こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードのエースオブディスク(ペンタクルス)のキーワードのお話です。
「円盤(金貨)」「ディスク(ペンタクルス)」は「四要素」の感覚の「地」と対応するスートだよね。
そうです。安定を目指し、育て、蓄積していくイメージですね。
結果に向かっていく感じかな。
逆に言うと形や物質的、または評価しやすい状態を結果と思いやすいですね。
その点に注目している、そういうスートです。
では今回は「感覚」の種子であるタロットのエースオブ「ディスク」のキーワードのお話です~☆
Ace of Disks
形や物質はそのまんまだと思うけど、評価しやすい状態って?
例えば昇進やお金などの財産などですね。
おー、判りやすいね。
でも、みんなそこに注目するでしょ。
そうですね、いわゆる「結果」ですよね。
でも実際には、例えば会社などで、上手く行っていてクビになったわけでもないのに、こんな場所に居たくない、と思ったり、お金よりも、もっとのんびりしたい、と思うこともあるでしょう。
実際には他にも基準があるってことか。
むしろ「結果」以外は考えない、ということは難しいですよね。
人は辛い時などに、どんなことがあっても頑張るぞ!と最初は思っても上手く行きだすと、もう少し休みが欲しい、もっと良くなるより、今くらいで良いや、などと思ったりするものです。
まあ、口ではお金欲しい、とは言っても「今のままで良いや」って思うな。
って言うか、お金も欲しいんだけど、そこまで頑張れないっていうのかな。
その点はホロスコープなどで、バランス上、わかりやすい結果である「地」の星座が強めの人は、お金や物質的なこと、目に見える成果が基準として重要なわけです。
じゃあ、みんな貯めこむ感じ?
いや、物質や味覚などの感覚を求めますから、かえって使う人もいます。
なるほど。
健康や美的感覚、美容なども含まれますし。
じゃあ「ディスク」はそういう「感覚」的なことに意識が集まる感じだね。
そういうことの源とか根源ってイメージが「エースオブディスク」なわけだ。
そうですね、安定したい、安心したい、成功したい、もっと欲しい、積み上げたい、育てたい、結果を出したい、そういうさまざまな気持ちに関する根源ですね。
要するに強く思うだけで達成できない、満たされない、ということもありますから、そういう認識が強まるイメージです。
「エース」とか「2」は根源的で、なんだかとっても良いカードって書いてある本も多いよ。
ただ、現実に新しい考え方が生まれたからと言って絶対上手く行くわけではないですよね。だいたい「良い」という言葉は現実に当てはめるのは難しいですよ。
「良い」には定義が無いですから。
その、新しい考え方が状況に適しているか、ということが大切ですよね。合わなくても上手く行くのか?、と考えればどうでしょう。
あ、そうか。上手く行かないか。
でも、上手く行かないことで学び、新しい考え方が有効に使えるように成長することもありえますよね。
そんなに複雑なものがカードに出るの?
1枚カードを引く、という展開法では判りにくいですが、ケルト十字スプレッドなどなら、その成長が上手く行く鍵になる、ではその成長はどういう方向にするべきか、などということに話は展開して行きます。
「ケルト十字スプレッド」タロットをしてみよう! - かえるさんの星占いらぼらとりー
タロットは、今のままならこうなる、という形で結果や未来を示しますからね。
今のままならこうなっちゃう、が判れば何をどう修正すべきか、は見えてくるんだ。
問いかけによっては、当然何をしてもダメ、願望自体が非現実的だ、ということもあるわけですけどね。
Ace of Disksキーワード
富
結果
豊穣
安定
お、なんかいい感じじゃん。
と、言うようなことが気になる、ということで努力しやすいので達成されやすいですが、達成できずに苦しむこともあるでしょう。
現実には「達成できずに苦しみ、しかし諦めずに成長し達成する」というパターンがごく自然であることを忘れてはいけません。
そうか、大きな目標を達成する、と示される場合には見合った努力が伴っているはずなのか。
そうです、それを放棄したり、怠慢な状態なら「運のようなものに押し上げられて上手く行く」ということは考えにくいですよね。
タロットはマジメな話をする時に非常に役に立ちますが、非現実的ないいかげんな話は受け付けないです。
意識が高まるから、努力しやすい、そうなるパターンが「正位置」的かな。
「正位置」が必ずしも望ましい結果をもたらすわけではありませんが、そういう言い方も出来ますね。
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