こんにちは、かえるさんです。今回は「トランスサタニアン」のお話です。
「天王星」「海王星」「冥王星」のお話だね。「トランスサタニアン」は「土星」より遠い惑星のことだね。
そうです。
「トランスサタニアン」は重要ってどう重要なの?
個人のホロスコープを見るときにはとっても大切です。
本とかで見ると、良く判らない、説明が多いんだよね。
その上、動きが遅いから、友達が自分とみんな同じ星座なんだよね。みんな一緒じゃん!みたいな。
だから、あんまり見ないんだよね。
そうかもしれないですね、ですが、今回は実際にどう重要なのか、のお話をいたします~☆
動きが遅いからみんな星座が一緒
何しろ、このイメージ、もう、周りの友達は、みんな一緒。
1つの星座に留まる時間をだいたいで考えると、
天王星は、約7年
同じ小学校にいる子がほとんど一緒じゃん。分かれても2種類しかない。
海王星が約14年
もう、地域の子供はみんな一緒だね。
冥王星は約20年
もう、戦国時代なら、親子で一緒の可能性あるよ。
見ても意味あるのかな?
もちろん意味がありますよ、だって「ハウス」は違うわけですから。人生のどこでその惑星を使うかは違うんですから。
あ、そうか。
例えば、「究極」などのキーワードのある、蠍座の支配星「冥王星」が哲学、考えるのが楽しい、自分で考えたことを試したい「射手座」だったとします。
例えば「第1ハウス」にあれば、それが、身に付いた行動方式、その人らしさになります。究極的なこと、突き詰めたこと、プロゆえの知識などに携わりたい、と思ったり考えたりするでしょう。
おお、なるほど。「ハウス」なら友達同士でも全然違うわ、生まれた時間が違うだけで、ドンドン変わるね。
そして例えば「第5ハウス」にあれば、それが自己表現、自己実現に影響します。
今度は「目標」に、究極や哲学、生き方などが関わって来そう、人生に大きな影響を及ぼしそうだね。
そうですよね、そしてそうなったら、情報を集める「水星」や活力の「火星」も影響を受けますよね。
そうか、「冥王星」だって、そうやって大きな影響を与える可能性もあるのか。
さらに、その人の「太陽」が蠍座だったら?
なるほど!もう、そのことが頭から離れない感じだ。
そうなったら、好きになる人も、そう言う話が出来る人を好きになるかもね。
じゃあ、さらに「ASC」アセンダントが、獅子座だったら、
獅子座的な自己実現、充実「第5ハウス」に「冥王星」があって、さらに「ASC」が獅子座か、もう「冥王星」が人生で無視出来ないな。究極的なものを求めるね。
で、もし「第12ハウス」に「射手座」の「冥王星」があったら、
うーん、想像や、癒し、インスピレーションの魚座的な「第12ハウス」か、究極の哲学が、想像の世界、癒しの世界。
芸術や、スピリチュアル、宗教や、文学、好きな漫画などに影響する可能性がありますね。
たしかに同じ「射手座」の「冥王星」でも大違いだな。
「トランスサタニアン」は判りにくい
でも、「トランスサタニアン」が使いにくいのは、それだけじゃなくて判りにくいんだよ、「インスピレーション」とか「死」とか「改革」とか、
そんなこと人生にそうそう起こらないよ、だから無くてもいい気がしちゃうんだよ。ただでさえ複雑なのにさ。
なるほど、「天王星」「海王星」「冥王星」は、ほとんど何を書いているのか判らないような説明が多いですね。
まず、マジメな占いで大切なのは、そんなことなっているの見たこと無い、と言う情報は無視することが大切です。
書くことが無いから、つい、不吉なキーワードでごまかそう、と言う文章は良く見かけますね。そんなのならないからバレない、と言う手法ですね。
「冥王星」は「死」と関係してるから、このハウスにあると良くない、とか怖いこと書いてあるんだよ。
それが12人に1人起こっていると考えて不自然ではないか、をまず考えて下さい。
おもしろ占いや楽しむ占いで、有名人などを、このハウスに「〇〇星」があるから、こうなった、とかいう文章はマユツバです。
地震の予測と一緒で、いつも「いつか来る」と言っていれば、たまには当たるのと同じです。
占いのデータは、実用する場合、当たっているデータより当たっていないデータが重要です。
じゃあ、「トランスサタニアン」の説明文は、そんなわけ無いじゃん、って気持ちで読んで、自分に当てはまって、周囲の人などにも当てはまるものだけ、利用すればいいんだね。わけ判らないのは無視だ。
「西洋占星術」では、原因を考えて、現状を考えて、修正ポイントを探すのが主な役目だと思います。その意味で、『自分が納得できない、理解できない、現実に無いと思う、データ』は使わないことが大切です。
でもさ、例えば転職が多くて悩んでいる人が多いと言う「水瓶座」が強くても、キチンとひとつの仕事を続けて頑張っている人もいるし、怒りっぽい、って書いてある「牡羊座」が強くても、優しくてソフトな人もいるでしょ。
そうです、ですから、例えば「水瓶座」は「変化」を求めるため、本質を見抜く能力が鍛えられ、知的興味が飽和しやすいから、飽きっぽい人が多い。
だから、きちんと知的興味を探しながら生きることが出来れば、そう言う不満が爆発して、転職ばかりで安定しない、と言う問題の多くは解決する、と言う形で「原因」が大切なのです。
そうか、だから「原因」が判らないと意味が無いんだ。使えないんだ。
もし、それが運命で絶対修正出来ないなら見ても仕方ないですよ。
とは言え、先ほどの「水瓶座」の例でも、転職は他の原因も考えられます。
え、どんな?
たくさんありますが、例えば「牡牛座」が強くて、感覚が優れているため、不満、ストレスを溜め込んでいるため、「変化」を欲する水瓶座が刺激されやすく、転職が多い、と言うこともありえます。
そんなの、どうすれば良いの?
例えば、牡牛座の感覚をしっかり使うことで、不満を軽減できることもあります。
例えば、スポーツをするとか、おしゃれを楽しむとか、感覚を建設的に使うことで緩和することが可能です。
「トランスサタニアン」であっても、原則は他の惑星と変わりませんから、ぜひ占う時に使って行きたいですね。
「トランスサタニアン」非日常的
でも「トランスサタニアン」って非日常的って言うか、何て言うか。
まあ、たしかに、他の「惑星」に比べて日常的でないのは認めます。
じゃあ、例えば、芸術的な感覚を使う仕事を目指す人ならどうでしょう?
おお、なるほど、インスピレーションの「海王星」、変化の「天王星」、究極の「冥王星」たしかに、どれも意味がありそうだな。
でも、創作性やアイデアが必要な仕事、と言うと結構広がるでしょ。
おお、なるほど、アイデアか、そうなると一気に広がりそうだな。
自分がインスピレーションが欲しい時、自分の「海王星」が何座なのか、どのハウスにあるか、なんて見てみるとヒントになるかもしれないね。
そうです、「海王星」なら、癒されたい時もヒントになりますよ。
なるほどねぇ。
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