こんにちは、かえるさんです、今回は「ビナー 理解 木星と土星を考える たのしい占星術 生命の樹」と言うお話です。
今回は「3 ビナー」のお話だね。
「3 ビナー」は「理解」と呼ばれます、ヘブライ語では「בינה」と書き、知能と言う意味もあります。
Aクロウリーの対応では「土星」と「天王星」の両方と対応します。このブログではこの説を支持しております。
今回のテーマは「土星」と「木星」を考える企画だから、「土星」と対応している「ビナー」は重要だね。
星占いを始めたばかりの人は「土星」を凶星、悪、苦しみ、などと解釈して混乱してしまいがちなので、しっかり理解して頂きたいです。
きついイメージだね。
キツい、が無いと達成や嬉しい、も無くなってしまいますからね。「惑星」の情報は途中の気分ではなく、どういう作用、役目を持っているか、と言う視点で考える必要があります。
なるほどね。
では今回は「ビナー 理解 木星と土星を考える たのしい占星術 生命の樹」というお話です。
בינה ビナー
「3 ビナー 理解」は、「1 ケテル 王冠」と「魔術師」と対応した「パス」でつながっています。
要するに「冥王星」から流れてきた情報が「魔術師」を通じて「土星/天王星」にたまっていく、そしてホロスコープ的には「土星/天王星」の星座的な情報が優先的に「ビナー」にたまっていきます、当然「ハウス」もチェックするのですが、この時に「冥王星」の内容、星座、ハウスもしっかりみて、しっかり繋げることが大切です。
そんなのみんな見てるの?
実際、見ないと、お客さんにピンとこないとか言われますよ、まあ、「生命の樹」を教えている所では見てるでしょう。「生命の樹」は使えば便利ですからね。
「ビナー」は「水星」と対応した「魔術師」のイメージがあるってことは「役に立つ」を目指すイメージがあるよね。
そうです、「社会」「自分がいる集団」などに対して「役に立つこと」で安心感を得るイメージです。そして「役に立たない」場合、不安が感覚的に襲ってくるわけですが、そのおかげで「タロット」で言う「宇宙」「世界」に向かう力になるわけです。
必要な力だけど、苦しみや自信の無さにつながるから悪者扱いになることがあるのか。
じゃあ、頑張ればなんとかなるの?
そう簡単ではありません。それは能力を伸ばすために「自主性」を利用します、それが「2 コクマー」なのです。
まず「愚者」で「海王星」の憧れ、「魚座」の癒しを通って「本当に実現したいこと」である「金星」と対応した「女帝」を通過し、「ビナー」に向かいます。
ここを、しっかり通らず「ビナー」についてしまうと、やりたくないことを自転車操業的にやらされ抜け出せなくなると、自分の「思い込み、信念」である「月」さえも信じられなくなります。
何でそうなってしまうんだろう?
人は自由を奪われると反感を持ちます、ですから、個人に「自由」を与えて、外側から「不安」を与える方法で人を自信が無いから諦める状況を作ると、「ビナー」や「土星」に苦しめられているように映るのです。
なるほど。
それは「土星」を悪用している人がいる、と言うだけで「土星」の本質ではありません。
そして鹿の様に וכאיל
何ですか?これは?
「וכאיל(ヴッハイール)」「鹿の様に」これは「67」の数値を持ったヘブライ語です。
「בינה(ビナー)」も「67」の数値を持っています。
「ゲマトリア」だっけ、じゃあ、「ビナー」は「鹿の様に」を説明し、「鹿の様に」は「ビナー」を説明するんだよね。
そうです、「鹿」は乙女座、山羊座、ケテル、ヨッド、などと対応します。
「ビナー」は「ケテル」のイメージを表現しようとしているのか。
そうです、「ケテル」のイメージを実現したい、「10 マルクト」で表現したいのが「ビナー」なのです。
へー。そういえば今回のタイトルの絵が何で「丸2つ」なの?
「vesica piscis ヴェシカピシーズ」ですね、「魚の浮袋」の意です、中心の部分はイタリア語では「マンドルラ」とも呼ばれます、アーモンドの形で宗教画やタロットカードの「世界(宇宙)」などにも良く描かれていますね。
へー。
「ビナー」の象徴でもあります。
そうなんだ。
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