こんにちは、かえるさんです、今回は「王女様 人魚姫 お話で象徴を考える占いのお話」と言うお話です。
前回は王子様が結婚のためにお姫様に会いに行くところまでだね、でも王子様はそのお姫様より好きな人がいるから結婚しない、って言うんだよね。
でも、しちゃうんでしょ!
王子様が自分を助けてくれたと勘違いしているひとは修道女ですから、王子様は二度と会えないと諦めているのです。
でも、何だか腹立つな。
王子様は「人魚姫」を妹のような気持ちで可愛がっているのです。
知っていても、ヤキモキするな。くやしい。
王子様は、自分を本当に愛してくれている人、自分を救ってくれたのが「人魚姫」だと言うことを知りません。
それは、自分が「本当にやりたいこと」を簡単に諦めてしまうことの比喩でもあります。
うむー。
では今回は「王女様 人魚姫 お話で象徴を考える占いのお話」です。
「王女様」
王子様は、日々「人魚姫」を愛おしく思う気持ちが膨らみました。もう会えない自分を助けてくれた修道女とは二度と会えない、だから天が「人魚姫」を遣わしてくれたんだ、と思い、それを「人形姫」にも言いました。
そんなの言う? お前は代わりだ、って言ってるのと同じじゃん。アホじゃないの!この王子は好きになれないな。
まあ、王子様は子供ですから。
もちろん「人魚姫」もそれを聞いて悲しい気持ちになりました。
王子様は道中、「人魚姫」に色々なことを教えて話しました、それを「人魚姫」は微笑みながら聞き入りました。「海の中」の話についても話してくれましたが、それはもちろん「人魚姫」の方が詳しいのですが、二人は素敵な時を過ごしました。
余計悲しいわ!
そして船は隣の国の港に入り、様々な華々しい宴会が開かれました。しかし王女様は現れませんでした。
その理由は、遠くの場所の修道院で教育を受けていた王女様が勉強を終えて帰ってくるのを待っていたからです。
修道女じゃなかったんじゃん。そういうことなんだ。
「人魚姫」と王子様はその王女様を見て、その美しさにも驚きましたが、王子様は「ああ、あなただ!僕を助けてくださった方は!」と王女様を抱きしめました、そして、王子様はその喜びを「人魚姫」にも伝えました。
「なんて嬉しいことだろう!こんなことがあるなんて!お前も喜んでくれるだろう!いつも僕のことを大切にしてくれるお前なら、この喜びが分かるだろう!」
それをきいた「人魚姫」は王子様の手にキスをしました。
…。
象徴的意味
この話は、こんなにやるせない話だったのか。
王子様は何も知りません、ですから「人魚姫」の思いも、自分の気持ちもです。
「人魚姫」が王子様を助けたのにね。
我々も夢を持つと辛さに耐えることが出来ますよね、しかし、喉元過ぎれば、というか、そんな気持ちも簡単に消えて「もっと良い道があるはず」と安易な道を探してしまうものです。
うーむ、耳が痛い。
要するに、「知らなかった」から仕方ない、というのはそういう意味でもあります。そして王子様にとっては恩人は「修道女」なのですから。
ただ、いつか「修道女」がしてくれたのは打ち上げられた王子を介抱しただけ、と知る時が来るでしょうし、突然消えた「人魚姫」のことが忘れられるわけがありません。
なるほど。
ただ、この運命の悪戯にも続きがあります、その話は次回に。
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