こんにちは、かえるさんです。今回は「好き」はどこにあるのでしょう? 惑星で恋愛を考える、というお話です。
恋愛かー、恋愛って「金星」と「火星」ってイメージだけど、そんなに簡単なものかなー?って思うのよ。
そうですよね、だいたいもって「好き」というものは、そもそも「直感」なのでしょうか、「感情」なのでしょうか、「論理」なのでしょうか、「感覚」なのでしょうか。
うーむ、難しい。
それでは、今回は「恋愛」を「惑星」で考えてみましょう。
惑星から恋愛を考える「好み」
さっきも言ったけど男性の好みは「金星」で見て、女性の好みは「火星」で考える、と言うのはさ、いくらなんでも単純過ぎるよね。
だって現実には、好きになって付き合っても、そうでもなくなったりするわけじゃん。
ってことは「好み」は恋愛の持続と関係無いのかな?
そうですよね、占い師は「相性」をよく聞かれますので、そういうことに答えられないと話になりません。「相性」以前の問題ですからね。
この問題は「愛情」を何で測るか?ということでを決めなくては論じようがありません。
そうだよね。
「恋愛が上手く行く」ということを「長続きすること」と考える人が大半ではないでしょうか。
にわとりさんも、そう思うよ。
では、相手への執着が強く、そのために終わってしまうのと、明らかに倦怠期がずっと続いているけど、忙しくて恋愛どころではない、というイメージで持続している、のはどちらが「愛情」が強いでしょう?
どっちも上手く行っていない、のかな?
ここで後者を否定した場合は、恋愛が常に最重要で、恋愛以外に他にやることが無い、という言い方も出来ますよ。
でも、結婚した後も恋人同士のようにしたい、ってよく聞くよね。
そりゃ、週に一度のデートの時は良いでしょうけど、一緒に住んだ場合、疲れ果てる人も多いですよ。
倦怠期、というとイメージが悪いですが、信頼出来る、リラックス出来る相手、とも言えます。
人というのは相手が離れすぎれば寂しいと思いやすいし、くっつきすぎればうっとおしいと思いやすいものです。
まーねー。
そして、相手と付き合いたい、と思っている段階では、くっつきすぎのデメリットを受けることが無いので、強く「一緒にいたい」と思うことが出来ます。
なるほど、実際にくっつくと、自由にしたい、とか一人で行動したい、という欲求が出てくるのか。
必ずではありませんが、出てくる人が多いわけです。
こう考えると「好み」というものは、持続とは直接関係無い、とも言えます。
どんな相手だろうが、一定期間が過ぎれば、絶対に飽きてしまう人だっている訳です。いわゆる飽きっぽい人です、そんな人には相性もへったくれもありません。
しかし、そんな人にも「好み」はあります。
「好み」に対応した人であっても長続きしない人も確実に居るんだね。
そして自覚している「好み」と、時間の経過、状況の変化によって変わる「好み」のギャップも理解しておくことが大切でしょう。
ヤバい、やっぱり難しいな。
多くの場合、自覚している「好み」は推測に過ぎません。
その意味で「金星」は、自覚している「好み」にそれなりには対応していると言えますが、
やはりホロスコープの全体を見たいですし、「金星」だって、どのハウスなのか、も影響しますよ。
やっぱり全体を見ないとダメなんだね。
「金星」を知りたければ、「金星」以外の惑星やハウスなども理解しないとその人の「金星」にたどり着きませんからね。
ちょっとめんどくさいな。
それを面倒だと思うと、アスペクトなどに頼りたくなるのですが、やめた方が良いでしょう。アスペクトはあくまでも星座のイメージを合成する練習問題に過ぎません。
そして、恋愛には、付き合う前に重点がある人と、付き合った後に重点がある人がいますからね。
どういうこと?
恋愛前のドラマ重視か、恋愛後の一緒の時間を楽しむこと重視か、ということですね。ただ、これはどちらか、ということではなく濃度の問題です。
それは、人と一緒に居たい、という、感情や感覚的なイメージや、
相手とのドラマを楽しみたい、勝ち取ることを目的とした、直感的なイメージだ。
そして「金星」は、牡牛座と天秤座の「支配星」ですから、論理的意見の一致、約束、議論、話し合うことの楽しみ、によるつながり、論理により一体感、安心感を感じる、という価値観もあります。
そして、一緒に居たい、というのも目的は様々です。
そういう種類を「惑星」で考えるわけだ。
そして「ホロスコープ」は満ち足りている部分は意識が薄れやすいものです、その傾向は変化を好む人ほど強いものとなります。
そして「ホロスコープ」の使えていない部分は不満になり、満たしたいと思うものです。
そういうことも恋愛に反映するわけだね。
そういうことです。
「惑星」が求めるもの
では「惑星」が求めるもの、を考えてみましょう。
※占いでは「太陽」「月」「冥王星」も「惑星」と呼びます。
「太陽」は、自分の目標や成功のイメージです。そして獅子座的な、自分が特別である、という気持ちの発生源にもなります。
恋愛要素あるね、やっぱり「太陽」も恋愛と関係あるんだね。
「月」はその人の安心感、当たり前、を示しますから、人に求める要素も表れます。
「月」は蟹座的だから、寂しいと思う気持ちなどに大きな影響があるよね。
「水星」はコミュニケーション、情報、好奇心、学習傾向などが示されます。
よって、大いに「太陽」にも影響を与えますし、コミュニケーションがかみ合うことも恋愛には重要ですよね。
「水星」で集めた情報をもとに願望を組み立てていくから、大切な要素だね。
「金星」は共感や意見の一致、など深い関係から生じる「楽しさ」と関係しますから恋愛との関連は強いですね。
牡牛座は感覚的な共感、天秤座は議論や約束など論理的な一体感や安心感を求めます。
「火星」は、変化に対応するなど、緊張感を伴う、危機や挑戦、問題に対応する時の方法や傾向が示されます。
それが恋愛的な好みと関係ある?
ありますよ、頼りがいあるでしょ。
なるほど。でも、頼りない人が好きな人もいるでしょ?
やっぱり私がいないと!みたいな相手が好きな人もいるじゃん。
そうなんですよ、ですから、人それぞれなんですよね。
やっぱり「惑星」1つで見るのはムリか。
あと、「火星」は、星座やハウスによっては、怒りっぽくなったり、戦闘的になる人もいますからね。
「木星」は人生哲学や生き方、柔軟性などを示しますから、優しさの形としても表れやすいですし、考え方が大いに反映しますから重要なポイントですよ。
「木星」は自分の様々な要素を柔軟に統合していく働きがありますから、思考力が発達してからの方が影響が大きくなります。
そういえば、好みには年齢による変化もあるか。
だから付き合い始めは意気投合していても、アレコレずれていくこともあるでしょうし、年の流れとともに上手く行くようになることもあるでしょう。
「土星」は?苦手とか、人生のカベとか言うから関係ないかな?
いやいや、自分の「土星」は、自分が大切に思うこと、ノルマ的にやらないといけないと思うことが示されますから、自分の「土星」と同じ星座が強い人を好きになることは良くあることです。
嫌いになることもありますが。
恋愛とは難しいものですなー。
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