こんにちは、かえるさんです。今回は「占いのキーワードを考えてみる」というお話です。
キーワードというと?
星座がどのような影響を及ぼすことを知らないとホロスコープを読むことは出来ません。キーワードをそのまま当てはめるのは現実に起こるわけのない占いになります。
星座から発生する欲求の原因を知ることなく占おうとすると「キーワード」や「アスペクト」に頼ることになるので、きちんとホロスコープを使うことは出来ないのです。
実際にはキーワードはその人その人によって意味が違いますからね。それを理解する必要があります。
キーワードがその人によって違う?!
では今回はそういうお話です~☆彡
キーワード 言葉自体を考える
キーワードがその人によって違う、って?
例えば、夢占いなどで「マラソン」の夢を見たとします。
紀元前のギリシャの「マラトンの戦い」から生まれたスポーツだね。長距離を走る速さを競うスポーツだ、にわとりさんは苦手だな。
夢の中で「マラソン」が出てきたとしても、日ごろ運動をしない人が「マラソン」の夢を見る意味と、毎日走っている方が「マラソン」の夢を見る意味は同じと言えるでしょうか。
あー、なるほどね。
そういう意味で「結婚」も人によって意味が違います。
と、言いますと?
人によっては幸せの象徴だったり、人によっては人生を縛るものの象徴かもしれません。
結婚をしていない人でも、したいけど出来ない人と、出来るけどしない人もいるでしょう。
人それぞれだね。
出来るけどしない人、だって、理由があって「しない」だけでしたい気持ちはあるかもしれません。
なるほど、そうやって考えると「結婚」の意味は各自違うのか。
そうです、そしてその人の中でも時と共に変化していくのです。
キーワードは不安定なものなの?
というか、実際の占いでは、その瞬間瞬間、鑑定される人によってその場で作るものです。
キーワードを作る?!
そうです、その人にとってどういう意味を持つ「結婚」なのか、
その人にとってどういう意味を持つ「仕事」なのか、それらを明確に理解していないと、鑑定される人の質問に答えられません。
例えば、どんな感じ?
例えば、結婚なさって、仕事辞めて専業主婦になる、という状況の場合でも、それぞれの意味がホロスコープによって変わります。
乙女座が強ければ、役に立ちたいからガマンしないといけないとも思うけど、乙女座は何かを生み出したいクリエイティブな面も強いです。外で働くことが重要な意味を持つ場合も多いです。
創造性を維持しながら家庭でも役に立つ状態を維持できればいい感じっぽいけど。
でも、旦那さんがどうしても専業主婦になって欲しいと思うかもしれません。
あー、なるほどね。
どうすればいいの?
その場合、専業主婦の意味だって人それぞれですから、その人にとって専業主婦になる意味を深く考える必要があります。
その人のホロスコープ全体を見て、家庭を支える重要性と、自分の欲求を分析して、どうすると、どういう充実感と苦悩が出てくるか、ということを考えることで、今後の行動を作ることが出来ます。
ほー。
そして、その旦那さんだって、話せば判る人かもしれません。
あ、そうか、絶対にそうじゃないとダメ!って思ってなくて出来ればそうして欲しい、という意味かもしれないもんね。
そして乙女座の創造性だって自宅で出来る仕事で満たせる可能性もあります。趣味だって候補に入ります。
乙女座は創造性がありますが、集中力を発揮することでも満たせますので、良い使い道を探せれば不満は持ちにくいです。
そういうのもホロスコープ全体から考えることが大切です。
ホロスコープは全体を見ないとダメなんだね。
部分をしっかり理解して、その合成によってどういう気持ちが発生するか、を考えて、その全体をつかむのが重要です。各要素からストーリーを理解することが重要です。その力こそ、占い師の力とも言えます。
キーワード 星座的、カード的意味を考える
タロットの本はとにかくキーワードだよね。
タロットは、その瞬間の気持ちや考えが判るので、ホロスコープではつかみきれない部分も分析できるので大変便利ですが、キーワードを杓子定規に覚えても鑑定などには使えません。
ですから、キーワードで覚えるのではなく、そのカードの本質的な意味をつかんでおくことが大切です。
その本質的な意味を勉強するのが難しいんだよね。
どうやったら、効率良く簡単に出来るの?
ホロスコープで実際の人を鑑定したり、タロットで実際に鑑定して、「生命の樹」などで確認する作業を繰り返すことで、
自分の脳が育っていく感じです。
「生命の樹」で確認する作業をくり返していくと、脳が慣れてきて「生命の樹」から自然に情報が得られるようになります。
そうなると、どうなるの?
キーワードを見た瞬間に、このキーワードはここがおかしい、この場合は当てはまらない、というのがすぐに判りそれを言語化出来ます。言語化できない場合は理解していないということです。
タロットの本に書いてあるキーワードはだいたい海外の本などを丸写ししたもので著者も意味が判っていないことが多いので、多くの本にはあまりキーワードについては書いてないのが普通です。
しかし、タロットカードと、そのキーワードが生命の樹のどの部分で示されているかを知ることで、言葉の持つ意味を有機的につかめるので、占いなどに当てはめる時は状況に柔軟に当てはめられます。
例えばどういうこと?
同じ言葉でも内容は大きく違うことがあります。
例えば、「頭を使いたい」でも、色々あります。
7ハウスの牡牛座だったら、論理などに執着を燃やす場合もあります、それで射手座、水瓶座などが強ければ、知識欲などが強くなることもあります。
そういえば、牡牛座はやたら頭良い人いるな。
3ハウスの牡羊座などで好奇心が強くなる場合も知識欲に向かう場合もあります。
なんかすぐに飽きちゃいそうだけど、
そうなる人もいますし、それをきっかけに深める人もいますよ。
蠍座なら、究極、みんなの知らない知識、などに惹かれやすいですし、乙女座なら精密な分析自体が目的にもなります。
蠍座は人の心などが好きだよね。
日常の世界で、見えないけど重要なものと言えば人の心ぐらいしか無いですからね。
天秤座は理想を意識してそこに向かいたい、のでそのために頭を使います。
水瓶座はとにかく頭を使いたいので、安定したり平和だと、かえってピンチや窮地を求めたりします。
射手座は、自分で知識を重ねて行って、その知識の塊からアイデアが閃くので、そのアイデアを実行するために頭を使います。
とにかく頭を使いたい、という意味では射手座と水瓶座は似ています。
ただ、射手座は基礎知識が無いと、ただの飽きっぽい人になってしまいがちです。
どれも、頭を使いそうだけど、目的もやり方も違うね。
そうです、そういう違いを占い師は本人より明確に判らないといけないのです。
じゃないと、能力の生かし方とかコントロールの仕方を考えることが出来ないね。
そういうことです。
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