こんにちは、かえるさんです。今回は「検出限界以下の星座を考える 自分の十二星座をつかむ」と題してお送りいたします。
ホロスコープを見る
人の星座は1つじゃない、たくさん有る、その中に無い星座があるか、どうかって話だね。
自分の弱い星座か、日ごろ占いを観る時は、自分にはどの星座があるだろう?って考えるな。
そうですよね、自分にない星座と言うのはあまり見ませんよね。でも、ホロスコープを見ていただければ判るように、ホロスコープには全ての星座が記されています。
主だった情報は、10惑星、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星(西洋占星術では、太陽、月、冥王星も惑星と呼びます)が、どの星座に位置しているか、を見ることで、その人の欲求、何をしたいか、を調べることが出来ます。
だいたいこんな感じの図に、星占いで見るポイント「太陽」とか「月」とか「火星」とかのポイントが記されているんだよね。
獅子座の所に「太陽」のマークがあったら「太陽が獅子座」星占いで言うところの「獅子座の人」だね。
その他に「月」や「火星」とかは別にある。その絡み合い、ぶつかり合いで、迷ったり、困難を乗り越えたりするんだよね。矛盾した欲求などは悩みのタネにも、人間の幅にもなるんだよね。本人次第とも言えるね。
ホロスコープ一部拡大図
例えば、こんな感じのホロスコープならカンタンに言うと「太陽が獅子座」「月が乙女座」「火星が蟹座」の人ですから、「太陽が獅子座」で、目標を目指して頑張る、目立ちたい気持ちも強い。
でも「乙女座の月」で、一人で集中する時間も大切、どちらかと言うとモノが好きで、人付き合いには熱心ではないけど「獅子座的に」無くなると寂しい、そして「火星が蟹座」なので、仲間や家族との絆が強まると、元気が出る、なんて感じのイメージがわいてくるわけです。
自分の星座を知って上手く使いたいですね、星座は抑えた方が良いシーンもあるでしょう。要するに、したいけどガマンする、と言うことです。
例えば、せっかくある「乙女座」を作業に集中する力として使うか、頑張りどころで人間嫌いとして出てしまうか、は人生を大きく左右する大切なことですね。
時と場合を良く考える、と言うことだね。乙女座は人間嫌い、って訳じゃ無いでしょ?
日ごろ集中力を発揮したり、じっくり考えたり、しないと、つい人間を分析し過ぎてしまい、人間といると疲れるようになってしまうことがあります、結果として人間嫌いに見えることはあります。
この例の場合「太陽」は魅力の星座「獅子座」ですから、人と密接になりやすいので、うまくコントロールしないと「獅子座」と「乙女座」が、ぶつかってしまう形になります。「蟹座」的にも人間付き合いは大切です。
この例の場合は「乙女座」がすごく重要だね。
そうですね「獅子座」と「蟹座」も、仲間を思い通りにしようとしてしまうと、上手く行きにくいでしょう。
でも「乙女座」のキチンと作業する、と「獅子座」の魅力、そして仲間思いの「蟹座」ってなればすごくステキな人だ。
そういうことです。
自分に無い星座
でも、十二星座で10の惑星、だったら、絶対に無い星座があるはずだよね。
実は10の惑星、と言うのは、人生や日常に表れやすい重要なポイントなので占いには重宝しますが、実際はもっとたくさん、無数にあります。
でも、普通に占う場合は、この10の惑星で十分と言えます、生まれた時間なども判れば、ハウス(室)なども非常に重要な情報ですが、判らない人も多く細かい情報が無くても、かえるさんは悩み相談などには応じています。
10個の惑星は本当に影響が大きいんだね。
そして、同じ星座にいくつも惑星が入ることも良くあることですから、無い星座、と言うのは、いくつかはあるのが普通です。無い星座の方が多い人もいます。
それはダメなこと?
そんなことありません、星座が集中している部分があれば、何をすれば自分が充実できるか、が判りやすいですし、能力を伸ばしやすいメリットもあります。
という訳で、無い星座、と言うのが皆さんにあるわけです。
無い星座を考える
でもさ、無いもんは無いんだから、しょうがないじゃん。
いやいや、責めているわけではありませんが、星座が無い、と言うことは、その星座にとって重要なことが余り気にならない、と言うことです。
例えば「蟹座」なら、家族や仲間がとっても大切です。
「蟹座」が無ければ、そうでもない、ってことか。
「四要素」で言えば「蟹座」は感情の「水」の星座なので、同じ「水」の星座の「蠍座」「魚座」はある程度、近い価値観がありますが「水」の星座が無ければ、それほどは執着しにくいわけです。そして「蠍座」や「魚座」があっても「蟹座」同士ほどは一致しません。
じゃあ、同じ星座同士は仲良しなの?
価値観が近いので、そうなることもあれば、逆に争ってしまう場合もあります。
じゃあ、意味無いじゃん。
いやいや、上手くいかない場合などに原因を探しやすいので全然違いますよ。
そして!
おぅ!ビックリした!
大切なのは、自分の無い星座を知ることで、自分に何が無いか、そして、その星座がある人からどう見えるか?を考えることが出来ます、これが重要です。
人って長所も大切ですけど、他人の短所は気になりません?
確かに、でも、無い星座は、必ずしも短所なの?
ものすごく良い質問です、別に短所とは言えません。例えば人間関係なんて、こだわりすぎない方が上手くいく場合も大いにあるでしょう。
でも、その星座を持っている人から見たら、当たり前のことを気にしない人に見えるわけですよ。
おお!そうか、長所とか短所って言うのは見る人が決めることだから、特定の相手からどう見えるか、を考えることで、対処法を考えたり、相手の行動を理解するためにも役に立つのか。
そして、自分の当たり前が、自分にとっては当たり前なだけ、と言うことに気付けると他者に対する理解度も上がりますね。
なるほどね。
正しくは「無い」わけじゃない
あと、とっても大切なのは、便宜上「無い」星座と言っていますが、完全にその星座が「無い」わけではありません。
そぉなの?
ホロスコープを見ていただけば判るように、全ての星座が存在はしています、重要なポイントが存在しないだけです。あることはあります。日ごろは強く感じないだけです。
例えば「四要素」の「火」の星座無くてもカチンと来ることはあるでしょうし、「水」の星座が無くても、感動して泣くこともあるでしょう。
論理と言語の「風」の星座が無くても喋ることは出来ますし、論理思考も教育によって習得は可能です。「地」の星座が無くても感覚はありますから、痛みや疲れは感じますね。
ただ、日ごろは重要度が低いので、あまり感じませんし、意識もしません、だから、鍛えにくい、とも言えます。
それは意識すれば鍛えられるってこと?
もちろん、その通りです。トレーニングや高い意識を持つことで、他者に対する共感、理解も改善できますし、自分の星座を押し付けないように気をつけることも可能なのです。
そして、様々な価値観を理解することで、自分の強く持つ価値観に関しても、意識的に薄めることが出来れば、感情のコントロールにも役に立つでしょう。
無い星座こそ、重要なのかもしれないね。
そうですね、日ごろ現れないだけで、無い訳じゃない、と言うことを強調したくてタイトルは「検出限界以下の弱い星座」と致しました。
でも鍛えられるのか、あるのと同じ位、無いのも重要なんだね。自覚は大切ですな。
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