こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードのお話です。ホロスコープで性格を分析するためにもとても役に立ちますので、ぜひごらん下さい。
タロットカードって、あのカードを混ぜて未来を占ったりするやつ?
そうですね、みなさんそういうイメージですよね、そのタロットカードです。
なんか、いつもの西洋占星術の性格分析とかと関係なさそうだけれども。
いやいや、西洋占星術、星座のイメージを勉強するのにタロットカードは使います。タロットカードと星座は意味がリンクしているのです。
意味がつながっている?「愚者」とか「悪魔」とかが?
そうです、タロットカードは普通、にわとりさんが言った「愚者」や「悪魔」などの大アルカナ22枚、コートカード16枚、スモールカード40枚、計78枚で構成されています。
この西洋占星術とタロットカードの照応については、カンペキだ、という意見もあれば、カンペキではなく無理がある、と考える人もいます。
カンペキなのかもしれませんし、無理やり当てはめたのかもしれません、もし後者であっても詰め込むために、発達した技術もあるかもしれませんし、そのためにカンペキに見えるのかもしれません。
かえるさん個人としてはどうなの?
かえるさんは、星座の勉強をするために役立つ資料だと思っています。ホロスコープ辞典、と言う感覚です。今回からは大アルカナのカードをご紹介したいと思います。
「愚者」
今回は「愚者」のカードのお話です。タロットの0番目のカード「愚者」は四要素の風のカード、ですから論理・言葉を表します。星座としては、ふたご座、てんびん座、みずがめ座のカードです。
カードの意味は潜在的な力、可能性、理想化などです。
「愚者」って、バカな人ってことでしょ!!なんかイメージ違いすぎるよ!論理と「愚者」って!!
誰が「愚者」とは言ってませんよ。
え!どういうこと???
例えば、昔コンビニで「おにぎり」を置こう!というアイデアが出てきた時には周囲の人は、みんな反対したそうです。
今では、おにぎりの無いコンビニは無いよね。
そうですね、でも前例が無いため周囲の人は反対したわけです。
しかし、そのアイデアを考えた人は実際にあったら便利だと考えました。実際にその商品があったら、どういう人達が何を求めてその商品を買うか、のイメージがあったのです。
これは「論理」的に確信があった。だからこそ未知の冒険をする覚悟が出来て実際に発売され挑戦は始まったのです。
で、実際に大ヒットになったわけだ。この挑戦では反対した周囲の人たちが「愚者」だった、ということか。
そういう見方も出来ますね。しかし周囲の人たちが心配した理由のひとつに、おにぎりの消費期限の短さがありました。
コンビニのおにぎりは必須商品ですが、実際に廃棄も多いのです。ただ利益がそれを上回った、と言う点でその人たちの予想は間違えであった、ということです。
「愚者」は言い過ぎか。
「愚者」という言葉に、こだわりすぎですね。言いかえれば組み上げられた論理は挑戦を生む、とも言えます。そしてマイナスポイントを超えるとも、過小評価するとも言えます。
そこに「愚者」という概念がある、と言うのがこのカードの意味の一つです。挑戦、出発は、やってみなければ判らないという側面が必ずある。
この意味で「愚者」と「論理」の共通性を示しているのです。「論理」と言うのは、ひとつのモデルである、という意味も抽出できますね。
「論理(風)」を深く理解するために、このカードの考え方が大切だ、っていうことか。
このカードの象徴に、鋤(すき)と言う言葉があります。土を耕して種をまく場所を作る、と考えれば、挑戦の種と意味はつながりますよね。
挑戦っていうと、おひつじ座とか、しし座とかのイメージが強いけど。
もちろん、その2つの星座もチャレンジ精神にあふれた星座です。しかし、実際に挑戦をするには、周りの人間や、自分を納得させる論理が必要なはずです。その精度は人それぞれですが。
この場合は「論理」というより「言葉」と言った方がいいかもしれませんね。
言葉が形を作る、始まりの方向を意味づけるということか。
土を耕す、と言うのも挑戦を思いつくのではなくて、挑戦に実際に着手しているイメージもわきますでしょ。
この「愚者」から、つかんだイメージは「風」の星座の、ふたご座、てんびん座、みずがめ座にもつながってるの?
もちろんです「火」の直感の方がもっと心理現象的で、「風」の論理の方が現実を意識した発想だ、と言うこともわかりますでしょ。
どっちがいいの?
もちろん、そういうのはありません、むしろ、どの段階で、どういう思考法がいいか、というのが浮かび上がってくるのではないでしょうか。
「剣」のカード
タロットカードでは「風」は「剣」であらわします。
どういう関わりがあるの?
「剣」は「言葉」をあらわしています。言葉は切り離すことで、精密に、詳しくなっていくからです。
例えば「自分」と言う言葉が出来ると、自分じゃない「他人」が生まれます。そして、その言葉を理解した後は元に戻ることは出来ません。もう「自分」と「他人」が一緒になることは出来ません。
切り離す、そして、元には戻らない、って言うのが共通点なんだね。
言葉の危険性、使う難しさも意味しています。
政治家とかが言ったことを取り消します、ってよく言うけど、あまり意味が無いものね。その人が言ったことは消えないし。
そして、その言葉の積み重ねが論理を生み出し、それが実行や、慎重さを生み出していく。そうやって世界が彩られていくのです。
「愚者」の意味
潜在的な力、可能性、理想化などのキーワードがあります。大切なイメージは、論理、言語になる前の、イメージ、気持ち、確信のようなもの、があっての旅立ち、出発。それは旅先での、よそ者のイメージもあります。
タロットカードを使うには、本などの意味をそのまま使うのではなく、自分で状況とカードを合わせたキーワードをイメージできなければ上手くいかないでしょう。
そのためにも、カード1枚1枚を学ぶことは大切です。たった78枚覚えれば使える、と言うカンタンなものではありません。
そのためにもホロスコープで星座を学ぶことは重要ですよ。
タロットカードで言葉のイマジネーションを学ぶ
タロットカードで言葉のイマジネーションを広げる、これがタロットカードの重要な役目だと思っています。
たしかに「愚者」と言う言葉から色んなことを考えたね。
人は言葉や人などに対し、特定のイメージを持ってしまいがちです、それは考えることに使うエネルギーを節約できますので悪いことではありません。
そして、その言葉の思い込みもある程度、星座から推測することも出来ます、だから人の考え方を知る意味でもタロットは重要な資料です。
タロットカードを使って自分の言葉への思い込みを修正するのか。
そして、人の言葉の思い込みを理解することが、人の気持ちを理解することにつながります。
占いでホロスコープを解読する時にも、良い、悪い、という思い込みがあると、状況に適していない鑑定をしてしまうことがあります。
なにか言葉を聞いたとき、自分の思い込みと反対の意味を探すクセを付けることも占いには大切です。
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