こんにちは、かえるさんです。今回は「一年一度法を頭に置いて星座を考える」というお話です。
「一年一度法」で星座を考えるの?
そうです、「一年一度法」で考えると「各星座」をより深く理解出来ます。
「一年一度法」って「生命の樹」とかを理解しないとダメなんじゃないの?難しいんじゃない?
「一年一度法」は、実用する場合、当然、運期のような指標のあいまいなものではなく、考え方、価値感などの変遷をイメージするものですから、しっかり理解しようとする場合は「生命の樹」を使います。
しかし、今回は「生命の樹」を使うやり方でなく「惑星」ごとの価値観の変化を大まかにつかむ技術のお話です。
良かった、じゃあ、安心だ☆彡
それでは今回は「一年一度法を頭に置いて星座を考える」というお話です~☆彡
星座を考える
星座は星座でしょ。
そうです、でも「星座」は「やり方、モード」という意識をしっかり持たないと「ハウス」などとごっちゃになってしまいますからね。
うん、なってる。
このブログでは星座は「デカン:十分角」で三分割して考えるでしょ。
そうですね。ひとつの星座をひとまとめにしてしまうと、具体的なストーリーがつかめませんから重要な考え方です。
たとえば「天秤座」の「悲しみ(天秤座の真ん中のデカン)」に「太陽」があったら、その人は「天秤座」のその前の部分の「平和」、「天秤座」の最後の分の「休戦」は関係ないの?
そうではありません、大いに「天秤座」全体の影響を受けますが「太陽」的な「目標」そして「惑星」的な「自覚」は「悲しみ」に集中します。
それは「タロットカード」の「コートカード」のイメージでも同じです。このイメージでホロスコープでも同様に読めます。
「天秤座」の「悲しみ」なら「コートカード」は「剣の女王」か。「乙女座」の最後の「富」から「天秤座」の「平和」「悲しみ」の範囲のカードだね。
そうです、天秤座の「悲しみ」に「太陽」があるなら、そこを強く意識しますが、行動には「乙女座」の「富」から「天秤座」の「平和」「悲しみ」の流れ全体が大きく影響します。
「悲しみ」が目的になるイメージだ。覚悟を決めて大きな理想に飛び込みたい、または諦めてしまう感じかな。
星座はこんな感じで覚えるといいのね。
一年一度法
で、「一年一度法」はどんな感じなの?
生まれた時の「ホロスコープ」は当然一生その人の指標になります。
「ネイタルチャート」ってやつだね。
しかし、人は成長して行きます。考え方の幅が広がります。それを示すのが「一年一度法」です。
例えば「太陽」などのポイントが一年ごとに一度づつ進んでいくイメージなんだよね。
年々価値観が変わって行くのかな。
加わって行く、という様なイメージです。ですから、生まれた時の「太陽」の価値観、考え方は一生使いますから、一番使い慣れているわけです。
だから、影響が強いのか。
それでどう変わって行くの?
例えば先ほどの例を考えて「天秤座」の13度で生まれたとしたら。
なるほど、どんどん増えていくわけだ。
新しく得た考え方、価値観は使ってみて、必ずしも本人に定着するとは限りませんが、影響は受けます。
これは「運気」のような不明瞭なものではなく、変化する社会や周囲に対応するために経験や思考の中から考え方が生まれてくるイメージです。本人としては何かのきっかけがあってそう思うようになった、と自覚するのが普通です。
「運気」は不明瞭なの?
善悪など結果論の視点で考えると、結果を正確に予測することは不可能です。「運気が良い」ということを求める願望から生まれてきた考え方に過ぎません。
「運気が良い」人は事故や災害、犯罪などに遭いにくい、などの明確な指標が無いことでも全く検証できないことが判ります、検証自体不可能なのです。
本人の努力次第、ってこと?
もっと細かいことを言えば努力も主観ですからね。ムダな努力もありますから。
というわけで、このブログではそのようなものは扱いません。
じゃあ、この「天秤座13度太陽の生まれの人」だったら、8歳から「休戦」が加わって行くわけだ。
じゃあ、18歳からは「蠍座」の影響が始まるのか!
そうです、「サビアン(ホロスコープの1度1度の意味を示した象徴文、一対一対応では無いので深い知識が無ければ全く使えません)」を読んで意味を考えるとなると「生命の樹」の知識が必須ですが「星座やデカンの切り替わり」だけでも考えると星座を理解する助けになります。
ちなみに「デカン」の切り替わり(タロットのスモールカードの切り替わり)の直後3年は無意識での影響が主になります。
あ、「生命の樹」的にそうか、最初の3度は「至高の三角形」だから。
そして、天秤座の「悲しみ」から「休戦」になるとタロットの「コートカード」も変わります。
なるほどー、先ほどの「天秤座3度太陽の生まれの人」の場合、8歳から「杯の王子(ウェイト版なら「杯の騎士」)」になるのか。
じゃあ、大きな理想に向かいたい「剣の女王」から、人と強くつながりたい「杯の王子」になるのか。
ってことは、大きな理想も大切だけど、人とのつながりも意識する感じだ、結構難しいバランスだな。
さらに、その「太陽」のある「ハウス」や「5ハウス」が何座で構成されているか、どんな「惑星」があるか、なども大きく影響しますね。
そして、その人の「天秤座」を知る意味では「金星」がどこにあるか「7ハウス」の内容は?なんて感じでチェックして行きます。
難しい!
でも、生まれた時の「太陽」が「天秤座」の最初の方の度数の人は、ずっと「天秤座」の影響が強くて、生まれた時の「太陽」が「天秤座」最後の方の人は、すぐに蠍座の影響を受ける訳だ。
同じ星座でも最初と最後じゃ全然違うんだね。
そうです、そうやって考えると、星座ごとの理解が向上するでしょ。
あ!じゃあ、牡牛座の人は自分がしっかり確立したら情報を広く欲しくなる双子座になるし、蟹座の人は自分の安心感が満ち足りたら、自分の殻を破って、獅子座になって行くんだ。
じゃあ、水瓶座の人は結果重視の山羊座がメッチャ遠いじゃん。
でも、水瓶座の1~20度なら「コートカード」で「剣の王子(ウェイトなら剣の騎士)」ですから山羊座に接触していますよ。
じゃあ、水瓶座の21度から30度なら?
まあ、他の「惑星」もありますし「ハウス」の山羊座が重要な所にあるかもしれませんよ。
まあ、結果を出したいのは山羊座だけじゃないですし、結果が全てじゃない人生もあるでしょう。
山羊座のプレッシャーでかえって動けなくなる人もいますから。
まあ、良い星座、悪い星座があるわけじゃないもんね。
でも、山羊座の人も次は水瓶座で、新しさが欲しくなるんだ。現状じゃ飽き足らない感じだ。
そうです、どの星座もそうやって考えていくことが出来ます。
もちろん「一年一度法」は「太陽」以外の「惑星」などでも使えます。むしろ複合的にストーリーを理解していくと大変宜しいでしょう。
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