「火星」「冥王星」
こんにちは、かえるさんです。今回は支配星のお話です。昔の「火星」は、おひつじ座と、さそり座の支配星でした、しかし「冥王星」の発見により、さそり座は、火星から分離されました。それに、まつわるお話をしたいと思います。
支配星についてはこちら~☆
「冥王星」はいつ発見されたの?
1930年です。
結構新しい話だね。
そうですね「火星」の神話の神様は「アレス」です。ハッキリ言って戦争の神様です。そして、かっこいい話はありません。気が短く、頭も良くないので、だいたい負けます、ヘラクレスなどにも負けていますし、神様なのに人間にも負けます。
えー!なんか、さびしいじゃん!!
正直に言うと、ギリシャでは戦争の神って受けが悪かったようです。その点では、ローマ神話では、マーズとして結構人気の神様です。
古代ローマは戦争のイメージ強いね。
ギリシャ神話では、アレスは軍神とは言え、軍事的にも知略のある女神アテナなどより下のイメージです。
もうただの暴れん坊だ!
おひつじ座、さそり座の悪い面を強調したお話が多いです。
あせったり、短気なのは良くないよ、ってことだね。どっちも血の気の多い星座なのは確かだね。
「火星」の良い面、長所は「女神アテナ」で表現されています。
まあ、そういうイメージです。とは言え、昔は軍事で征服する、こと、要するにやっつけることと支配することが同一でしたが、やはりそれは1930年以降には合わないと言うことなんですね。
1930年ごろといえば、ドイツが国家社会主義労働者党のころだ!!
略してナチスですね。
まさに軍による支配と世界との戦いの時代だ!
そして、戦後も多くの国が独立の為に戦いました。
植民地時代の終焉だね。確かに時代が変わって行ってる。
そして、ナチスは民主主義から出てきたことも忘れてはいけません。
そうか、ヒトラーは選挙で出てきたんだよね。
そして、気付いたら首相と大統領を兼任し総統となったのです。
そうか、支配の方法が変わったんだ。
そういう意味で、おひつじ座と、さそり座の分離は世界の状況に合っていると言えます。
戦いの「おひつじ座」と、支配の「さそり座」に分かれたわけです。
今でも「火星」は、さそり座の副星として影響を残しております。
二つの星座の「支配星」
現在では「水星」と「金星」が、それぞれ2つの星座の「支配星」であります。
それは、どうなの?いつか分離されるの?
正直、候補の星って言うのはあります。
じゃあ、惑星が見つかり次第、変わるの?
まだ見つかっていない候補や、すでに見つかっている候補もあります。
でも、決定していないんだ。
そうですね、例えば「金星」なら、おうし座と、てんびん座です。「金星」は、楽しみの星座ですから、楽しみに、てんびん座の論理表現と、おうし座の感覚表現、両方を完全には切り離せないんじゃないですかね。
あー、たしかに。
仮にバーチャルリアリティの技術などがもっと進んだり、疑似体験と同時に脳に直接、快感物質を送り込むようなものが出来れば、感覚は切り離せるかもしれませんが、そんなことをしたら、もう現実の世界に戻って来れませんよ。疑似体験さえ不要になってしまうでしょうし。
そうなって欲しい、とは思わないな。
言いかえれば、勉強ばっかりしている学者なんかは近い状態ですけど。学習の時に出る脳内快感物質は多いですから。
でも、実体験無しで、実体験以上の経験が出来ちゃうのはねぇ。
倫理的にも難しいでしょう。
「水星」は好奇心、コミュニケーションを意味します。神話の神様では、ヘルメスです。
「水星」の、ふたご座、おとめ座は、興味を持って学ぶ意味で共通していますが、ふたご座は肯定的、おとめ座は否定的な特徴があります。
だから自然に、ふたご座は楽しいこと、おとめ座は一点集中の研究になりやすいんだね。
そして、勉強の末に、結論、哲学、などが生まれ、いて座的な方向にたどり着きます。ですから、神話でも「木星」「いて座」的な、ゼウスとヘルメスは大変親しいのです。
その、ふたご座と、おとめ座が分かれる必要のある状態と考えると難しいな。
そうなんです、研究の始めは、やはり好奇心なんですよね。学ぶうちに、研究するうちに、ふたご座的、おとめ座的に分かれていくのは確かですが、線引きが必要、または別のものと考えるようにならなければ、分離は必要ないといえます。
じゃあ、逆に言うと、今の人類の価値観から考えると、今のままで自然だ、と言えるわけか。
そういうことです。
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