こんにちは、かえるさんです、今回は「虎がバターになる話 にわとりさんぼうけんのおはなし」第八回です。
かえるさんはナレーションを担当します。
にわとりさんが主役なんだね。
前回まではさらわれた双子を助ける話だったね。
今回からは、最後のページが無い本の話です。
へー。
それでは今回は「虎がバターになる話 にわとりさんぼうけんのおはなし」というお話です。
赤いカエル
にわとりさんは、ジャングルに、はちみつを取りに行くことになりました。
「美味しいはちみつを探してこよう!」
そうすると、道に毛糸の玉が落ちていました。
「お、毛糸が落ちてる、道の向こうまでつながっているな、どこにつながっているんだろう?」
にわとりさんは毛糸をたぐっていくことにしました。
「お、おばあさんがいる。」
にわとりさんが追いかけて行った毛糸の玉はおばあさんのかごにつながっていました。
「あ、おばあさんの毛糸だったんだね。」
おばあさんは、毛糸で靴下を作っていました、そして、毛糸を持ってきてくれた、にわとりさんにお礼を言って、笑顔で金貨を一枚くれました。
「え!良いんですか、おばあさん、ありがとうございます。」
にわとりさんは、またジャングルに戻っていきました。
「お、何か本を売ってるぞ。」
おじいさんが、地面に、ござを引いて本を並べて売っていました。しかし、おじいさんは寝ていました。
「どんな本が売っているのかな?」
「お!猛獣を眠らせる方法!面白そう!!」
「でも、おじいさん寝てるじゃん。」
でも、にわとりさんは本の内容が気になって仕方がありません。
「どれどれ、ちょっと読んじゃえ。」
にわとりさんが本を読み始めると、おじいさんが起きてきて、売り物だから読んじゃだめだよ、と言いました。
「ごめんなさい、このコインで売ってもらえますか?」
おじいさんは、もちろん買えるけど、この本には最後のページが無いんだよ、それでもいいのかい?と聞きました。
「大丈夫です、ぜひ売ってください。」
そうすると、おじいさんは、この本には大切なおまけがあるんだよ、これをあげよう、と言って、帽子の中から、赤いカエルを取り出して、それをにわとりさんに渡しました。
「おー、赤いカエルだ。ありがとう。」
お話と象徴
赤いカエルが出てきたね!
そうですね。
今回の話にも「象徴」が含まれているんでしょ?
まず、おばあさんは「生命の樹」で言えば「ビナー」要するに「土星」的な意味があります。
どういうこと?
無意識的な使命、やらなければいけないことのイメージです。
そこから毛糸が長く伸びていて、それを追いかけて行ったら、おばあさんに合えたね。
そうです、人生には何かのきっかけから「自分の使命」要するに「土星」に着いたわけです。
そして、「にわとりさん」は、そもそも「はちみつ」を取りに来たのです。
そういえばそうだね。
甘い「はちみつ」にはいろいろな意味がありますが、今回のイメージとしては「目標」を目指していたら「自分の使命」に着いたイメージです。
要するに全体としては「太陽」を目指していて気が付いたら「土星」に着くストーリーです。
おじいさんは?
おじいさんは「生命の樹」で「コクマー」を意味します、自分のやりたいこと、能動性の根源です。それはすなわち「海王星」です。
その「能動的な無意識」が「最後の1ページが無い本を売ってくれたんだね。
そうです、そして「赤いカエル」がおまけについてきたのです。
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