こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードの「魔術師」です。ホロスコープで性格分析するためにも役に立つ資料ですので、ぜひごらん下さい。
「魔術師」のカードは、タロットの番号は1です。そして「水星」のカードです。カードの意味は知恵やコミュニケーションの良い面と悪い面を表します。
「水星」ってことは、占いでは、コミュニケーション、好奇心などを見るときに使う惑星だよね。
そのとおりです。コミュニケーションをあらわします。
コミュニケーションと「魔術師」って、共通点あるかな。
「魔術師」は魔法使いじゃありません、手品師も、魔術師なんて言ったりしますね。手品は不思議なことが出来ますが、キチンとタネも仕掛けもあるわけです。
そしてコミュニケーションは上手に出来る場合と、そうでない場合は大きな違いがありますよね。
言葉の力を示した名前でもあるのか。
「ふたご座」と「おとめ座」
「水星」のカードと言うことは「ふたご座」と「おとめ座」のカードでもあります。
ふたご座の空気を読む力と興味をもつ部分、おとめ座の深い知識、思考、この能力と、そのバランスがコミュニケーションには大切なことを意味しています。
コミュニケーションというと、ふたご座のイメージだけどね。
コミュニケーションにもイロイロな目的がありますからね、専門知識を深めるために使うこともありますでしょ。
専門知識を深めようと思えば、そのための専門知識も必要です。その場合は、おとめ座的な要素が必要です。
一見正反対な、ふたご座と、おとめ座を上手く混ぜ合わせることで、コミュニケーションが成り立っていると考えれば、上手く使えれば確かに「魔術師」と言えるね。
そして、ふたご座は風の星座(論理、言葉)、おとめ座は地の星座(感覚、物質)であります、これは別の言い方をすると、コミュニケーションは、言葉と現実であって、気持ちそのものではない、ということが重要です。
というと?
言葉で気持ちが伝わる、というイメージがあると思うのですが、言葉は、言葉であって、気持ちを伝えるには技術が必要です。
言葉は気持ちが伝わるでしょ?
相手との言葉の単語の知識の一致も必要ですし、日本語として正しくても相手が正しく受け取ってくれるとも限りません。
そして自分の頭の中の気持ちと、自分が言った言葉が一致しているかどうかも技術的な問題です。
まあ、相手が怒っているときに、何を言ってもムダなことはあるね。
言葉を使う以上、どうやっても誤解は生じます、それは完全に防ぐことは難しいですね。ですから、誤解があることを前提に考えることが、言葉の便利さを向上させます。
誤解を前提にする、なるほどね。
コミュニケーションは、ふたご座的な、空気を読んで相手に合わせる力、おとめ座的な、深く考える力、そして分析能力も大切ですね。
分析能力も大切?
とても大切です、コミュニケーションと言うのはカンペキは無いでしょう、ですから、上手く行った時も、行かなかった時も振り返って良く考えてみることは大切ですね。
「家」
このカードの象徴は「家」です。
「家」?
そうです、コミュニケーションを良く表した言葉です。自分そのものではないが、自分を表しますし、相手は、それを見てその人の中身を推測します。
あー、大きい家をみればお金持ちだなー。みたいな感じを受けるよね。
しかし、その家に住んでいる人たちが仲が悪く憎み合っていても、外からは普通判りませんね。
あーなるほど、よっぽど大騒ぎでもないと判らないよね。だから外観、見た目のみで判断するね。
コミュニケーションもそういった面があります、明るく楽しい感じの人でも、実はいつも悩んでいるかもしれませんし、いつも、ぶっきらぼうな人でも、付き合ってみれば気さくな優しい人かもしれません。
そうか、コミュニケーションだけでは中身までは判らないよね。
でも、現実に他に判断のしようがありません。人の家に勝手に上がりこむことは普通しませんから、家の外観と言える、コミュニケーションは本当に重要ですね。
まあ、確かにしゃべり方とか、礼儀正しさなどは大切だね。
「魔術師」の意味
このカードはコミュニケーションの上手く行った時と、上手くいかなかった時を意味する、ということがキーワードとなります。
コミュニケーションの準備が出来ること、それは情報がそろうことでもあります、その意味でこのカードには、ものごとの始まりや、表現力などのキーワードが出てきます。
タロットを使う人は、ただ書いてあるキーワードを見るのではなく、キーワードの意味を自分で考えなければタロットを使うことは出来ません。
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