こんにちは、かえるさんです、今回は「ケテル プリンセスとエース 木星と土星を考える たのしい占星術 生命の樹」と言うお話です。
今回もケテルなんだね。
そうですね、「セフィロト」の雰囲気をつかんでいただければ幸いです。
「ケテル 王冠」は一番上の「1」の所で「冥王星」と対応していて、「全ての大アルカナ」「4枚のエース」とも対応してるんだね。
そういうことです。まあ、なんとなく「生命の樹」ってこんな感じなんだなー、って感じで読んでいただければ幸いです。
では今回は「ケテル プリンセスとエース 木星と土星を考える たのしい占星術 生命の樹」というお話です。
王女とエース
「ケテル」を考える時に便利なのがタロットの「エース」と「王女(従者)」です。
どう便利なの?
生命の樹の一番上が「ケテル 王冠」で「最も無意識的」一番下が「マルクト 王国」で、いわゆる「他者と共有しやすい物質的なイメージ」の世界です。
生命の樹は「マルクト 王国」=現実、物質って書いてあることが多いよね。
まあ、全部現実なんですけど、そういう言い方は判りやすいですね。とりあえずそれで良いと思います。
「無意識」と「結果的な現実」って考えれば一番遠い感じだね。
一番下の「マルクト」はタロットの「王女(従者)」と対応しています。要するに「王女」は「結果」が出てそこから湧き上がる想いである、とも言えます。
「結果」は、達成出来た「結果」も、達成出来なかった「結果」も入るのかな。
入ります、「上手く行った、次はこうしよう!」も「あー、もうダメだ、向いて無いわ、もうやめよう」も「結果」です。
なるほど、そこから湧いてきて「次の方針」に影響を与えるのか。
え、「王女」は「エース」と何の関係があるの?
「マルクト」で湧き上がった「王女」は「エースの玉座」と言われています。そこに「エース」が固定した場合、新しい「ケテル」を構成します。
え、「マルクト」から「ケテル」が出来てるの?
そうですね、まあ、影響を与える、という言い方で良いでしょう。「無意識」に新たな要素が組み込まれます。
「ケテル」って何なの?
「生命の樹」は循環しています、要するに「ここが最初」と言うのはありません、しかし、人間は「最初」を知りたがりますから、まあ、自分で自覚出来ない「ケテル」が最初ってことになった感じです。
「無意識」って、自覚出来ないから「無意識」なんでしょ、何で「1」「2」
「3」みたいにランク付けできるの?
例えば「月」の「無意識」は自分にとっての当たり前、当たり前すぎて個性ではなく「人類の前提」みたいになっているのです。
思い込み、って感じだ。
「ケテル」は、人間個人としての意識より奥の「無意識」で、DNA的な習性や、自分と他者のような識別意識より、根本的な「考える」ための基礎情報という感じです。
もう、良く判らないけど本質的過ぎて訳判らん位の「無意識」なんだ。
まあ、そういうイメージで宜しいでしょう。
4枚のエース
「マルクト 王国」で発生した「王女(プリンセス)」は、しっかりとした目標になったら、「エース」になるのかな。
まあ、ダメだったこと、本人が意識的には忘れたことも結局、データとしては残るでしょう、ただ、影響が自覚、確認しにくいほど薄いものもありますし、タロット占いで「占いの主題にするほど」意識的なお話には「王女」の影響が消えてしまった、と言っても問題は無いでしょう。
あ、なるほどね。
結局「エース」はどんな感じなの?
「4枚のエース」は「ケテル」と対応します、ですから、「エース」という形になった時には、本人が意識することは難しいレベルです、しかし自分の価値観である根幹的な存在、情報であることは確かです。
簡単に言えば自分の個性と言う土台の発生源というイメージです。
我々の認識や結果、思ったことは全て一回「ケテル」に詰まって再構成されて、意識の発生源のような役目を果たしているのです。ただ、このデータがしっかりとした自覚的なものになるのは「4 ケセド 慈悲」惑星で言うと「木星」です。
「無意識」も複雑なんだね。
この辺のことが判らないと「ホロスコープ」の「トランスサタニアン」のデータを生かせないので結構不便です。
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