こんにちは、かえるさんです。今回は「幸せ」について少し考えてみましょう。
また抽象的な話題だね。そんなの人それぞれだよ。
そうですよね、かえるさんもそう思います。なので、ホロスコープ、西洋占星術で目指す「幸せ」を考えようと思います。
人生の中で不満の無い人は少なく、何かしら不満があるのは普通とも言えます。それを、ある程度、取り除くことを目指すのが西洋占星術です。
でも、自分のせいじゃない不満もあるでしょ、そういうのはどうなの?
占いは、外部の原因、事故や災害、病気などには基本的に無力だと考えています。
たとえば、素晴しい能力、技術があっても生かす場所がなければ、気持ちはすさみやすいものです。目の前の不満より、そういう根本的なことは、なかなか自分では気づかないものです。
目の前の不満のせいで不満だ、と考えるのが普通だよね。
その場合、自分の能力を生かせるよう行動や目標を再設定することが人生を変えるかもしれません。
そういう、自分の星座を現在の生活で使いこなしているかをみることが占いの役目のひとつと言えます。
自分の能力を発揮することが「幸せ」という考え方なんだね。
「幸せ」と言う言葉は、内容はその時々でも違うでしょうし、まさに人それぞれです。ですが、占いでお手伝いできる範囲、と言う意味では、その通りです。
「幸せ」は、手かせ
幸せ、の「幸」は、手かせ、を表現した文字と言われています。
手かせじゃ幸せじゃないでしょ。手の自由を奪う道具でしょ。
楽なのが幸せでしょ。
忙しい時には楽出来ると嬉しいものですが、ずっと楽なのは充実感は持ちにくいですね。
ぜんぜん何もしないのは、楽しくはないでしょ。
まあ、判るけど、手かせ、は行きすぎでしょ。
アラビアンナイト、と言うお話を知っていますか?
ああ、千夜一夜物語ね。
とても人気のあるお話で、さまざまなバージョンがあるのですが、アラジンの魔法のランプというお話があります。
有名だね。ランプをこすると願いをかなえてくれるジンが出てくるお話だ。
お話の最後にアラジンが、もう自由になってもいい、とジンをランプから解き放とうとします。
その時に、小さなジンは喜んで去っていきますが、大きなジンは「自由なんていつでも手に入る、要らん」と言って留まります。
へー、そんな話だったっけ、変なのー。せっかくのチャンスなのに。
もちろん、どっちが正しいとか、間違っている、と言う話ではありません、でも、アラジンは願いはかなえて貰うんじゃなくて、自分で願いをかなえることを望んだから、ジンを解き放とう、と思えたわけですね。
まあ、たしかに、何でもかなえてもらえたら、喜べるのは最初だけかもね。
そして、小さなジンは、自由を求めて去っていきました、しかし、その後はどうなるかは判りません、いつまでも自由を楽しめるのかも判りませんし、もしかしたら、それを楽しんだかもしれません。
大きなジンは、役目があることの喜びを知っている、とも言えます、どんな願いでもかなえられるジンはきっと自分の欲望は持ちにくいでしょう。
だから自分の力を求められることは大切で喜びや充実には他に手段が無いのかもしれません。
役目があることの喜びか。う~む。
もちろんどんな願いもかなえられる、という状況には普通なりません、ですが極論そうなってしまったら、そう思うのではないか、と言うのは判る気もします。
お金のせいで
人生振り返って、若い時、お金がなかったほうが良かった、と言った人がいました。
いくらなんでも、それはないでしょ。
さっき役目がある喜び、の話をしましたが、その人は若い時にある程度成功して、お金を貯めたのですが、その後がんばる理由を見失って気づいたら10年たっていた。
お金がなかったら途中で、一生懸命仕事を探して働いてもっと人生が充実しただろう、勉強にもなっただろう、って言うんです。
仕方なく、辛くても、と言う頑張りが気づかないうちに人生を充実させているのかもしれないって言うことか。
だけど、その人は、若く未熟な心のうちにお金を持ったことで、お金の使い方が判らなかった、その教訓をこれから生かしたい、と言っていました。
人生って難しいね。
お金もちの方が離婚率が高い、と言う話もありますね。
力を合わせて頑張らなきゃいけない状況の方が上手くいくってことかな。
まあ、どの程度が幸せか、と言うのは決められませんが、同じ人生は無いのですから、結局は自分で決めるしかありませんね。
調度良い、はあるのか
目標を持って、そこに向かって頑張っている時は、苦しい中にも充実感があるでしょう。しかし、その最中にそれを感じることが出来るか出来ないかは人それぞれです。
調度良い、ってあるのかな。
仕方ないから頑張る、だから休みたい、その時に、調度良いと思えるか、と言うのはその人の考え方の問題ですね、幸せに多い、少ないと言うような分量がある、というより、本人がどう考えるか、の方が重要ですよね。
自分が調度良い、と思えば調度良い、と言うことか。
じゃあ、幸せは、目指すもの、なのか、すでに持っている、って気づくようなものなのか、って言うと?
それも、自分で決めることですね、人生の節々で変えてもいいと思います、疲れきった時は、持っている幸せに思いを馳せ、活力に満ちあふれた時には、絶対つかんでみせる!って考えてもいいでしょう。
占い、で出来ること。
不満があるときに、自分のたくさんの星座をチェックしてみて、なにをしたら癒されるだろう、元気が出るだろう、充実感を味わえるだろう、って自分でチェックして、行動し、不満を薄めることが占いでは可能です。
怒りや不満の原因を見つけることが出来れば、それは自分の本心というものではなく、上手く動いていない星座が原因なのだ、と少し自分の気持ちに距離をおいて考えることが出来ます。
それは現実と向かい合うことでもあります。
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