空の「みずがめ座」
こんにちは、かえるさんです。今回は、実際の、みずがめ座とそれにまつわる神話のお話です、ホロスコープで性格を分析するために大変役に立つのでぜひごらん下さい。
みずがめ座は、秋から冬の星座です。9月~11月頃に見えます。
みずがめから、水を流してるね。この人。
無償の愛を意味してます、タロットの「星」と同じです。みずがめ座は、金色に輝く美少年ガニメデスです。
おお!そりゃ、いかにも見つけやすそうだね。夜空に輝く感じ。
所が、別に見つけやすくありません。むしろ暗めの星座です。
なんだよそれ。まあ、いいけど。
目印は、みずがめ座の足元にある、みなみのうお座のフォマルホウトが目印になります。フォマルホウトは一等星ですから。
10月下旬の夜8時ごろに、空をみると、やぎ座、みずがめ座、うお座などが見えます。
やぎ座と、みずがめ座は、くっつきそうだね、みずがめ座の南に、ちょうこくしつ座ってのがあるけど、周りの星座は、つる、ほうおう、くじらだよ、誰が使うのさ。
なんか、ラカイユというフランス人が星座が無かった所に、アトリエ座ってつけたそうです。日本では、ちょうこくしつ、です。18世紀の話ですから最近ですね。
勝手に作ったのか。鶴なら機織(はたおり)がいけるから期待したけど、そういうエピソードはないのか。
フランス人は鶴の恩返しなんて知りませんよ。
「みずがめ座」の神話
黄金に輝く美少年ガニメデス、だっけ。
そうです。天上の世界で神々に給仕をしていた女神が、結婚して退職することになったので、新しい給仕係を探すことになった所から話は始まります。
そこでゼウスが、給仕係を探しに行きました。
え!!ゼウスって神々の王様じゃなかったっけ?給仕係を探すの?
探すって言ったら探すんです。
ヒマな王様だな。
ゼウスがトロイに着いたら大変ステキな美少年がいました。トロイの王子ガニメデスです。
え、トロイって、トロイ戦争の?トロイの木馬の?
そうです、トロイはイロイロ有名ですよね。トロイ陥落後、おちのびた人たちが、ローマを作った、とか、アルビオンに渡った、とか。
アルビオン?
今で言うイギリスですね。
へー、それで、そこの王子だったガニメデスに目を付けたゼウスはどうしたの?
鷲になって、ガニメデスをさらっていきました。
神様でもダメだろ!!
で、ゼウスも悪いと思って父親に、とても速い神の馬を与えました。
そういう問題じゃないだろ。
そして、ガニメデスは神々の給仕係となり、ゼウスから永遠の若さを賜って星座になりました。
まだ子供だろ!大人になれないじゃん。
と、一見めちゃくちゃな話ですが、星座になった以上、みずがめ座の理想の姿がこの話には潜んでいるのであります。
神話ってさ、もう少し共感出来るようにして欲しいよね。
インパクトも大切ですし、直接言ったのでは、意味が深く気持ちに入らないんですよね、やっぱり読んだ人が考えたり想像することも大切なんです。
あと、ゼウスの、いて座は、浮気しにくいか?と言えば、しにくいとはいいにくい部分もありますから。
言いにくいことも、いいやすいのか。
で、ガニメデスの美少年というのは、男っぽい、女っぽいというのは薄い、みずがめ座の中性的な部分を表しています。実際に、みずがめ座の人は若々しい人が多いと言うのもあります。
あー、さわやかな感じには、そういう面もあるか。
そして、ゼウスは当然「木星」「いて座」を表します。さらに、鷲は、自分の気持ち、状況、願望を客観的にみることを意味します。
ちょっとむずかしいよね、欲望とか願望と、どう違うのかな。
そうですね、あえて言えば志ですかね。
自分のことだけじゃなくて周りも見れるような感じか。
ガニメデスが神々の給仕をして回る、と言うのは、神話では、神々は一人の人間の中の、様々な星座、惑星を意味します。それらへの無償の奉仕、要するに努力や知恵を意味します。
あーそういえば、タロットの「星」でも、水瓶の中身は「神酒(ネクター)」で、無償の愛を意味するって言ってたね。水じゃないのか。
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ガニメデスの無償の奉仕、周囲を考える気持ち、それは、みずがめ座の改革能力を生かす意味でも最も良いでしょう。
自分の為にもだね、でも実際にそんなに知らない人のために頑張る状況って無いよね。
いや、そんなに全世界、全宇宙とかじゃなくて、家族や、会社、ご友人とかで十分でしょう。
で、ガニメデスは、それが出来たから星座になったわけだね。
そういうことです。
ちなみに、みずがめ座は、バビロニアの頃には「大星」などとも呼ばれていました。
おー、タロットの「星」はそこと一致するのか。
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