かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

人は他人には厳しい 過保護、行き過ぎた躾、子供への影響

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f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain こんにちは、かえるさんです。今回は「過保護」や「行き過ぎた躾(しつけ)」の子供への影響を通して、人は他人には厳しい、と言う感情論のお話をします。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain 過保護や行き過ぎた躾(しつけ)は、愛情の暴走だとは思うけど、家庭の問題だから外からは見えにくいのが、また問題だよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain その通りですね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain 第一、評価が難しいよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129120030g:plain 結果論ですからね。今回はそんなお話から、感情論ではない状況のつかみ方のお話をします。

 

 

「過保護」を考える

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain 過保護は良くないよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain 保護は必要ですけどね「過」って付いていますから、行き過ぎですよね、保護は必要ですからそこは忘れてはいけません。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain でも、例えば親子なら親と子双方が「過保護」である、と納得する例は少ないですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181946g:plain そりゃ、そうだ必要だと思うからしているんだよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain このことは周囲、子供は理解してください、恐らく子供の人生で上手くいかなかったことの原因に「過保護」をあげることは少なくありません。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain あ、そうか。誰がみても過保護と言うのもあるし、本人が努力せずに言い訳にしているケースもあるかな。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain それも外から見ても人それぞれですよ。まず、冷静に言えるのは普通の家庭なんて存在しません、だいたい親だって人生のうち、多くても3~4回でしょ子育てなんて。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain メチャクチャ熟練の親なんていないのか。

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain そうです、しかし子供は親が最善の選択をしないことを恨んだりするものです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain 文句をつける子供が悪い?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain そうは言っていません。善悪の話ではない、と言いたいんです。

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain 子供なんて自由にやらせても、結局ダメだったら「あの時は自分も子供だったから、無理にでも大学に行かせて欲しかった」なんていう人も見たことがあります。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain 親が全部決めていたから考える力が自分には付かなかった、っていう人も居ますね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain 親って大変だな。

 

f:id:KAERUSAN:20180218201419g:plain とは言え!!

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain もう、子供をおもちゃのように何でもかんでも好き勝手に決めてしまう親も現実には居ます。それは保護下にある子供は自力で回避することは出来ません。

 

f:id:KAERUSAN:20180130162002g:plain そう言う話聞くよね、かわいそうだよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain 客観的にみれば、子供がかわいそうで親は、おもちゃで遊ぶ非人道的なイメージが強いですが、多くのケースでそうなるのはお母さんですね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain あー、そうだね、たしかに。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain 日本は、先進国の中では最低レベルの女性差別国家です。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182931g:plain あ!だから、自分の娘に自分と同じ思いをさせたくなくて夢中になっちゃうのか!

 

f:id:KAERUSAN:20180130163353g:plain そうです、だから、自分の悲しみ、悔しい思いをさせないために、アレもコレもこうするべきだ!となってしまいます。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain で、全部自分で決めたくなるんだ。そうか日本に居れば能力や努力と関係なく女性と言うだけでも大変なんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20180127174513g:plain 頑張った人ほどかえって悔しい思い出が有るはずです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain その意味では自分が出来なかったことを子供にさせたい、と言う気持ちもあるでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20180129120030g:plain 実際に、子供を頑張らせるのは自分が頑張るのと違い、全然ラクですし達成感もありますから、クセになってしまうのも、判らなくもありません。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain 父親なども、高学歴を強いる親もいるよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain まあ、同じことですよね、自分がそれなりに高学歴でも、東大と比べられて悔しい思いをした、などの記憶があると、子供にはそんな思いをさせたくない、と言うのと、なぜ自分が出来なかったのか、を知っているから余計に子供に厳しくなるわけです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain 自分が出来なかった理由を知っている?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain そうです、自分は振り返ってみれば、もっと頑張れた、って思うからもっと頑張れば出来ると思うんです。または自分が出来たから頑張ればできる、と言う考え方です。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain ああ、そうか、自分が超、頑張ってダメなら、頑張っても出来ないものは出来ない、って思うはずだもんね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain でも、自分は意志が弱くそこまで頑張れなかった、自分は厳しさには耐えられなかったけど、厳しさを強いるのはカンタンですから、子供に厳しくなる、という仕組みは理解出来なくもありません。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain うーむ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain かと言って、それが間違いかどうかは結果論なんですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain そおかな?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain 結果として、自分で商売をはじめたり独立する人の90%位は10年持ちませんし、日本は失敗した人間にチャンスを与えない国ですからね。日本の貧困、身分制度は近代的ではなく中世に近いですね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain 他の国は与えるの?

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain むしろ経験がある、と観る部分があります。日本は銀行もお金を貸すのはお金持ちだけで、能力や計画の内容などはとり合いませんし、銀行員も理解出来ません。銀行員はAI化でほとんど消えると言われていますが、日本の銀行は更に早いでしょうね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181946g:plain かえるさんも断られたの?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain かえるさんは借金大嫌いなので借りようと思ったことがありません。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain でも、こうやって考えると親のエゴを子供に押し付けるのは良くないよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain 良くないでしょうけど、自分のエゴを奥深くまで理解して、自分の行為が与える影響を十年先まで見通して、子供を育てろって言うんですか?

 

f:id:KAERUSAN:20180129182931g:plain あ!そうか!さっき言ってたことか。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain だから、そうだったら良かったね、そうじゃなければ良かったね、とは言えますし、同情も共感もしますが、自分が親に何を要求しているか、と言う視点もあっても良いと思うんです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain 当然、だから親を許しなさい、とか親を罰しなさい、と言うのではなく、感情を決め付ける前に、事情くらいは知っておこうよ、と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain 子供も自分を振りかえることも必要か。常に10年先を考えた最善の選択をし続けることなんて出来ないよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain かと言って、親も、親に万能を求める子供の気持ちも判ってやるべきだと思うんです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182931g:plain 今度は親!

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain だって生まれてから常にいるだけで安心、無料で世話をしてくれるありがたい存在がいるんですよ、神に等しいでしょ。生物でも珍しいでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain たしかに、ありがたすぎて、ありがたみが判らないくらいだ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183312g:plain そして、小さな我が子を見て、頑張ろう!って思いながら親は親らしくなっていくわけですよ。子供の期待、信頼に育てられる部分もありますよ。子供に心配させまいとして辛い仕事も頑張って来たんでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain そりゃ、子供も心から信頼して、他の人間とは違うと思いますよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 要するにお互いに間違っているけど、判ってやりたい気持ちも持てるといいね、って話ですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182049g:plain なるほど。

 

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厳しい躾(しつけ)

 

f:id:KAERUSAN:20180129181946g:plain 厳しい躾(しつけ)も問題になるよね、怒鳴ったり、暴力を振るったり。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain 大問題ですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain でも、親は良かれと思ってやるわけだよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain まあ、全然ダメだけど多くの場合そうでしょうね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181946g:plain どこで線を引けば良いのかな?

 

f:id:KAERUSAN:20180129182121g:plain 躾を、ルールを守る、やっちゃいけないことはさせない、だけで考えると、そう言う過ちが生まれやすいです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182931g:plain え!他にもあるの?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183312g:plain 自尊心と自信を付けることも大切です。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181946g:plain どういうこと?

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 躾(しつけ)で、何かを教えたとき「自分はコレが出来るようになった、理解した」と思うことで子供に自信や自尊心が持てることを目的にするべきです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182322g:plain ああ、そうか、元々は、教育、成長の為にするのが躾(しつけ)だもんね。

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain 大声で怒鳴られて、殴られて、自尊心と自信が育つことは考えにくいですからね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain やっぱり、怒鳴ったり、殴ったりするのは、そう言う目的意識は無いよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain それなりには、子供の為だと思うんでしょうが、基本は自分の不満を立場の弱い子供で解消してますよね、きちんとしたかったけど、そうはならなかった自分への怒りや、溜め込んでいる不満をぶつけているんですよね。純粋に認識能力が低く大人になっていない、と言うのも大きな原因でしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain どうすれば、問題が起こらないんだろう?

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain その考え方がムチャですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain こうならなきゃいけない、こうであるべきだ、そんな思い込み、起こっても無いこと、来てもいない未来を確実にしようとする気持ちが、問題を引き起こすんですから。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183223g:plain でも何もしないわけにもいかないよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183312g:plain そうですね、でも「過保護」「行き過ぎた躾(しつけ)」は、それ自体が確実に問題ですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183027g:plain 案外、とりたてて特別なことをしない方が上手くいくかもしれませんよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain 占い的に言えば、人は自分の大切だと思うもので悩む、家庭を思いすぎる人は家庭で悩みます。まあ、ほどほどが良くって、それで上手くいかなきゃ、仕方ない。

 

f:id:KAERUSAN:20180130170208g:plain ただ、占い師が言えるのは、自分と子供のホロスコープを観たり、逆に自分と親のホロスコープを観れば、一致しない点があるのは当たり前ですよ。同じ価値観を強いることのムダさは理解出来ると思います。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183312g:plain あと、子供が自分の道は自分で決める、って言う時って、学校行くのがめんどくさくなって、逃げ道を夢に求める人が多いんですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain オレはすごいミュージシャンになる!って言っておいて、楽器は大していじらずに遊んでばっかりで、最後には運が無かった、なんてね。そんな子供が急に頑張れないことは、どんな親も判りますよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain うーん、メチャリアルや。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183312g:plain じゃあ、子供の性格、根性を理解して、無難な道を選択させて、大学だけは卒業させてみれば、会社へ行ってつまづいて、何を言うかと思えば「あの時オレは夢を諦めた時点で自分の生き方を捨てた」とか言うわけですよ。言い訳だけは一人前で。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain どっちにしたって、親が子供の不満を完封するなんて無理ですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129182049g:plain それは言えてるな、肩に力を入れすぎても仕方の無い部分もあるよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 人に出来ること、判ることには限界があります、ただ、自分の気持ちだけで世界を一杯にしてはいけません、自分の立場、過去、性格を考えて、自分にどういう偏り、願望があるか、そしてそれを他の人、例えば親の視点で考えてみて、理解した上で言動が出来れば、少しは世界は変わりますよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain 自分と相手か、特に相手かな。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain いやいや、自分を判っている人なんてほとんどいません、まず自分、そしてそのノウハウを生かして親のことも知る、その逆で自分を知って、子供を知る、と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 自分を知っている人は、わきあがって来る自分の気持ちの出所を知っています、占い風に言えば、どの星座がどういう影響を受けて、今こういう気持ちが浮かび上がって来ているけど、気持ちのままに行動して、こうなったら後悔するな、こうすれば消せるな、と冷静に考えられる人です。

 

f:id:KAERUSAN:20180130170208g:plain 要するに一時の「本心」に振り回されない人ですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain 一時の「本心」か、なるほど。家庭問題は、こうすれば正しい、って話ではないんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20180326185810g:plain 家庭問題はこうするのが正しい、と言った時点で自分の認識の甘さがバレますからね、商業的なマニュアル本ならそう言う方向は必要でしょうが、実際に問題に取り組み対応する「占い」にはそういう考え方は不要でしょう。

 

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