こんにちは、かえるさんです。今回は、性格について考えます。
性格は、性格でしょ。
言いたいことは判ります。普通の場合、自分や他人の行動を見て結果や様子を説明する、それがそのまま、性格として受け取られるのが普通です。
どういうこと?
例えばですけど、あるコレクターの話です。
ものすごい勢いで集めて、全部揃うと売ってしまいます、この繰り返しをしている感じでした。
集めるのが好きで、そんなに物自体には興味が無いのかな。
いや、一人暮らしを始めたら置き場所が出来たので、ぜんぜん売らなくなりました。
場所なんだ!
正直、本人でさえ自分は飽きっぽいと思っていたようです。
熱中しやすいタイプだから自分でも、そう思い込んでいたので変化に驚いたそうです。
ヘー、意外だね。
この話で言えば、収集意欲が強い、活動している方が落ち着く、は占いで出てきても、飽きっぽい、は決定的には出て来るべきじゃないですよね。
確かにそうだね、飽きっぽいって言ったら、当たってないことになるわ。
でも、飽きっぽい、と思っている当時に、そう言っていたら、当たっている、と言うことになりますよね。
うん、まあ、そうだね。むずかしいな。
かといって、この人は現実に集めたものを手放しています、これは執着心より、集め続けることを優先する、のは確かですよね。
そうか、飽きっぽいと思う理由は置き場所がなかったから、だけでは無いか。
こう考えると、当たっているとか、当たっていない、と言うのはあまり意味が無いとも言えるんですね。
でも、全然当たってないと意味無いって言うか役に立たないんじゃない?
そうですね、例えば占い師をしていて相談を受ける場合、そもそも、依頼者は何かに困っているから来るのが普通ですね。
その場合、この星座の配置で、問題がこれなら、この星座が上手く行っていない、と言うことだから、こういうことにも困っているだろうな、って判るんですよ。
なるほどね、そういうことか。
だいたい、その「悪い部分」は直し方があるわけです、でも、生年月日や生まれた時間は変わりませんね。
ああ、そうか、悪い!って出てるわけ無いのか!!
そりゃ、まあ、見た瞬間これはキツイな、って言うのはありますよ、でも直す方法が無いのなら、占いを見ても仕方ないじゃないですか。
まあ、もちろん、これから告白する相手とか、婚活とかで相手をチェックしたい、とかそういう場合もありますけど、そういう場合は、確率の高そうな欠点の話をしていくんですが、
正直、ここだけの話、婚活してる、っていうこと自体が、ある程度、鑑定材料になります。
婚活が?
例えば、ある程度の年齢で経済力に問題が無い男性、バツイチ、とても多いケースです。
なんか良さそうだけど。
なんか良さそうなのに、嫁さんが見つからなくて困っているってことですよ。
あ、そうみるんだ。なんかあるってことか。
さて、どこが問題かな、ってホロスコープを見れば、まあ、すぐに浮かび上がってきますよ。
良くあるケースは?
結婚という結果は欲しいけど、デートはめんどくさい。
口うるさい、嫉妬深い。
理想化が激しい。
たしかにダメだな、上手くいかなそう。
嫉妬深くて、疑い深い人が持ち家とかあると、いざ一緒になって家が目的で来たな!みたいになると、もうダメでしょ、すぐ別れちゃう。
そういうのは、占いで判るの?
まあ、わかりますよね。
そうか、逆に状況とホロスコープを合わせると、さまざまなことが判るんだね。
ホロスコープは、行き詰まりを解決するのが一番の使い方だと思うんですよね。
よく、さそり座は嫉妬深い、とか言いますけど、さそり座が、すごく強くても、全然そんなこと無い人だっていますからね。
どうすれば、そうなれるの?
さそり座は、とっても感謝されたいので、仕事で頑張ってみんなに感謝をされていれば、みんなのために頑張る素晴しい人です。
でも、みんなに感謝されない状態で、恋人が出来ると、その一人から、たくさんの感謝、愛情を集めようとするので、おかしなことになります、カンタンに言うと嫉妬深くなります。
じゃあ、その場合、相手をどうこうするんじゃなくて、自分が仕事を頑張ったり、転職すればいいのか。
まあ、そういうケースも多いですね。でも本人は、相手に問題があるって考えますよね。
なるほど、そう考えると性格はやっぱり状況も含むよね、結局、結果しか言葉に出来ないもん。
だって、嫉妬深ければ、嫉妬深い、口うるさければ、口うるさい、って言うしか無いもん。いくら直るからって、その時に、そうだったらそれが性格っていうしかないよね。
そうですね、全くその通りです。で、状況を一切含まないで言葉にする方法が、星座とタロットカードなんです。
え、そうなの?!
例えば、我々占い師は、結果じゃなく、星座ごとに、どういう価値観を優先しているか、判っています、だから、その組み合わせと状況を聞けば、どうなるか判るんです。
逆に、性格(結果)と星座が判れば、状況も見えてきますね。
算数みたいだね。
あえて言うと、星座は、結果が出る前のベクトルが示されているんですが、そんなの伝えようが無いですね、だから本には良くあるケースを書くんですね。そして文字にした時点である程度状況も設定されていることは理解してください。
その意味を完全にするには、やはりタロットを学ぶしかないのではないかと思います。
でも、タロットでも直接言葉で書くでしょ。
そうですよね、その意味では、占い行為を通して、星座とタロットを、生命の樹に当てはめられるようになれば、自分の感覚と一体になっていくので、自然に身につきますが、それはプロを目指す方、タロットを使用する方だけでいいと思います。
*生命の樹 タロットを行う人の必須の図形、星座とカードの関係が記されていて、占い師が自分の全ての鑑定と人生の中で、全ての出来事をその図形にファイリングしていくことで資料として向上していく図形。西洋占星術師にも有益であるが、一般の方は気にしなくていいです。
生命の樹
占い師ってやっぱり訳判らないね。
だから、どんな事でも「占いを疑って良いんで、何でも気軽に質問してください」っていつも言うんですよ。なぜそういう鑑定になるのかを占い師は明確に答えられますからね。
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