手相占い、生命線、生死の境目は国や法律で変わる
こんにちは、かえるさんです。今回は、手相占いを考えます。
手の平をみて、生命線、や、財運線、知能線などで判断する占いだね。
そうですね、当たっている、とか当たっていない、とか言う以前に、人生に占いを使うと言う場合、考えておきたいことをお話しようと思います。
例えば「生命線」生命が終わる理由は無数にあるのに、手の筋にその全てが現れるとは考えにくい、と思いませんか?
生命が終わる理由か、寿命、病気、事故、災害、戦争、イロイロあるね。
例えば、寿命と言うのなら、DNAなどと関係がありそうですから、手の平に出ても不思議ではないかもしれませんが、食生活という問題もありますからカンタンに決まるものとは思いにくいですね。
命がいつ終わるか?気にはなるけどね確かに、判断のしようが無いよね、医者にはもうダメだ、と言われても長く生きている人もいれば、健康そのものな人が、ある日突然、事故や災害で亡くなることもある。
じゃあ、手の平の「生命線」には何が現れているのか?と言う話ですよね、戦時中だったら、敵の作戦によって奪われる生命もあります。そんなものが手の平に筋となって現れるとは考えられないですよね。
生命の終了に直接リンクしているわけ無いよね。
生命の終了に関わる何かにリンクしていたとしても、直接はリンクしていないことは間違いないですよね。なのに何故その疑問が出てこないで、未だに「生命線」という名称を使っているんだろう?って思うんですよ、誰も真剣に研究していない証拠になりますよね。
まあ、生きてる時には気になるけど、亡くなった時に生命線を確認する人なんてそうはいないでしょうな。
そうだと思うんです、言い換えれば、占いと言うものはその程度だと思われている、と言うことでもあるでしょう。
ただ「生命線」は長くても、早くに亡くなる方もいますし、短くても、長生きの方もいらっしゃいます、その辺の総合的な判断は「知能線」と合わせて考える、という占い師もいます。
そう考えると、知能が高い=健康に気遣うってことかな?
そういうことになるでしょうね。
ただ、頭がいい、と一口に言っても、いろいろあるので、仮に体の丈夫さ(生命線)+知力(知能線)=生命の長さ、という図式は単純すぎて説得力に欠けますよね。
雰囲気はわかるけどね。
生命の終了に関しては、常に医学の発展が付きまといますよね、10年前なら不治の病でも、今はカンタンに治療、延命できるかもしれません。
そりゃあ、手の筋には出ないよなぁ。体の弱い部分と、医学が直結してるんだったら。
しかも、生きているか、生きていないか、と言うのは、判断が難しいんですよね。遷延性(せんえんせい)記憶障害ってありますよね。
いわゆる、植物状態ってやつだ。
我々の常識で言えば、生きている、わけですが、これは脳の損傷が原因です。
脳死、と言う言葉がありますが、これは国によって決まりが違います。日本だけで考えても、臓器移植時には脳死は認められますが、そうでなければ認められません。
法律によって、生命の終了は違うってこと?
そうです、たしかにこれは大げさな例だとは思います。でも、占いが実用できる、マジメなものであれば、これは、判らない。と、言う姿勢が大切だと思うのです。
これは、判らない、がハッキリすれば、判るもの、の何が判っているのか、にもスポットライトが当たります。そこからが研究のスタートと言えます。
しかし、何でも判る、と言うスタートをすると、研究を開始することは出来ません。
もちろん、生命線、という名前からも、そんなもの判るわけ無いことは明白です。しかし、この名前は商業的には素晴しい名前であることはうなづけます。
絶対、判らないことを判る、と言うのですから、それは興味をひきます。
まあ、聞く前からたいして信じてないけど聞いてみたい、っていう程度だからね。
実用レベルのデータであったとしても、いい加減な所が多いから占いはあくまでも遊びにしか見えないんだと思うんですよね。
判らないこと、判ることを上手く使う
西洋占星術、要するに星座占いでも、同じことです。
運命や未来が決まっていて、それが見える、っていうスタイルには無理があるかな。
何座は、こうなる、って判るのではなく、何座にはこういう力が働くから、こういう状況だと、こう考える、だから、こう行動する、というような予測なら出来ます。
そもそも、何座にこういう力が働く、この部分の算出方法は、科学的な根拠は皆無です。ただ鑑定した内容と本人の経験と照らし合わせることは出来ますね。
何座がなんでそうなるか?は判らない、でも、経験的に、鑑定ではこうなる、その鑑定内容が、自分の過去に照らし合わせて、正しければ、今後のことを考えるデータに出来るってことか。
この方法なら、未来予測にも使えるし、自分の性格、性質をつかむのに使えますね。でも判りもしない生命の終了などを予測するのはどうなのかな、とは思います。
手相占いはデタラメなの?
経験的に言うと、そうは思えません、かえるさんの鑑定と、手相占いの鑑定が一致することは良くあることです。だからこそ、学問的に詰めたら結構いい線いくのでは?と思っています。
要するに、もったいないなーって話?
いや、多分、商業的には今のままでいいんでしょう。ただ、占いを本当に人生に活用したいなら、考えた方がいいかなーと言うことを少々お話いたしました。
でも、こういう点がいい加減なままだから、占いを嫌いな人に、占いは馬鹿にされるのだと思うし、全く反論の余地が無いとも思います。
占いが好きな人は頭の片隅にでも置いておいた方がいいってことか。そういえばさ、にわとりさんは、羽だから手相無いわ。どっちでもいい話題だった。
それは失礼致しました。
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