タロットをしてみよう!
というわけで、こんにちは、にわとりさんです。
今回は「ケルト十字スプレッド」のお話だね☆
「スプレッド」はカードの「展開法」のことだね。
「スプレッド」は、広げる、延ばす、などの意味を持つ英語です。
パンにつけたりするバターとかもそう言うよね。
「ケルト十字スプレッド」は、カードを10枚も広げるから、ちょっと難しい感じもするけど。
簡単では無いと思いますが慣れていくものです。占いとしてのタロットを考えたら、特別に複雑なものではありません。
最初は出てきたカードを何日もかけてしっかり考える練習をするのもいいでしょう。
では今回は「ケルト十字スプレッド」のお話です~☆
「ケルト十字スプレッド」
10枚も使うから難しそうだな。
カード自体の知識があれば、枚数が多いことはむしろ情報が多いので鑑定結果をまとめやすいですよ。
慣れれば、一番人気のあるカード展開法であることを実感できますよ。
「ケルト十字スプレッド(展開法)」の特徴は、
白黒をつけるというより全体の状況をつかむためのスプレッドです。
占い師などによってレイアウトや場所と意味、置く順番など、細かい部分が違うのが普通ですから、今回ご紹介する方法が絶対ではありません。
自分なりにアレンジすることや変化を加えることも良いことでしょう。
白黒はつかないの?
事実を良く考えれば、良い、悪い、というような気持ちは不確定なものです。
上手く行ったと、その時は思った状況によって後に大きな災いを招いてしまうこともありますよね。
そういう心の変化を追いかけることはタロットは得意ですが、良い、悪い、という常に変化する概念を白黒つけるのは事実の簡略化、デフォルメですから依頼者のその時の心境に合わせて、良い、悪いを言うのはかまいませんが、そういうカードがあるわけではないことをご理解下さい。
タロットは心の変化を分析して、そこから逆算して何が起こるか、などをつかんでいく道具だ、ってことかな。
そうです、それを理解して依頼者に「上手く行くでしょう」というのは問題ないでしょう。
そうだよね、占ってもらう人は占いの知識は必要無いもんね、結果を聞きたいよね。
カードを展開する
さあ、始めましょう!
まずは落ち着いて。
そう言えば、落ち着くために肉まんとか食べた方がいい?
いや、食べない方がいいでしょう、終わってから食べましょうよ。
ストイックな世界だな。
お腹が減ってしかたが無いなら食べてしばらくしてからやればいいでしょう。
じゃあ何を占うかしっかり決めて、よくカードを混ぜてまとめよう。
カードは「1」から順番に置いていけば良いの?
まずカードの裏を上にした状態で10枚のカードを1枚づつ広げましょう。
では1枚づつめくりながら考えて行きましょう。
いっぺんにめくっちゃダメなの?
かえるさんとしては1枚づつ内容を理解、認識しながらめくった方が、めくった瞬間に直感的閃きが生まれやすいですから意味をつかみやすいですが、自分がやりやすいようにやって良いでしょう。
全部一気に見た方がインスピレーションが湧く人もいるかもね。
カードの知識が少ないと、1枚づつだと最後に話に整合性がなくなってしまう人もいます。これはカードの知識を深めることで完全に回避できます。
初心者のうちは結果を見てから話を組み立てた方が楽なのか。
「1」は、この占いテーマ、本質、根本概念を示しています。
テーマって?
例えば「転職するべきか」という問いかけで占った場合、「1」のカードになぜそう思うか、何が欲しくて「転職するべきか」などの占いそのものの本質が表れます。
その問いかけの意味とも言えます。
何が表れるか判らない、とも言えるのか。
問題の本質は自覚出来ないのが普通ですから、非常に重要な情報です。
「2」は「1」に対しての問題点、実現のための障害、必要な事柄を示します。
「1」を実現するための知恵とも言えますね。横向きに置きます。
場合によっては「1」を回避、修正するための知恵とも言えます。
「1」と「2」はそういう関係性なんだ。
「3」は現状認識です。
すごく上手く行く!と思ってるのに、苦しそうなカードが出てたら占いはハズレ?
心の深くに「すごく上手く行く!」と思い込もうとしている不安がどういう不安なのかを示していたりします。
カラ元気とか、事実から目を逸らそうとしているイメージか。
そういう表れ方をした場合、とても大切なことだから教えてくれているイメージです。
タロット占いは「タロット」という知恵者と相談、会議しているイメージです。
ですから依頼者がいる場合、3人で話し合っている感じです。
話し合う、なるほど。
カードを学ぶことは「タロット」意見をしっかり聞く技術を向上させることとも言えます。
「4」は最近の過去です。今まで、ですから「3」とイメージがつながって無いといけないわけです。
現在に至る重要な事柄、気持ち、要素などを示します。
過去はこうだった、というだけじゃないんだね。
「5」は潜在的な願望です。
願望とか言って「塔」とかだったら、それを望んでいるの?
口では安定が欲しい、このままで良いと思いつつも、大きな変化のきっかけを求めていたり、問いかけ自体より違うことに興味や気持ちが向いていることもありえます。
他のこと?
「塔」は「火星」のカードですから活力を使う場所を求めているカードですからね。
ただ、活力や現状破壊のパワーを欲しているという見方も出来ます。それは他のカードとの流れで判ります。
なんか、悪いイメージだったけどそうとも言い切れないんだね。
ただ、何かをせざるを得ない状況は、多くの場合望まない「アクシデント」を意味しますからね。
あ、そっか。だから不吉って言われるのか。
「6」は近い未来です。
今までのカードから考えて、どうなるか、どう思うようになるか、などを示します。行動や考えなどを実際的に踏まえた「このままいけばこうなるだろう」が示されるわけです。
人の気持ちは重要ですが、結果は行動が重要ですし、その行動には気持ちが強く関わってきます、それらの収束するイメージが示されます。
ここが気になるよね。でも、変えられるイメージだ。
変えたいなら「1」から深く考え直して行動することが大切です。
「7」は質問者の姿勢です。自分の気持ち、願望と状況を合わせた行動のイメージが表れます。
ただの行動と何が違うの?
人は願望のままに行動することは出来ませんよ、気持ちによる影響もあります。しかし、こういう風に行動したい、という姿勢を「3」の現状認識や「4」の過去、「5」の願望などを中心に、まあ、早い話が全部のカードと見比べながら割り出します。
「8」は、客観的な状況、相手の気持ちなどを示します。「恋愛」なら相手の気持ちなどが表れやすいですね。
自分が見落としている要素なども表れやすいです。
なるほど。
そして「9」は、願望が表れます。
潜在的願望とはどう違うの?
「5」との違いは「5」は言われてみれば、というような願望などが表れやすいですが「9」は、自覚している願望を客観的に説明してくれます。
判ってはいるけど言葉に出来なかったものなども表れます、自分では自然と思っていたけど、行き過ぎた願望と言うことを教えてくれる場合もあるでしょう。
現実的結果に向かい合った願望ですから、「1」~「8」とあまりにもかけ離れていれば、不自然な達成されない願望ということが判りますね。
なるほど。
「10」は最終結果です。
最終結果って、近未来とどっちが先の話なの?
最終結果は、質問に対しての返答です。
今の時点で無理な願望なら「今、無理でしょ」的な意味になります。
このまま行くと先々ダメになるなら「今後ダメになる」イメージです。それは10枚のカードと現状から自然に見えてくるはずです。
「6」の近未来は、近い将来ですな。長くても3ヶ月というイメージというところですね。
うーむ、何となく判ったような、難しいような、
繰り返し占うことで判りますよ。大変ザックリした説明になりましたが、カードの知識を深めれば自然に思考力、発想力、直感の精度なども向上しますよ。
タロットはホロスコープとはまた違った面白味があるね。
そう言って頂ければ幸いです。
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