こんにちは、かえるさんです。今回は「価値観」についてです。
よく、カップルとか夫婦なんかも「価値観が似ているといいね」とか「考え方が近い方がいいよね」とか話するね。
言いかえれば、似てなくても近づけりゃいいってことですよね。
えー!そんなこと出来るの!
出来なきゃ占いをみる意味無いですよ。違いを明確にして、他の人の星座を理解して、あーこの人ってこう考えているのか、って自分との違いを受け入れる為にみるんですから。
おー!当たってる~☆とかみて終わってた。
今回はそんな話をしましょう。
「価値観」
早い話が何を大切に思うか、ってことですよね。
西洋占星術で言えば、四要素は大きなヒントになるね、直感の「火」、おひつじ座、しし座、いて座、感情の「水」、かに座、さそり座、うお座、論理の「風」、ふたご座、てんびん座、みずがめ座、感覚の「地」、おうし座、おとめ座、やぎ座、のグループがあるね。
この中で一般に欲しがられる、物質、モノは、感覚の「地」に分類されます。
逆に言うと、四分の三は、大切なのは、モノじゃないんだね。
そうなんです。
でも、どっちにしても星座は一人にひとつじゃないよね。
そうです、自分の中でも状況によって違う価値観が出てきます、その時に、今の自分は、どういう価値観を優先させたいのか、を自覚すると冷静さも保ちやすいですね。
なんで?
自分の意見が正しい、と言うだけではなく、相手の意見が何を優先させているかを考えられるでしょ。優劣じゃなくて、差別化できます。そもそも、口汚い口論と言うものは、自分で自分が何を言っているか判らないような状態ですから。そうなっては人生をコントロールすることは出来ませんね。
あー、どうしても自分の意見が正しいと思っちゃうんだよね。でも、勢いで口論していると、結果が迷走しやすいね。
自分と違う意見には、そういうものです。でもそれでは建設的な話し合いは出来ませんね。相手も、自分も冷静にさせる技術、知識、それが西洋占星術・タロットの技術です。
でも、要するにさ、欲しいものが違うんだから、意見が違うのは当たり前だよね。
そうです、自分の意見を通すのが上手い人は、相手に対する譲り方が上手い人なんです。
全然譲らないで勝った方がトクじゃん!!
それじゃあ、持続しませんよ。ナットクさせなきゃ。
あ、そうか。
星占いでみる「価値観」
星占いで見る場合は、ひとつの星座でみますね、それは「太陽」の星座のみ、をみているわけです。
「太陽」の星座は、こうなったら嬉しいな。が判るんだよね。
そうです、ですから、コミュニケーション方法、手段等は違っても、どこに向かって行動しているか、は判ります。
そこで四要素の分類が役に立つんだ。
直感の「火」おひつじ座、しし座、いて座。
結果より前の、挑戦する気持ち、負けたくない、尊敬されたい、などが目標となります。外部的な評価、内なる気持ちを重視します。勝つことも、勝つことより、勝つことによって得られる評価などが目的です。
感情の「水」かに座、さそり座、うお座。
結果より、自分の心の世界、内側に主眼があります。自分が、なおざりにされることなどにビンカンであります。うお座以外は、自分の気持ちが強いので、思い通りにしよう、ということが主眼になります。うお座は現実とあまり関係ないので。
必然的に、思い通りにならないと、憎んだり、排除したり、離れたりするんだね。
そうですね、離れるのが一番簡単ですから、それが多いし、良いでしょう。
論理の「風」ふたご座、てんびん座、みずがめ座。
コミュニケーション自体や、論理の使用自体が目的だったりします。
ふたご座はコミュニケーション。てんびん座や、みずがめ座は、改善点を見つけ、それを決まりにすることなど、それ自体が目的とも言えます。
システムや制度の変化が目的とも言えるね。
感覚の「地」おうし座、おとめ座、やぎ座。
感覚的な、現実にある物質的なものを重視します。
目に見えるもの、現実的なものが好きです、モノや結果です。
みんなそうなのかと思いきや全然違うんだね。
そうです、どれが正しいわけでも、間違っているわけでもありません、ただ、違うんです。
そう考えれば、相手の価値観を尊重してあげることが出来るね。
持っていない四要素を考える
持っていない要素を考えることで、自分を深く知ることが出来ます。
直感はまさに、言わなくても伝わる気迫、オーラのようなものです。それは未知に向かう志のようなものです。何かをしようとするときに周囲をその気にするためには、未知に立ち向かう確信、やってみたいと言う気持ちが感動を与えるのです。
「火」が無い人は、それが無いんだ。
感情は、心の世界の住人です、ですから、自分だけでなく相手の気持ちも良く考えます。ですから、高い確率で優しい人なのです。
「水」が無い人は、それが無いんだ。でも、ふたご座とか、みずがめ座とか「風」にも優しい人はいるよ。
感情の細かい所まで想像しきることは「水」が無いと難しいでしょう。合わせる以上の深い共感は「水」のカテゴリーに含まれます。
言いかえれば、優しさは相手の都合を考えれば技術的にも作れますし、自分の主張を下げることでも作れます。でもそれは一生信頼できる優しさかどうか?ということは、各自考えてみてください。
論理は、特に現代に必要な能力と言えます、論理的に考えられるので、トレーニングによって、自らの行動も律しやすいと言えます。自分の今後、過去についても、改善点を探す能力に長け、説明、伝達能力も素晴しいです。
「風」が無い人はそれが無いんだ。
感覚、現実的な感覚、現実を中心に考えます。
「風」もそうなんじゃないの?
論理は、あくまでも論理、思考の世界、シミュレーションですよ。意外と感情や直感的な要素が抜けていたりします。「地」はただ現実を見るのです。
だから、占いでそこも勉強すると更にいいね。
「地」は、現実、事実、そのものから考えるのか。感覚から生まれる気持ちとか。
現実は現実なのですが、感情を軽視したり、眼に見える現実を過大評価してしまうことはあります。
あくまでも現実から考えるんであって確実に正確な情報をつかめるわけではないんだね。
そうです、全ての人間がそうです、何を大切に思うか?が違うんであって後は本人の教養や経験、修練によって結果は変わってきますね。
何を大切に思うか?が判れば、何に向いているか、何を目指すと充実するか、等がわかるんだね。
その通りですね。
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