こんにちは、かえるさんです。今回は、各星座を3つに分けて、同じ「四要素(エレメント)」で理解する技術「デカン Decan 十分角」のお話です。
今回は、蟹座の二番目の「デカン」だから、蟹座に蠍座の影響がある、一体化したい蟹座、って感じなんだね。
星占いで見る場合、7月2日~7月12日位です。日付は年によって多少ずれますから境目辺りの方はホロスコープでしっかり確認してください。
ホロスコープ上の度数では、切り上げで蟹座の11度から20度になります。
「蟹座、蟹座のデカン」と「蟹座、蠍座のデカン」は同じように見えるけど?
そんなことありません、全然違いますよ。
それでは今回は「蟹座の蠍座のデカン」のお話です~☆彡
蟹座、蠍座のデカン
蟹座のデカンと蠍座のデカン、ってどっちもくっつきたい感じだけど。
どっちも「くっつきたい」と言えますが、どちらも必ずしも「人間」とくっつきたいとは限りません、結局、次の星座の「火」の星座に備えて「安心感」「自信」を持てればいいのです。
違いが判らないな。
蟹座のひとつ前の星座は双子座です、双子座では「情報」を集めました。その「情報」に基づいて「成長」出来るよう「自分を疑わないで済む状況」「安心出来る状況」を求めます。
もちろん、「成長」は自分でなくても構いません。蟹座は次の星座で「王」を作れれば良いのです。
「王」は獅子座か。要するに「自分の当たり前を認めてくれる仲間」がいれば良いイメージだね。
蟹座の「くっつきたい」はそういうイメージです。
蠍座の「くっつきたい」を考えるには、ひとつ前の天秤座のイメージを考えます。
天秤座は、ひとつ前の「最後の個人星座」である乙女座で個人の限界を感じ「社会星座」になっていくのが「天秤座」です、より良い「社会」のために、「理想」を掲げますし「理想」を求めます。
「四要素」で論理と言語の「風」星座である天秤座の「支配星」は「金星」です。
人とのつながり、という面で「約束」「ルール」を大切にするのですが、厳格に適用すると人とのつながり自体が壊れてしまいます。
ですから天秤座はバランスを求めます、しかし、現実にはそれ以外の方法は無いのですが「理想」を掲げた天秤座にとって、バランスは妥協そのものです。
広さを求める論理の「風」は、次にくっつくイメージの「水」の星座を求めます。
「水」はくっつくイメージ?
実際の「水」で言えば表面張力、水滴が「球状」になろうとする現象と一致します。
水滴が「球状」になろうとするのは、表面積を小さくしようとする働きだね。出来るだけガッチリくっつこうとしてる感じだ。
約束を言葉にする虚しさ、難しさを感じた天秤座が、蠍座を目指して行くわけです。
要するに「言わなくても判る」つながりを求めます。
つながり過ぎじゃないの?
そりゃ、個人の価値観ですが、そう思う人もいるでしょう。
蠍座でつながることを徹底的に求めて行きます。そして、人とのつながりを求めた蠍座は「自分のやりたいこと」を思い出します。
人とのつながりを重視することは「相手に合わすこと」だからです。
そして、蠍座は自分が本当にやりたいことを見つけて極めていきたい射手座に向かうのか。
そうか、蟹座は自分を肯定してくれる「安心感」を求める、蠍座は言わなくても判る「安心感」を求めるのか。
それが蠍座の深さに見えるのか。
実際は蟹座もいるだけで安心、ってことですから信頼感がとても大切です。
そう思うと、蟹座と、蠍座は違うけど、どっちが重いとかそういう問題じゃないのか。
そうです、「蟹座、蟹座のデカン」と「蟹座、蠍座のデカン」は確実に違いますが、蠍座の方が「くっつきたい」が強い、というわけではありません。
杯の3「豊富」
とは言え、やっぱり蠍座は過激なイメージはある。
その気持ちは判らないでもないです。
このカードは蟹座に「水星」のイメージですから、「引き合いたい」「役に立ちたい」「情報重視」ということが自覚になって来ますので「良い思い出を作ろう」とする具体的なアクションに出やすいのです。
そうか、最初の10度のデカンより動きが具体的なのか。
そういう意味では「蟹座、蠍座のデカン」は具体的なのが蠍座的なのか。
蠍座の昔の「支配星」は「火星」ですからね。
そうか、具体的にしたい気持ちが強いんだ。
そういう要素がこのカードの「自覚」としては「蟹座に水星」のイメージになります。
なるほど、「引き合いたい」「役に立ちたい」「情報重視」なわけだ。
それが客観的には「蠍座っぽい蟹座」に見える訳だ。
そういうことですね。
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