「今日の占いについて」
こんにちは、かえるさんです。今回はホロスコープから離れて「今日の占い」について少し考えたいと思います。
なんだかんだ言って天気のついでに見ちゃうよね。アレも星座で占うのが多いね。
そうなんですよね、厳密に言えば誰にでも全ての星座があるのに星座をひとつ決めて占うんですよね。例えば星占いなどに使う「太陽星座」が、やぎ座で、主要な惑星に、しし座が3個ある場合でも、やぎ座でみるんですよね。
なにしろ「太陽」の星座だよね、やっぱりみんなが判っているから、と言う理由なのかな。
そう考えるのが自然でしょう。しかし今日の占いと言うのは、実際にはものすごくハードルが高いです。このブログで扱っているホロスコープで性格を分析するやり方だと、
24時間に限って何かを予測するのは不可能ですよ。しかも事前に継続的に信頼性のあるデータを不特定多数に提供する、という意味ですからね。
そういう言い方されるとムチャクチャ難しそうだな。
性格判断で考え方が判れば人生の中の数多くの選択肢での傾向が判る訳ですから、おおまかな結果を予測することは可能です。
しかしそれを24時間に限って確実性の高い予測をするとなると方法が浮かばない、と言うのが本当の所ですね。
「今日の占い」は「太陽星座」ひとつで占っているから、という理由じゃなくて、方法が無いの?
その人にとって特別な日で、それ以前以後のことを含めて相談を受けるならまだしも不特定多数の人の24時間はいくらなんでも困難ですよ。
その上「太陽星座」だけで占うから12分割で全ての人を占うわけだもんね。
仮に天体の動きによる刺激があって何か反応があるとしても、その結果が望ましい方に影響するか、望ましくない方に影響するかなんて、話が複雑すぎて、オーダーメイドでもムリですよ。
「運」という要素によってのみ不特定多数を対象にした24時間以内の占いが可能
まあ、このことに関しては「運」という言葉で片付ければ、当たっているかどうか確認不能だから、と言うことですけれども。
人生の中で、その時は望みがかなった、と思っても後から見れば、あそこから道を誤ったと言うことはあるからね、「運」は努力しなくても上手くいく時がある、という願望が生み出した「商品」である、と言う話はしたよね。
運を考える、事前に分量を確定し後から確認することは可能か - かえるさんの星占いらぼらとりー
運は全く測定不能だけど需要があるので商品になる、は結論でしょ。
そうですね、ただ占いは「楽しむ占い」と「使う占い」を混同して”楽しむ占い”を使う人もいます。これは日常生活に支障をきたしますね。今日は北は良くない方角だから行けない、と言うような人ですね。
その意味で、今回の「人生の中の24時間に限って特別性を予測する」という言葉で、今日の占いを見つめなおして欲しい、ということか。
そうです、星座占いで24時間以内の特別性を求めることは、むずかしいと思います。出来るとすれば理由は指標を「運」としている点です。全く確認できないから問題もないと言う訳です。
まあ、今日の占いを見て、外れてたからって、どうこう真剣に思う人は少ないよね。
そうですね、今日のラッキーカラーは服選びがスムーズに出来るなら役に立っていると言えますし。
ラッキーカラーやアイテムはどうやって決めるの?
ラッキーカラーは人生全体なら、好きな色として理解出来ますが、毎日変更するとなると、かえるさんは意味は判りませんね、実際の所は、とりあえず色を書き込むと言うのが本当の所らしいです。効果の実証が不可能ですから、しかも不特定多数に向けられて書かれていますからね。
ラッキーアイテムなんて不可能だけど、書け、と言われるから仕方なく書いている、と自分の著書に書いている有名占い師の方もいました。
そんなの言っちゃっていいの?
正直ですよね。まあ、問題はないでしょう。
まあ、運気の方も、ある程度順番にラッキーな星座はローテーションしないと文句が来ることもあるからADさんが決めている場合もある、とTV関係の方から聞いたことはあります。
もう占い師関係ないじゃん!
今日の運気、の時点で関係ないですよ。実際100万円の価値でさえ人によって違いますからね。仮に何が起こるか判った所で本人が嬉しいかなんて判りません。無理なものは無理です。
ああそうか、100万円は、にわとりさんには大金だけど、お金持ちには、なんでもない金額だよね。
正確さを求めた場合、不特定多数を占うことはそもそも不可能ですよ。
でも見たいものは見たい。
でも見たい、と思う人の気持ちは判ります。
信じてない、といいつつ見ちゃう。
それは、多くの人が昨日も今日も同じだと思って飽き飽きしていて、今日は違う!って言ってもらいたいんだと思うんです。
実際問題、星座別運気ランキング12位でも1位でも、そんなに変わらないことは体験的に知っているはずなのに見るんだからそうですよね。
おお!それ言っちゃうの!!でも、まあ、実際そうかな。運気1位でも何かに挑戦するわけでもないし、最下位でも何かに気を付ける訳でもない。
実際に「運気」も「今日の占い」も問題ない、と言いつつ、かえるさんは批判的ではあるよね。
それは言えますね、批判と言うより、同じ仕事に見られると西洋占星術、ホロスコープを使って仕事をする人は困ります。差別化はしっかりしていきたいんですね。
全く別の道具だと言うことを浸透させるのも我々の仕事の一部ですから。
例えば真剣に転職や離婚を考える人が、今日の占いを参考にしませんよね、同じものだと思われると良くないのです。
そもそも「占い師」と言っても、まったく別の仕事なので、そこはお互いにジャマをしている部分とも言えます。
まあ、占いにはいろんな需要があるからね。
最初から、いいことしか言わないです、って言う占い師さんもいるくらいですからね。その意味で色々な占いがある、ことを知ってもらいたい、と言うのが今日の記事の趣旨です。
「今日の占い」をみるな、ってことではないんだ。
そういうことです。分けて理解していただけたら幸いです。
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