火星 蟹座「衰」星座と惑星を知る 格式～Dignity

　こんにちは、かえるさんです。今回は「格式　Dignity」の「火星が蟹座に入った時」のお話です。

　「火星」は蟹座に入ると影響が弱まるんだよね。「衰　Infall」だね。

　え、そうなの？頑張り屋さんの蟹座に「火星」っていいんじゃない？

　別にダメじゃないですよ、ただ、影響が弱まりやすい要素がある、ってだけです。

　へー。

　では、今回は「火星」が蟹座に入った時の「格式」のお話です～☆彡

「火星」を考える

　「火星」と言えば「活力」とか「戦い」「怒り」のイメージ。

　激しいイメージだね。

　「火星」は「自分を疑う気持ちが無い時」に活性化されます。

　ですから、信念に燃えてる時や、緊急事態対応の時に動くわけです。

　「怒り」は？

　怒っている時は、自分を疑う気持ちが弱いですよね。

　お、なるほどね。

　「火星」は牡羊座の「支配星」ですから瞬間的な解決を望みやすいです。

　それも「怒り」に見えてしまうこともあるのか。

　そうですね、「自分を疑う気持ちが無い時」に活性化しますから、自分の気持ちが強まりやすいですからね。

　そして「火星」はかつては蠍座の「支配星」でしたから、蠍座的な要素も強いです。

　自分を信じて突き進む感じだ。

　そういう、自分を疑わない状況でこそ「火星」は活性化されるんだね。

　そういうことです。

何故蟹座で「火星」が「衰」なのか

　蟹座はみんなのために頑張る時とかすごい「火星」っぽい所もあるよ。

　でも「自分を疑わない」は、蟹座には結構難しいですよ。

　周りの意見が大切ですからね。

　あ！蟹座は自分勝手が苦手かも！

　そうなんですよね、ですから自分を疑わないには周りの考えが重要なんですよ。

　でも、周りの意見で一致した目標などがあれば、それは出来ますよね。

　なるほど、そういう場合には「火星」的なやる気が出て来るのか。

　しかし、本当に「火星」を使うという意味では、自分の確信が無いと「火星」の特徴であるスピードが出ません。

　そうか、気後れすることなく攻撃や行動をするには思い込みと確信が必要だね。

　そうです、ですから、自分の確信が薄い蟹座には、とっさの判断で動く「火星」の力は発揮しにくいのです。

　でも、仲間じゃない人を嫌ったりする気持ちは結構強いでしょ。

　でも、それは仲間じゃないからであって、自分の気持ちというより状況でしょ。みれば判るじゃないですか。

　蟹座は「安心感」「一体感」を求めるよね。

　ですから、何かを勝ち取る、絶対譲れない、という感じでもないんですよね。

　瞬間で確信することは苦手なのか。

　グループの中で敵を叩くとしても周囲の同調が欲しいはずですよ。

　蟹座は「火星」的じゃないんだね。

　ただ、「一体感」が得られない、ということについて、瞬間に解決しようとすれば、怒りや攻撃性は増します。

　イライラになる感じだ。

　ただ、みんなで目標に向かって頑張る、という形で確信が持てるのであれば、「火星」的な活力は出て来ます。

　例えば部活とか仕事だね。

　ただ、そういう状況じゃないと使いにくいので、使い慣れていない場合、暴走してしまいやすいとも言えます。

　やたら「一体感」を強制されることもあるね。

　そうなると、かえって悪い結果になってしまうこともあります。

　そういう意味でスポーツ観戦なども良い消化法です。

　スポーツ観戦？

　勝敗がありますし、みんなで一緒のチームを応援したりすることは蟹座的でしょ。

　そして好きなスポーツチームが負けたりしても簡単に見放さないで応援したりするでしょ。

　野球ファンの方とかそうだよね。

　たしかに蟹座的だ。

　強いとか、弱いじゃなくて、一生懸命やって欲しいし、一生懸命やってると思えば「一体感」を感じやすいです。

　「火星」は自分の気持ちが強く出る惑星ですから、

　「火星」は蟹座が「衰」ということは、自分より周囲が大切、という星座だとも言えるんだね。

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