こんにちは、かえるさんです。今回は「格式 Dignity」の「水星が双子座に入った時」のお話です。
「水星」が「双子座」に入ったら「盛 Dignity」だね。美点が目立ちやすい、ってことになってるんだよね。
実際の人間の評価は見る人によっても違いますし「美点が目立つ」という言葉自体扱いが難しいことは確かです。
とはいえ、言葉である以上、ものごとの一面しか表現できない部分があるので、「美点が目立つ」という言葉の中身をよく考えることが出来れば、「美点が目立つ」という言葉を使うことは問題はありません。
何言ってるかよく判らないけど、よく判ったよ。きちんとは判らないけど。
まあ、とにかく今回は「水星」が「双子座」に入った時、「盛 Dignity」になるのはなぜか、というお話です。
「水星」を考える
「水星」は、双子座と乙女座の「支配星」だね。
そうです。
乙女座は「盛」じゃないの?
「盛」じゃないんです、と言うか、乙女座は「盛」が無いんです。
え!乙女座の人ガッカリじゃん。
別に星占いで乙女座の人には何の関係ないですからね。「水星」が乙女座にある時は「興」なんです。影響が強い、ということです。
あ、そっか、でもさ、美点が目立つ「盛」が無いって気になるじゃん。
乙女座の分析能力やカンペキを目指す能力は外側から見ても結果が出ないと見えにくいですからね。
だから「水星」の「盛」は双子座だけなのか。
要するに他者から見て機能していることが判りやすい、ってことか。
「水星」はコミュニケーション、情報収集、などのキーワードがありますが、当然分析能力やカンペキを追求する感覚もあるのですが、やっぱり乙女座的な力は外部から判りにくいですよね。
美点が目立つって、要するに外部から目立つってだけか。
でもさ、上手く行かない時も目立っちゃうんじゃない?
それはありますね。「盛」ってその程度のものですよ。
「水星」は「情報」を大切にするよね、それは実際には何を意味するんだろう?
自分の知識などで考えた以外の情報を得ることで、ものごとを上手く処理したり、上手く行かなかったことに対しても言語などで情報化することで修正することも出来ますよね。その方向性が星座で決まります。
「水星」は、ものごとを上手く処理するための道具みたいな感じなんだね。
知識を得る、人に伝える、という言葉で情報化しやすい部分は「双子座的」
知識を深める、精度を高める、という感覚的な言葉で情報化しにくい部分は「乙女座的」です。
知識を深める、研究的な乙女座的な感覚は、美点になりそうだけども。
双子座的な「四要素」の言語、論理の「風」の方がみんなに判りますし、伝わります、だからきちんと機能しているように見えやすいのです。
結局その違いで、双子座も乙女座も情報の扱い、のちがいか。
伝えたい双子座と、役に立たないといけない乙女座、結果ではなく「水星」という視点では、双子座が「盛」なのです。
何故双子座で「水星」が「盛」なのか
双子座の方が乙女座より目立ちやすいからでしょ。
でも、乙女座の人は「役に立つ」を目指してるから、それも美点な気はする。
役に立ったら、それは「結果」として美点になってるんじゃない?
役には立っていますが、他の人には判りにくいですよ。「水星」のおかげ、に見えるのは双子座ですよね。
じゃあ、どう乙女座が「水星」を使っているか考えれば判りますよ。
例えば、頼まれた仕事を頼まれたように仕上げたとします。
ほう、いいんじゃない。頼まれたように仕上げたんだから。
双子座なら、まあ、そんな感じです。
しかし、乙女座は、もっとこうしたらいいのに、とか、こうすると上手く行くはず、などと色々考えます。感覚的にしっくり来るまで追求します。
カンペキを目指すわけだ。
そうです、それによって乙女座の仕事は精度が上がっていくのですが、その工程は本人にしか判らないことが多いです。
そして、「水星」は「太陽」という目的のために情報を収集する役目もあります。これも大切です。
なるほど!そう考えると、情報を収集する双子座は大活躍だね。
乙女座も、深い情報収集、分析には役に立ってますけど、感覚的な乙女座は本人にも強く自覚されていない場合も多いですからね。
乙女座は影響の大きい「興」だもんね。
「水星」は双子座が「盛」で乙女座が「興」、その他は?
それも大切ですよね。
「敗」とか「衰」も気になるね。
「敗」は射手座です。
射手座は、深く広い哲学が必要だから「水星」は良さそうだけど。
「水星」は双子座的な好奇心が強いので、射手座としても情報収集には良いのですが、その知識を深める意味では高い好奇心がプラスにならないこともあります。
でも、「水星」だから乙女座は深める感じでしょ。
乙女座は感覚的に「役に立つ」という方向が強いので「求めに応じる」イメージです。自分の興味を突き詰める、射手座とは方向やスピード感が合わない、と言えます。
乙女座は自分を疑いながら向上していくイメージですが、射手座は自分を信じて突き進む感じなので反対方向とも言えます。
「水星」は魚座で「衰」です。影響が小さくなります。
魚座は明確に何かを言うのがあまり得意じゃないからかな。ふわっとした感じ、何となく判る感じ。
そう考えると、「水星」は、上手に言葉で伝える、興味に合わせ情報を集める、双子座的な使い方が「盛」、美点として表れやすい、ということか。
まあ、使いやすい、判りやすい、ということですね。
そして一番の理由は「双子座」は「人とつながりたい」と考え、そのために言葉を使うからです。
あ!なるほどね!
蟹座だって「人とつながりたい」じゃん。
言語によって「人とつながりたい」双子座は「人とつながれば」満足なので、言葉にしてつなげる「水星」と方向が一緒なんです。
蟹座はつながり方などが大切ですからね。
蟹座は深いつながりを求めるもんね、言葉だけじゃ伝わらないか。
実際には、射手座や魚座だって特性を考えて使えば、十分役に立ちます。
なるほどねー。
※格式は「水星」「乙女座」も「盛」にしているものもございます。
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