑戦し生まれ変わり、「6 ティファレト」で目標に向かって行きます。
この目標は「太陽的」で、人に認められて自信を付ける、やりたいことに向いながら、安心も得るようなイメージです。
それで「倫理」なんだね、人に認められるためには「倫理」が必要だもんね。
では今回は「倫理の三角形のお話 たのしい占星術 生命の樹」というお話です。
倫理の三角形と至高の三角形
「至高の三角形」は上向きの三角形で、下の2つは下向きの三角形なんだね。
そうです、三角形は「ホロスコープ」のエレメントのマークとしても使われますが、上向きの三角形は能動的な「男性星座」であることを意味します。
逆に言うと下向きの三角形は受動的な「女性星座」を意味するんだね。
その意味で「至高の三角形」は自分の中にたまったデータを出力するイメージで、その下の「倫理の三角形」「霊的三角形」はそれを受け取って実行する機関と言えますね。
射出する側を「男性星座」と呼び、受け取る側を「女性星座」と呼んでいるわけで実際の性別とはあまり関係ないのですが、世界中の象徴を学ぶと、この表現が非常に良く使われているのが実際なわけです。
じゃあ、「倫理の三角形」は、「至高の三角形」を受け止めている、と言って良いんだね。
そうです、「至高の三角形」のイメージは、「無意識」的で自覚と一致しないことで、結局、自分の願望に自分を引っ張って行こうとする力です。
自分の想いとズレているから願望に向かえるの?
社会の要請、要求に従うことで能力を高めようとする星座が強すぎたりすると、自分の気持ちが判らなくなってしまいますからね。
ただ、社会の中で生きて行くためには「他者に認められたい欲求」はあった方が都合が良い部分もあります。
そりゃそうだよね。
要するに、人間は両方あってその場その場でバランスを取って判断する、と言うシステムになっているのですが、そうでないとバランスが取れないとも言えるのですが、教育や自己判断力の不足により不安定さや極端に偏ってしまう問題点もあります。
なるほど。
倫理の三角形
「至高の三角形」の「無意識」が、そのまま「倫理の三角形」に居りてくればいいと思うのに、何で「ダート(知識)」があって、社会に合わせた欲求に加工されてしまうの?
人は多くの場合「社会」の中で生きていますから、「社会」から外れない範囲で目標を作り、実力、能力を向上させて、達成後に不満を感じ、さらに上を目指す形になる方が現実的なんですよね。
なるほど、最初から自分の願望に向かって全然ダメだとかえって方向が判らなくなってしまうのか。
そうです、その意味で「ある程度出来そうな目標」を作る、というシステムは良く出来てると言えるでしょう。
じゃあ、何で、やりたいことをやりたいけど結局悩んでやめちゃう人がたくさんいるの?
人間のホロスコープは基本的に多岐にわたった能力を身に付けて統合することで、独自、特別な能力を身に付けようとしますが、資本主義社会では、人を専業化させようとしますからね、作業効率としては良いことなのですが一人の人間としては合わない人も出てくるのです。
そういう中で人は「太陽」を強く意識して生きています、ホロスコープを見ればそれは判りますよね、その「太陽」を目指し、自分の能力をあげて、自信が付けば、自分の能力をフルに使えることをやりたいのが人間だということです。
そのために「倫理の三角形」があるんだね。
「4 ケセド」で、目標を決め「獅子座」と対応した「欲望(剛毅)」のパスを通って、「5 ゲブラー」で、生まれ変わって、「天秤座」と対応した「調整(正義)」のパスを通って、無意識とバランスを取り、言語化し、「太陽」と対応した「6 ティファレト」にたどり着く、この流れは正にコートカードの「王子」の成長の旅なのです。
なるほど「ウェイト版」だと「騎士」だね。
そういうことです。
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ他の「たのしい占星術 生命の樹」の記事もごらん下さい~☆
かえるさんの占いについてはカテゴリー「かえるさんの占い」または画面下の方をごらん下さい~☆