こんにちは、にわとりさんです、今回は「アスペクト」を判りやすく解説いたします~☆
いつもの星占いでは星座は1つだけど、本当は人の星座は1人にたくさんあるんだよね、星占いでは生まれた月日だけで星座がわかるから簡単だけど、他の星座はもっとたくさんあるから自分の星座は知らない人が多いよね。
そうですね、昔は表を見ながら計算機片手に調べてましたから、大変でした。
でも今は、コンピューターがやってくれますから、生年月日時、生まれた場所を入力するだけで、あっという間に判りますからね。
で、今回の「アスペクト」は?
自分の星座を示した図を「ホロスコープ」と言うのですが、そのホロスコープは「360度の円に、12星座(各星座30度づつ)が示してあって、そこに「惑星」と言うポイントが示されています。
いつもの星占いの星座は「太陽」の星座だね。
その他「月」「水星」「金星」「火星」「木星」「土星」などの場所が示されていますので、それが全てその人の星座です。
その惑星同士の「特定の」角度に意味を求めるのが「アスペクト」だね。
そうです。
では、今回は「アスペクト」です~☆
「惑星」同士の角度
上の図で見ると、赤色のポイントと、橙色のポイントは180度の位置関係だね。
この場合、牡羊座と天秤座だね。
180度の関係だと何だって言うの?
あんまり気にしなくて良いですが、良くないということになっています。
牡羊座と天秤座は180度なの?
片方が牡羊座の最初の方の角度で、もう片方が天秤座の最後の方なら、当てはまりません。
ふーん、他の角度もあるの?
他にも0度、惑星が重なっている、と言うことですね。その他は、
などがあります。
以上のメジャーアスペクトと呼ばれる影響が大きいとされるアスペクトを紹介します。
まずは「合」コンジャクション。ポイント同士の角度が0度です。
重なっているってことだ。
お互いのポイントの意味を強めあう、と考えられています。同じ星座にポイントが2つあるのですから強くなるのは当たり前ですね。角度もへったくれも無いでしょう。
「六分」セクスタイル。ポイント同士の角度が60度です。
調和しやすく、イージーアスペクト、と言われています。
「矩」スクエア。ポイント同士の角度が90度です。
かみ合いにくく、調整が難しい、ハードアスペクトと言われています。
「三分」トライン。ポイント同士の角度が120度です。
安定した、イージーアスペクトと言われています。
「衝」オポジション。ポイント同士の角度が180度です。
緊張の、ハードアスペクトと言われています。
以上5つが重要視されるメジャーアスペクトです。これらは影響が大きく8度のオーブ(許容角度)があるとするのが一般的です。
ただ、オーブは占い師によっても違います。
ちなみに「アスペクト」は「惑星」同士だけでなく「ASC」「MC」にも適用されます。
「惑星」同士の角度いっぱいあったら?
じゃあさ、向かって左の赤い所の「惑星」から見たらさ。
青い「惑星」は60度じゃん。良い角度じゃん。
そうですね。
茶色い「惑星」は90度じゃん。悪い角度じゃん。紫の「惑星」は120度じゃん、良い角度じゃん。緑の「惑星」は180度じゃん。悪い角度じゃん。さらに青い「惑星」からも…。
こんなんだったら、本当にその通りになるの?
…。
なんないですよ。
なんないの?!
正直言うと、かえるさんは「アスペクト」は見てません。
見てないの!
「アスペクト」は西洋占星術には珍しく「良い」角度とか「悪い」角度って言うんですよね。
「良い」とか「悪い」って、実際の鑑定の時、何が良いのか、何が悪いのか、定義のしようが無いですよ。
例えば政治家が汚職して捕まった時、何が良くて何が悪かったか、言い切れないでしょ。
最初から当選しなければ捕まらないで済んだのか、
でも落選したら、その時は落選したことが「悪い」と思うでしょ。
「良い」とか「悪い」って言ったら、こういう現実的なことが判らなくなるんですよ。
ここで性格判断なら「受かったらどうなる」って考えられるんです、それが西洋占星術なんです。
じゃあ、良い角度、とか言っている時点で怪しいのか。
惑星の意味も、星座の意味も関係なく、角度だけで何か意味がある、って確証を得るのも難しいですね。研究のしようもないです。どう考えても例外の無い法則が見つかるとは思えません。
だから、かえるさんは、見ないんだ。
正直、惑星と星座、ハウス、ホロスコープ全体のイメージとかからその人の考え方をイメージして、状況を聞いて、悩み相談、を受けるんですけど、
「良い」とか「悪い」じゃ、何のアドバイスにもならないですよ。
惑星、星座、ハウスなどから心の中のイメージをつかむって、難しいな。
正直、プロでも、それが出来ない人もいるので「アスペクト」ってあるみたいなんです。
あー、角度さえ測れば誰でも当たっているかは別として「良い」か「悪い」か判るんだもんね。でも、それじゃあ、プロに頼まなくてもいいね。
それでも「アスペクト」を使う
じゃあ、アスペクトは使わなくていい?
まあ、それが結論なんですけど、
でも、2つの星座が混ざった時どうなるか、と言う考え方で、勉強をする、と言う意味で、初学者が勉強するのに使えば良いんじゃないでしょうか。
このブログのアスペクトの記事は、そういうスタンスで書いています。
ちなみにアスペクトがピッタリ60度だと片方が牡羊座なら、もう片方は双子座になります。
そうだね。
でも、オーブ(許容角度)を考えれば、牡羊座の最初と、双子座の最後の方なら、アスペクトは90度になります。
そう考えると同じ星座の組み合わせのままでも「良い」「悪い」が変わっちゃうんだ。
そういうことも考えつつ、星座が混ざった時、と言う考え方を学んで頂ければよいな、と思います。
じゃあ、角度はどうでもいいんだ。
まあ、判りやすくて人気のある考え方なので「良い」「悪い」は、そうかもしれないね、位の感じで見れば良いのではないでしょうか。
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