運を考える、事前に分量を確定し後から確認することは可能か

運を考えてみよう！

　こんにちは、かえるさんです。今日は「運」について考えてみましょう。ホロスコープを人生に生かす為に有効なお話です。

　また、めんどくさそうなタイトルを付けたね。

　かえるさんは、占いで「運」を用いません。占いを悩みの解決に使う、と言う場合、「運」は存在が確認できませんので、情報として提供することが難しいからです。

　まあ、言いたいことは判るけど、上手く行ったら、当たってた、上手く行かなかったら、当たってなかった、じゃダメなの？

　それだと、本人の努力、能力、と混同してしまいますね。運の良い時期、方角を鑑定、確定することでお金をもらう場合、この分離は必要ですよね。

　どうなれば、判りやすく分離できている、と言えるの？

　話はカンタンで、事前に、目的の達成が試験の合格だとして、普通なら、あなたの能力で、１日３時間の学習が必要ですが、この時期なら運が上昇しているので、１日２時間で、合格できます、と言う形で鑑定を行っていって、結果を集計すればいいわけです。

　そして、サンプルとして何人か３時間の学習が必要な人に２時間の学習で試験をうけてもらって合格できるかをチェックすればいいわけです。

　いや、それは上手く行かないと思うよ、不正のチェックも必要だし。そんなにきちんとしたものとも思えないし。

　かえるさんも上手く行かないと思います、規模を大きくする、チェックをきびしくする、など、不正の方は何とかなっても、そもそも「運」がそういうものだとは思えないからです。こうやって言われると線引きが出来ないことを判っていただけると思います。

運とは結果論ではないか？

　「運」と言うものがあるとしても、結果論でしか論じられないと思うんですよ。

　ああ、それは判るわ、生まれた家庭の環境、経済力、事故や災害、などかな。

　そういうものは、結果に直結しますし、見て確認できますよね。そして占い師に鑑定してもらう意味もありません。

　男運がない女の人は？

　かえるさんの考えでは世話好きでプライドの高い女性ですね、頼られると弱い、だから結局ダメな感じの男性と一緒になる。

　でもやっぱりダメな男性だから、ギャンブルや浮気が原因で結局別れる。そして疲れきっているときは次はしっかり者と！って言うんだけど、また次に選ぶのは似たような人とくっついてるんですよね。

　運じゃないんだ。

　どうみても、先を考える力の不足と世話好き、ですよね、性格由来ですよ。これを「運」だというのなら、かえるさんも、運はわかります。でも、ただの性格分析ですよ。不明確な「運」なんて言葉を使う必要はありません。

　言いかえれば、性格由来だけど本人に自覚がない症状のことですよね。

　でも、これだと「運」とは言ってもきちんと原因がわかりますでしょ。実際、原因を聞かないと修正のしようもないですし。

　しかし、上の例のような人は口をそろえて「人間的にも経済的にもしっかりした人がいい」って言うんですよね。自覚が無いんです。

　でも、過去にキチンとした人と付き合ったことがあるか？って話を聞くと、チャンスがあっても付き合ってないんですよね。または、すぐ別れている。魅力を感じないんでしょうね。って言うことは今後も魅力を感じないんですよ。だから繰り返すんです。

　だらしないのをみると、ときめくんだ。

　まあ、言いにくいけど、結果論そういうことですね。

　まあ、こういう「運」というか、性格判断から原因を探すのは得意なんですが、問題は、いきなり来年は運がいいか？って質問ですよね。この場合、混乱しますので「運気」とします。

　そうなると、事前に分量を確定し後から確認すること、が出来ないと保障出来ないってことか。

　その実績があって初めて信頼できるでしょ。買う側はともかく「運気」は売る側だって、鑑定する側だって、確信が持てないことになるでしょ。「運気」があるから大丈夫とは言えない。

　性格分析に基づいていれば、依頼者が、納得いかなければ、文句を言えるじゃないですか、違うぞ、って、でも、いきなり「運気」を言っても、根拠がないでしょ。信頼に足るデータと言えない。

　「運気」ってさぁ、そもそも元気付けるのが目的だから、それでいいんじゃないの？

　かえるさんも、そう思います、来年起業するぞ、って言う人が、占いで辞めろって言われても、やる人はやるでしょ、それで上手く行っても別に文句言いに行かないでしょ。

　そして、失敗したら占いは当たってた、ってなる。どっちでも困らない。

　占い師が良い年だから、ぜひやりなさい、って言ったときに、やっていて辛いことがあっても、いや、良い年だから頑張ろう、ってなれば成功率は高まりますよね。

　まあ、そこだけ見れば役に立ったともいえますが、さっさと、あきらめた方が損害が少ないかもしれませんね。

　あと、正直、起業するなら「運気」以外に聞くこと無いんですか？って話ですよ、自分の短所や、他のメンバーがそれを補えるか？とか、占いは、そっちの方が実用的でしょ。

　うーん、なるほど。

成功ってなんだろう？

　考えれば、そもそも、成功ってなんだ？と言う問題があります。

　成功は、多くの場合、経済的、社会的に望みを達成すること、でしょ。

　それは、漫画やドラマならそれでいいですが、人生は続きますからね。

　どういうこと？

　子供の夢なら「ケーキ屋さんをやりたい」「歌手になりたい」でいいですが、実際は、ケーキ屋さんなら開店してからが大変でゴールとは言えませんよね。

　退職金でラーメン屋をやる人のほとんどは失敗します、ラーメン屋にはなるのはお金さえあれば簡単ですよね。

　開店は現実問題、成功とは言えないでしょう。歌手もイロイロありますし、経済的に成功と言えなくても歌手にはなれますし、１度成功した後に上手く行かないケースもたくさんありますね。

　歌手として大成功した後、歌手として大成功したゆえの失敗もあるか。

　人生後から見ると、何を成功と言うかは、むずかしいものです。

　そして人はこうなったらいいな、と言うのは、なる前に思うのであって、なった後は、普通のことになるわけです。１つの成功をいつまでも成功である、と思うことは、むずかしいのも忘れてはいけません。

　たしかに、そういう部分はあるね。

「運」を、事前に分量を確定し、後から確認することは可能か？

　これが、最初の問いだよね。

　そうです、出来ないのなら商品にならないのではないか？という疑問です。

　実際は？

　かえるさんの考えでは「運」は分量と存在を明確に出来ないが、商品として通用している。と思います。かえるさんは用いませんが。

　それは、良いことなの？悪いことなの？問題なの？

　良いことでもなく、悪いことでもなく、問題でもないと思います。

　これほど確定的でない商品を販売することが出来るのは、買う側の需要があるからです。

　それは何を意味しているの？

　がんばらなくても上手く行く時期があって欲しい、という願望を満たすためだと思います。それ以上でも、それ以下でもありません。

　まあ、そうだよね、たしかに。

　実際問題、運気をみる、という行為は、ほとんどの人が事後確認をしていない、専門的に集計している人もいない。要するに誰も重要なデータと思っていない、ということですね。

　じゃあ、それが言いたかったんだ。

　誰でも、なんとなく判っていることを、言葉にしてみただけです。占いを人生に使う時は、このことも良く考えていただきたいですね。

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