こんにちは、かえるさんです、今回は「天の迎え 竹取物語 お話で象徴を考える占いのお話」と言うお話です。
前回は「かぐや姫」が故郷の月に帰ってしまう、ことが分かったんだよね。
そうです、このことを聞きつけた「御門」は使者を送ってきました、「竹取の翁」は事情を話し悲しい胸の内を話したので「御門」は一目見た自分でさえ忘れられないのに、翁の悲しみはどれほどのものか、とご心配されました。
「竹取の翁」は家の周辺を千人以上の護衛を配置しました。
千人!!すごいね。
では今回は「天の迎え 竹取物語 お話で象徴を考える占いのお話」です。
「天の迎え」
えらいことになったね。
「竹取の翁」が厳重に警戒していることを知ると「かぐや姫」は「どんなことをしても月の国の人たちと戦うことは出来ない、私を鍵の付いた部屋に入れても自然に鍵は開いてしまうでしょう」と言いました。
それでも怒りが収まらない「竹取の翁」に「かぐや姫」も、今年中は何とかならないか、と月に頼んだが無駄だった、と言いました。
そして「かぐや姫」は「月」の住人は老いることも、物思いをすることもない、のですが、そこに行くと思っても全く嬉しくもなく、むしろ老いゆくお二人の世話をすることが出来ないことが恋しゅう思う、と続けます。
なんだか、寂しい感じだね。
そして八月十五日の真夜中になったのですが、周囲が昼のように明るくなりました。
おお、けっこうSFっぽいな。
雲に乗った迎えの人たちが下りて来たのですが、それを見た瞬間、誰もが戦う気を無くしてしまいます。
お役目だと矢を放つものもいましたが、当たる気配もないほど矢は無関係な方に飛んでいきました。
そして、空飛ぶ輿に乗った王様のような人が言いました。
「翁は小さな徳を積んでいたから、汝の助けとして「姫」を遣わしたことで、たくさんの黄金を得て大いに栄達した、姫は月の世界で罪があったのでそれを償うために地上に来た、しかし罪の償いが終わったのでもう月に帰ります、それを阻むことは出来ない、おとなしく姫を出しなさい」と言いました。
「竹取の翁」は文句を言うが、全く聞き入れられず、かぐや姫も去って行くことになり、育ての親と御門に手紙と「月の世界の不老不死の薬」を置いて行きました。
結局帰っちゃったんだね。分かり切ってたけど。
いじらしい気持ちだった「かぐや姫」も天の羽衣を着ると、さっきまでの気持ちはすっかり消えて月の国に帰っていきました。
最後は「竹取の翁」や「御門」に対する気持ちも消えちゃったのね、そのくだり要るかね。
象徴的意味
千人で守ったけど、結局、「かぐや姫」は「月」に帰っちゃったんだね。
そういうことですね。
しかも、今までのことをすっかり忘れちゃったんだね。
「月の住人」は老いもしないし、悩むこともない、このことはホロスコープの「月」を良く表現しています。逆に言うと思い悩むと言うことは「月」に逆らっているという言い方も出来ます。
そんなに「月」はすごいの?
結局、人が悩むのは「どうしたらいいか?」ですよね、この時に「冥王星」そして「冥王星」とつながった「月」そして「海王星」「天王星」「土星」に逆らう時です。
じゃあ、答えは決まってるじゃん。
そうなんです、そうなんですけど、「人間社会」の常識がありますよね、要するに目先の損得です。
「月」に従うのは「ホロスコープ」要するに「自分の役目」に従うことになりますが、「人間社会」の常識だと「自分の能力を伸ばして使命を果たすことよりお金儲け」に走りがちです。
お金を儲けることが悪いわけではないですが、それを優先すると自分の能力は同じことの繰り返しだけになり伸びなくなるし、ホロスコープに反するので「何となく不安」を抱くようになります。
「かぐや姫」は、やるべきことをしたから、全てを忘れて「月」に帰ったんだね。
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