こんにちは、かえるさんです、今回は「יסוד イェソドのお話 たのしい占星術 生命の樹」と言うお話です。
今回は「月」と対応する「9 イェソド」「基盤」のお話だね。
そうですね、ホロスコープでも非常に重要なその人にとっての「当たり前」「問う必要のない前提」と言っても良いでしょう。
「月」はまさに自分の「基盤」「安心感」ですから、ここに向かって成長出来ないと充実感や自信などを感じにくくなります。
本当に「基盤」なんだね。
では今回は「יסוד イェソドのお話 たのしい占星術 生命の樹」というお話です。
基盤 イェソド
「イェソド」の理解が難しいのは、力強い「ケルビム」と対応しつつ、不安、敏感な「月」と対応していることです。
「ケルビム」は「不動宮の星座」「スフィンクス」のイメージの天使だから、かなり強いイメージがあるね。
「月」に住む動物、と言って思い出されるのが「うさぎ」「かえる」です。
「うさぎ」はおなじみで「かえる」は中国では「月」にいるイメージだね。
どちらもジャンプするけど飛ぶことは出来ない動物であることに注目です。
どういうこと?
飛ぶことに対する憧れ、星座で言うと「獅子座」に憧れる「蟹座」のようなイメージです。
なるほど、憧れに向かって頑張って努力することで成長する感じだね。
多くの書物などで「イェソド」の美徳は「独立」、悪徳が「怠惰」となっているのは、そういうことです。
でも、「イェソド」は「タロットの数札」の「9」でもあるから、「コートカード」の「騎士(ウェイト版では王)」の最終目的地でもあるよね。
「9」は「ט(テス:蛇)」でもあり、「Lust(欲望)」のヘブライレターでもあります。「9」は「獅子の強くなった姿」でもあり「獅子を目指すうさぎ、かえる」でもあるのです。
どっちなの?
より強くなることで、新しいスタートに立てます、新しいスタートを切る時は常に「うさぎ」「かえる」ですが「獅子」を求めることでレベルが上がっていきます。この繰り返しによって、「使命」にたどり着いた者は「全体」と一体化出来るので「永遠の命を得る」のです。
しかし、人はひとつの「セフィラ」に留まることは難しいのです、「イェソド」からは「宇宙」「世界」「土星的」な力によって、「10 マルクト」を目指すのです。
なるほど、遠くにいる時はゴールに見えても着いてみるとゴールじゃないんだね。
イェソドの働き
「月」の呼び方に「לבנה」「レヴァナ」という呼び方があります。
これには「レンガ」「彼女の息子」などの意味があります。
「レンガ」は、何かを形作りたくなる、そうしなければならないイメージを持たせます。
なるほど。
そしてその欲求は、自分のホロスコープの表現につながります、それは即ち「月」の息子である「王子(ウェイト版なら騎士)」を生み出します。
そういう風につながるのか。
この欲求の中から「ケルビム」が立ち上がって独立するか、巣立つことを拒否するか、で人生の選択は変わります。
「9 イェソド」には「獅子」のイメージもあるんだね。
そして「月」と対応した「女教皇」のヘブライレター「ג(ギメル)」は「גמל」と書きまして「73」の数値を持っています。
「73」の数値を持った言葉には「鎌」もあるので、「土星的収穫」の意味も発生し、「宇宙」「世界」などの大アルカナのイメージも「月」には含まれています。
なるほどねー。
「大アルカナ」の「ウェイト版の太陽」「マルセイユ版の太陽」にも「レンガ」が描かれていること、「塔」も「レンガ」で出来てることを深く研究することが非常に有益です。
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ他の「たのしい占星術 生命の樹」の記事もごらん下さい~☆
かえるさんの占いについてはカテゴリー「かえるさんの占い」または画面下の方をごらん下さい~☆