「ぼやき」の星座を考えてみる～ホロスコープを言語化する

　きちんとやってあるから、問題ないと思うけど…。

　って言うかさ、あんな言い方じゃ判らないよ、少しは考えてくれないと…。

　でも、ああしておけば良かったのかな、

　でもさ、忙しかったから、仕方ないって言えば仕方ない…。

　でも、出来てないわけじゃないから…。

　どーしたの？ブツブツ言って、

　乙女座の人がダメじゃないけど、納得の行かなかった仕事をした後にクヨクヨ考える感じを再現していました。

　そんな感じなんだ。

　出来てはいるけどカンペキじゃない、その納得がいかない感じのバランスをとろうとして、他の人のせいにしてみたり、大丈夫だ、と思ってみたり、とにかくカンペキじゃないことが気になってしょうがないんですね。

「ぼやきの星座」を考えてみる

　こんにちは、かえるさんです、今回は、頭によぎる「ぼやき」の星座を考えることで、悩みにとらわれにくいようにしてコントロールしましょう、と言うお話です。

　どういうこと？

　自分が悩んでいる時って、すごく真剣に重要なことを考えている、って思いません？

　そりゃ、思うよ。

　でも、なんか、いつもいつも内容が似てません？

　んー、言われてみればそうかも。

　悩み、として考えると、すごく深刻なことで重要だと思うんですが、その為に余計に頭から離れません。

　しかし、自分の星座の性質と、そのボヤキが連動していると思ったら、少し違ったものに感じませんか？

　おお、なるほど。

　先ほどの、乙女座の感じなら、自分はやっぱり乙女座だから、仕事の出来栄えにこだわってるなー、でも現実には「いつものことで」単に考えすぎなんだろーなー、って思えたら、気持ちが違うでしょ。

　そして、クヨクヨしている、と言うことは、もう手遅れなんですよね、だったら考えても仕方ないとも言えます。

　ただ悩むんじゃなくて、悩んでいる内容と自分の星座を見比べながら、考えることで冷静にもなれるか。

　そういうことです。

　心からの悩み、と思い込んでいるから、一大事に感じるんであって、自分は乙女座強いなー、他の人ならこんなに悩まないんだろーなー、ってキリを付けることで堂々巡りを防ぎます。

　悩みに結論を出すことは大切です、ですから、占いで原因を探ることが効果的なわけですね。

人間の脳の成長を考える

　でも、なんで人は悩む時に同じことをグルグル考えちゃうんだろう？

　そうですよね、そしてその時間が長くなるにつれ、すごく大切なことに感じてしまいます。

　実は、赤子の時は、脳は片っ端から何でも学んで成長して行きます。

　あ、そういうものなんだ。

　でも、脳はエネルギーをすごく使うので、ある程度生きたら、

　「これは要らないや」と思った所をエネルギーの節約のために捨て始めます。

　捨てちゃうんだ！

　逆に言うと、成長すると大切だと思うことを重点的に考える仕組みになっているとも言えます。

　昔と違って、今の日本では「生きるのが本当にやっと」と言う人は、そんなにいません、だから余計に、選択肢が多いので、かえって迷いは多くなります。

　かと言って、実際には、社会から求められるもの、みたいなものがイロイロあって、ある意味では生き難い世の中とも言えますよね。

　ある意味では社会と自分の願望との挟みうちだ。

　そうですね、そう言えます。だから悩み苦しむ人も多いと言えます。

　脳の仕組みから考えると、生きるために残した道だからこそ、そこにこだわるクセがある、だから、そこに何かがあると、頭から離れない、ってことか。

　ですから、それを意識しながら、悩む自分の言葉を良く聞いて、星座で分類し、その星座の声である「ぼやき」を、事実そうなのかを冷静に考え、実際に何かを解決しなくてはいけないのか、実際に何か出来るのか、を考えることが必要です。やることが無ければ、悩むことをすぐ終了するべきです。

「ぼやき」複合

　このままで、いいのかな？

　こんな所にいつまでもいて、自分の将来のためになるのかな…。

　会社辞めた方がいいのかな…。だいたいこの仕事向いてるとも、楽しいとも思えないし。

　だいたい、あの部長は絶対おかしい、あんな人間を部長にするなんて、この会社は能力で人を見てない証拠だ！

　だいたい、あの部長何なんだよ、人にはあれだけ言っておいて、忙しいときにスマホいじったり、寝たりしてるじゃん！

　そもそも、あんな忙しい時にあんな仕事追加されて出来るわけないじゃん！

　あんなにいっぱいあったら慌てるじゃん、時間無いしさ！ミスったって言うか、ミスらされた感じじゃん！！

　出来ないって判ってて、困らせるために取って来た仕事としか思えん！

　まあ、さすがにそれは無いって判るけどさ、あの部長も成績に響くし、

　辞めても転職だってめんどくさいし、自宅と会社近いし…。

　今度は？

　仕事で失敗した人が、気まずい思いをして、会社を辞めたいと思っている内に、自分のミスを、仕事を取ってきた部長のせいにして怒りつつ、少しづつクールダウンしていく感じです。

　プライドの高い獅子座の人が、自分の失敗がイヤでイヤで会社を辞める流れから牡羊座的な部長攻撃になって、それなりにガスが抜けて、双子座的に現状維持で終わる感じです。

　自分のこういう「ぼやき」を自分のホロスコープを見ながら、追いかけていくと、興奮状態で迷うと、いろんな星座が参加しようとしているのが判って面白いです。

　最後、結局何もしないのと、部長には面と向かっては言ってなさそうなのがリアルだった。双子座の力を感じる。安全装置だ。

　こういう悩み方、をホロスコープからイメージできないと悩み相談や、相手の考えを予測することは出来ないんですよね。

　だから「恋愛」でも、相手は自分が好きか？そうじゃないか？なんて単純なものじゃないんですよね、こういう葛藤があって、決定がなされていくので、「悩み方の流れ」と「状況」でイメージしないと、まともな鑑定は出来ません。

　実際には自分から告白しておいて、すぐに違う人を好きになる人だっているでしょ、その時、いくらなんでも、と思い止まるか、他の人が好きになった、って言えちゃうか、結局それで結果は変わってくるわけです。

　そうか、すごく惚れやすくて本当は誰でも良いような人でも、結果で周囲の評価は変わってくるのか。

　考えることは同じでも、決定がどうなるか、が大切でしょ。どう悩んで、どう決定するか、を探っていくことが行動を理解するためには大切です。

　決定はどうやって判断するの？

　ホロスコープを読んでいって「約束を破れない」「自分の気持ちをガマン出来ない」などを判断していきます。

　単純にこの星座だから、こうする。とは言えません。気持ちの流れを読んでいって、その流れで過去と一致するなら、そのシステムで現状、未来を読んでいきます。

　同じ、恋人を乗り換えるにしても、面と向かって宣言してくるか、だまって連絡を絶つかでは大違いでしょ。

　たしかに。

　でも、だまって連絡を絶たれた側としては、何が起こったか判らないでしょ。

　そうか、ホロスコープと状況で、何で連絡を絶ったか判るのか。

　何を予測するにしても、その人間の思考をイメージしなければいけないので、自分の「ぼやき」の分析からはじめてみると宜しいでしょう。

　なるほどね。

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