タロットをしてみよう!
というわけで、こんにちは、にわとりさんです。
今回はソードの「コンビネーション」のお話だね。
そうです「四要素」の論理の「風」、「ソード」のお話です。
論理的、っていうとどんな時も良さそうだけど。
そういう簡単な話でもないんですよね。
「ソード」は「ディスク(円盤):ペンタクルス(金貨)」と打ち消しあうようなイメージだね。
では今回は「ソード」の「コンビネーション」のお話です。
ソードのお話
「ソード」は論理とか言葉を象徴するスートだね。
そうです「ソード」、「剣」にはさまざまな意味があります。
まず、切る、ということです、言葉や論理というものはものごとを分割します。
そして元に戻りません。
戻らない?
例えば色ですね「緑」だと思っていたものが「深緑」「浅緑」「若竹色」と1回分別するとその違いが明確になり、その違いは固定して行きます。
ああ、なるほど、動物の種類とかもそうだね。
また別の効果もあります、人の気持ちもそうです。「愛」という言葉は人によって意味が違います、自分の求めるものに「愛」という名前を付けるからです。
しかも、それは時と自分の気持ちで基準が変わっていることにさえ気付かず、その変化も含めたものを「愛」と呼ぶわけです。
うーむ、そういう部分もあるか、同じものに感じちゃうんだ。
しかし「愛」という名前を付けたことで存在が確定し、それに基づいて判断を下すこともするようになります。自分では気付かないうちに基準が動くことになります。
例えば「本当に愛しているなら…」という言葉もそういう考え方に基づきます。瞬間瞬間の自分の願望を正当化します。
みんなが違うものなのに「愛」という同じ名前で呼ぶことで、同じであると思うことに疑問を感じないってことか。
要するに分析を促進することもあれば、分析を困難にすることもあります。
むずかしいな。
「論理的に…」という説明にはある種の説得力があります、しかし、必ずしも正しい結論にならないのはそういう要素もあります。実は言葉の定義はあいまいなものだからです。
正しいとは限らない…。
そして、相手を倒すための攻撃力、自分を守るための防御力にはなります。
たしかに、理詰めで来られると困るな。
その意味で突き詰めると正しいかどうかは不要です。相手を倒せば良い訳です。
だから「ソード」か。
「ソード」ですから、自らを傷つけることもあります。
自分を?
自分で発した言葉は、自分で疑えないものです、自分で自分を縛ってしまうことも多いのです。
例えば?
例えば「本当に愛しているなら…」という言葉のせいで、相手が自分を愛していないことを確定させてしまうことがあります。
あー、なるほど。自分の願望に合っていないことで「愛していない」と決め付けちゃうんだ。
論理は不便なの?
適切に使えば、大変便利な道具、武器です。
ただ、適切に使えていない時に適切に使えていない、と自覚するのは大変難しいことですよ。
ソードの「コンビネーション」
「ソード」と「ワンド」は活性化しあいます。
「ワンド」は「四要素」で「直感」の「火」だね。
「ソード」の「論理」に「ワンド」の「直感」で目的を与える感じだ。
「ワンド」は「直感」ですから見たこと、感じたことに対して自分の中から答えを導き出すので目的、目標にしやすいですね。
そして目標が決まれば「論理」で分析、具体化していけば状況は進みやすいでしょう。
「ソード」と「カップ」も活性化されるね。
そうです「カップ」の「感情」を自分の中で整理したり、相手に伝えることもしやすくなります。
しかし過度に活性化される場合もあり「感情」は「論理」によりスピード化されて相手に要求を突きつけるような形になることもあるでしょう。
そこには、なるはずなのに、なかなかならない、という「感覚」がそれをさらに加速します。
「感覚」ってことは「四要素」の「地」の「ディスク(円盤)」だね。
「ソード」と「ディスク」は打ち消しあいます。
「論理」で「感覚」をコントロールするのは難しいんです。
例えば、恋人にメールを出して、すぐに返事が欲しい、と思った場合、論理的に考えれば相手が忙しかったりすればすぐに来ないことを理解できたとしても、「感覚」が不安を訴えると「論理」はその不安に釘付けになってしまい思考は停止して不安材料を探してしまったりします。
「論理」と「感覚」はかみ合いにくいということか。
「ソード」の「論理」は物ごとの標本化があって初めて言葉に出来ますから「感覚」のように状況で大きく変化するものは標本化が難しいですからね。
「感情」もそうじゃないの?
占いでいう「感情」は、蓄積情報による思い込みや安心感ですから、簡単に変化するわけではありません。
ただ、日常言語で言う「感情的」には「感覚」も含まれていますよね。そこは注意が必要です。
もちろん、現実の状況はさまざまで、一例に過ぎませんけどね。現実の状況やカードの組み合わせによって柔軟に考えないといけません。
そして「ソード」同士が隣接した場合は強めあいます。
「コンビネーション」も結構難しいね。
すぐにマスター出来なくても、気にしなくて良いでしょう。
タロットはタロットをすることで学ぶものですから。
なるほど。体験することも重要か。
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