かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

セフィロト10 たのしい占星術 生命の樹

 

 こんにちは、かえるさんです、今回は「セフィロト10 たのしい占星術 生命の樹」と言うお話です。

 

 今回のセフィロトが「10」だから、これで終わりだね。

 

セフィロト1~6 たのしい占星術 生命の樹 - かえるさんの星占いらぼらとりー

 

セフィロト7~9 たのしい占星術 生命の樹 - かえるさんの星占いらぼらとりー

 

 

 そうですね「10」は「10 マルクト 王国」いわゆる「現実」とか「物質的」なイメージです。

 

 しかし、当然、全部「現実」です、要するに「誰から見ても判りやすい」イメージが「共有しやすい情報」と言うことで、「現実」という言い方をされますが、実は「精神」にとっては、結構どうでもいい後回しにされている場所です。

 

 現実、一番大切でしょ。

 

 「10 マルクト」は「トイレ」という言い方もされます、頭で理解してしまった以上やってみたくなるので、それが「やらないといけないこと」になって行きます。

 

 え、そうなの?

 

 結局「1 王冠 ケテル」要するに「冥王星」の星座、ハウス的な情報が積み重なり、それが「罪」となって、クリアしないといけない気持ちになります。

 

 そうなんだ、困っちゃうね。

 

 その代わり、特定のイメージに行動が集中していくことで、ホロスコープの方向が決まってきます。

 

 あ、だからホロスコープでも「冥王星」は大切なんだ。

 

 そういうことです。その意味で「10 マルクト」は、詰まった欲望を輩出するイメージです。確かに必要ですが、これにばかりこだわると精神的負担が大きくなりすぎます。

 

 でも、みんなそうでしょ?

 

 辛そうな人はそうかもしれないですね。

 

 では今回は「セフィロト10 たのしい占星術 生命の樹」というお話です。

 

 

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セフィロト10

 

 

 「マルクト」は「花嫁」とも呼ばれます。

 

 どうして?

 

 

 ちなみにこの図で「青い」方が「慈悲の柱」能動性のイメージで、「赤い」方がやらないといけないことの受動的なイメージで「峻厳の柱」と言います。

 

 この二本の柱の融合、「結婚」によって「花嫁」が発生するという訳です。「結婚」と言う象徴はこのイメージですから、役所に届け出る「結婚」も含みます。

 

 「慈悲の柱」はやりたいこと、のイメージ。「峻厳の柱」はやらないといけないことのイメージだね、それを融合するんだね。

 

 そうです、そのイメージが出来ると、「マルクト」で実現化して、スッキリして新しい目標に向かって行くイメージです。

 

 現実化は嬉しいけど、大変なイメージもあるよね。

 

 現実化って何で難しいの?

 

 自分の気持ちから離れて、他者と共有できる水準まで引き上げないといけません。

 

 他者も納得させないといけないの?

 

 その評価は「自分」にまかされますが、ある程度は「そうです」と言って良いでしょう。

 

 そして「マルクト」の特徴は「宇宙(世界)」のタロットカードを通過していることです。「3 ビナー」の欲求を満たしたイメージもあります。とはいえ、「マルクト」に来る時に「自分の欲求をすりつぶして、無理な選択をした場合」はかえって「3 ビナー」の要求が強化され、きついイメージになってしまう人もいるでしょう。

 

 どういうことなの?

 

 資本主義的に、お金のみを追いかけて結果を得た場合、自分の能力発揮より金銭的利得に走ると、結果が出ていると思うけど気持ちは苦しくなることも有ります。

 

 なるほど、「マルクト」はスッキリするためにあるのに、かえって重要視しすぎると苦しみの方が増えちゃうんだね。

 

 

新しい高い山

 

 

 そして「宇宙(世界)」のカードを通過する時に「王女(従者)」が生まれます。

 

 新しい方向性が無意識的に、又は意識的に生まれます。

 

 何が山なの?目標?

 

 「王女(従者)」のカードは「易」の卦では「八卦」の「艮(山)」が卦に含まれています。それは登るかどうかは別として魅力的な頂上の「山」が見えます。しかも「艮」は必ず後半である「上卦」になっています。

 

 目指したい感じだけど、遠そう。

 

 それで「王女(従者)」は未熟なイメージなのです。

 

 なるほど、目標に対して、未熟なのか。

 

 そしてここで生まれた「王女(従者)」が、育ち、新たな方針になると「王女(従者)」が「エース」になっていくのです。

 

 良かった良かった、やっぱり「マルクト」は重要だね。

 

 そうですね、でも「9 イェソド」で使命を見つけて満足することが出来れば、飽きることのない喜びと安心感を得ることも可能です。

 

 そうなんだ。

 

 「マルクト」は「宇宙(世界)」の「パス」のイメージですが、よく見て頂くと「永劫(審判)」「月(魚座と対応するカード)」も「マルクト」に流れ込んでいます。

 

 それは即ち、新たな憧れ、確信が生まれ、新しい旅に出ないではいられないイメージなのです。

 

 なるほど、「マルクト」はゴールじゃなくて新たな旅立ちのイメージなんだね。

 

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