こんにちは、かえるさんです。今回は、
怒る!!
について考えて行きたいと思います。
怒るについて考えるって、怒るは怒るでしょ。
じゃあ、怒っている、についてはどうでしょう?
怒っている、も怒っている、だと思うけど。
大きな声だして、悪口を言ってさ、
目つきだけで、ヤバイ怒っている、って思うことありません?
あー、なるほど、イロイロあるか。
今回は、そんなお話を通して「怒り」をコントロールするお話をしようと思います。
怒る、ってどういうこと?
怒る、って現象自体を少し考えてみましょう。
現象?
怒る時って、何がきっかけになりますかね?
相手が、おバカさんだなーって思ったときかな。
相手がおバカさん、だと思うのはどういう時ですか?
教えてるのに全然判らない、とか、判ってないのに判ったフリしたりされると思うわ。
相手から見たら、どうなんでしょうね。
ええ!!
何言ってるか判らないや、とか、うるさいなー、って感じかな。
人は多くの場合、自分が理解能力が低くて判らない、と思うより、相手がめちゃくちゃ言っている、と思うからそうですよね。
そういう意味では、全てではないですが、多くの場合、行き違いが原因とも言えますね。
だとしたら、慌てないで行き違いを解決する方が話が早いと思うんですよ。
いや、何度、説明しても絶対判らないんだよ!!おバカさんだから!
説明自体が判りにくい、または、相手の程度が著しく低い、のどちらかですね。
後者!
絶対後者?主語が抜けていたり文法が間違っていたりはしませんか。あと過度に難解な単語が混ざってませんか。
そう言われると自信無いな。
相手の程度が著しく低い場合も、説明の程度を下げることは可能ですよね、小学生に教えるみたいに。言葉をカンタンに、過程をまとめないで1つづつとか。
あと、未熟者ほど何が判らないのか判らないものです、「何か疑問、質問はあるか」などと言う問いかけは、教えるのが苦手な人がやりがちなミスです。
あ、それミスなの。
じゃあ、今、説明したようにコレやってみて、で、判らなかったら質問して、って言った方が良いでしょう。若い子に教えるなら、最初は判らなくて当たり前だから、何回でも聞いていいから、のような言葉を付けてもいいかもしれません。
なるほど。そんなことして無いわ。
要するに「怒り」というのは自分の行動が上手く行かない、と感じた時にとっさに発生してしまう結果、というのがよくあるパターンでは無いでしょうか。
まあ、確かに違う角度から説明すれば判るかもしれないけど、そんな技術、
誰にでもあるもんじゃないでしょ。
でも、それを認めると、自分も悪い、ってことになりますよ。教える立場で教える技術が低いって言うことですから。
ぎくっ!
でも、よくある話で、職人が見て学べ、って言うけど、確かに、誰にでも判るように教えるって難しいからか。説明出来ないだけか。
そう言えますね、自分が出来ない、って思いたくないし、言いたくない、そういう願望があるからこそ、怒ってごまかすんですね。見て学ぶものだ!ってね。
触れられたくない所があるから、自分は悪くない!と言う表明が、怒っている、とも言えるのか。
そうですね、誰も悪いとは言っていないのですが、多くの場合、上手くいかないかも、という直感が引き金になります。
そして怒りは「カチン」と来た!って言いますよね。
あ、怒りは、電気情報ってことか!脳にすごく早く、強いインパクトで来るから、興奮しやすいのか!
そうですね、感動が、じわっと来るのは、ホルモンで伝達される情報だからですね。その意味で、電気の情報には人は反射的ですよね。とっさに動いちゃう。
有利か不利か、と言うような生存本能的に重要そうな情報は早さが必要だよね、だから、自分の弱点、不都合な話に論点が近づくと過剰反応に繋がりやすい電気情報で来るんだ。
その通りです、要するに状況に対して本人は深い自覚は無いので、良く判らないけど、ビックリして身構える、と言うような形で、怒る、と言う結果につながりやすい、と言うことです。
要するに野生の動物だった時代や、狩りをして生活をしていた時代の名残ですよね、ヤバイと思ったら、興奮してアドレナリンを分泌して身構える。
もしかして、現代にはあまり必要じゃない能力かな。
まあ、日常生活ではあまり使うシーンは無いですよね、会社や仕事で使うと良いことは無いでしょう。
今は怒鳴るのも暴力に近い扱いだよね。制御しないと。
全くその通りですね、次はその話をしましょう。
「怒ってる」って見えなきゃ良いわけです
え、どういうこと?
「カチン」と来るのは、仕方ありません。腹が立つのも仕方ありません。でも、それがバレなきゃいいわけです、いや、バレても表現しないことが大切なわけです。
と、言いますと。
「怒る」というのは「怒る」と言う行為が存在するわけではありません。見た人が「怒っている」と思ったり、本人が「怒っている」と思わなければ存在しません。
ああ、そうか、誰もそう思わないようにしていくのも大切なんだ。
自分が一年中「怒っている」と思うと、クセにもなりやすいですからね。
まず、先ほど言ったように「カチン」となるのは単なる昔の名残です。ですから電気信号が来た時に、まず何かを表現してはいけません。例えば大声などは出してはいけません。
ココで「バカだなぁ!」とか言うから引っ込みつかなくなるんだよな。
そうなんです、大声を出した自分を正当化しようとすると余計に興奮しますからね。
でも、つい言っちゃうんだよね。
じゃあ、何も考えず「バカだなぁ!」を「なるほどね!」に変えましょう。とりあえず「なるほどね!」と言うことで、相手を責めるにしても「多分ココが勘違いしているよ」とか続く言葉がマイルドになりますから。
慣れてくると「あー、オレの言い方が悪かったわ、こういうことなんだよ…」とか言える様になってきます。
そういう積み重ねがあると相手も質問しやすくなります。そもそも、いつも怒鳴られると、あの人に質問したくない、となるのでミスを隠されたり、判らなくても聞いてこなくなります。
あー、そういうのあるよね。
とにかく大切なのは、音量に気を付ける。あと、マイルドな単語を決めておく、そして口グセにする、と言うことです。そしてウソでも笑顔。
そして、とても大切なのが、
怒る時にはだいたい、相手の失敗と無関係な自分の不満やイライラが混ざってません?
うぐっ!!
けっこう混ざってる…かな。
ですよね、昔、かえるさんが使っていたチェック法で、部下に腹が立ったら、すぐに言うんではなく、空腹、体調、現在自分の気持ちに何かひっかがることは無いか、をチェックして、文句を言った後、何て言って相手を褒めるか、を決めてから注意していました。
まず時間を空けることでコントロールはすごく簡単になります。言うことも考えられますしね。
え、お腹がすいてたら言わないの?
仕事上すぐに言わなくてはいけないことは言いますよ、でも「怒っている」と言う表現にならないようにします。技術的なことだけにして、自分はこう思う、と言うような内容にはならないようにします。
だいたいグチっぽくなるでしょ。
どんなカンタンなことでも絶対に覚えておけない部下がいまして、メモを取るように言ったのですが、メモを一切取らない人がいまして、
いるよね!!!やる気無いんだよ!!!
そう思いましたが、事実は違っていました、メモを取るには、仕事の要点をつかんで、文章にする能力が必要で、メモを取ることが出来ない、と言うことが判りました。
そんなヤツいるの!!!ちがうよ!!やる気無いんだよ!!
でも、かえるさんがメモを取って渡すようにしたら、ミスが激減しました。
あ、メモを書いてもらえれば見るんだ、本当に悪気じゃないのか。すごい話だな。
でも、その人に何でメモを取らないの?と、聞いても「僕はメモを取る能力が無いので出来ません」とは言いません、何故かと言うと、そんな自覚があるような人間ならメモくらい取れます。
そこで反抗的なヤツだな、って思ったら、もう理解できないんだね。
腹を立てるより、彼と自分は何が判らないんだ?って言う疑問の立て方が重要です。そして、この場合、彼には頼れない。
たしかに。
今回は、自分が仕事の上司的な話でしたが、その他のシーンでも応用出来るのではないでしょうか。
なるほどね。
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