こんにちは、かえるさんです、今回は「永劫 The Aeon トートタロットの象徴で星座 惑星を考える」と言うお話です。
今回は「永劫」「四要素」の「火」のカードだね。
「ウェイト版」とかだと「審判」って言われるカードだよね。死者が復活してるカードだよね、象徴的には何が復活してるの?
「ケテル 1 王冠」「冥王星」と言っても良いでしょう、「自分がやるべきこと」が復活した、思い出したのです。
「審判」だったら、それで納得だけど「トートタロット」の「永劫」はちょっと、何を言っているのか分からないよ。
ちょっと分かりにくいですね、しかし、Aクロウリーらしく、象徴がたくさん詰まっています、今回も少しご紹介します。
少しなの?
「永劫」は特にたくさんありすぎるので。
では今回は「永劫 The Aeon トートタロットの象徴で星座 惑星を考える」です。
「永劫」
このカードは、「天使 Angel」という名前もあります、古いカードにもやはり天使が描かれています。
天使って結局、何なの?
簡単に言えば「至高の三角形」を感じ取る閃き、受け取るイメージを擬人化したもの、ある意味「双子座」「水星」から「射手座」「木星」をつなぐような直感的イメージです。
あ、だから、「無意識」が復活する感じなんだ。
「愚者的」「双子座的」イメージを「木星」という考え方で理解する感じですね。
それがどうして「永劫」なの?「永劫」ってすごく長い時間でしょ?
「永劫(えいごう)」は仏教用語としては「永劫(ようごう)」と読みます。四十里四方の石を百年に一度舞い降りる天女の羽衣がこすれて、石がキレイさっぱり無くなるまでの期間を「劫(こう:カルパ)」と言います。
とにかく長い時間だね。
そこから、そういうイメージの大きな時代の変化を意味するわけです。
ちょっとしたことじゃなくて、大きな時代の変化なんだ。
「ラ=ホイル=クイト」
カード最上部の青い天秤座のマークのような形をしているのが「女神ヌイト」です。そして画面下の羽の生えた赤い丸、球が女神の配偶者の「ハディト」です。
え、「女神ヌイト」の配偶者って「大地の神ゲブ」じゃなかったっけ?
いいんです、いいんです、神は概念ですから、「ハディト」は記号的に描かれることで、その永遠性を表現されています。「クンダリーニ」など悟りに関するイメージで、「女神ヌイト」の「十二星座」のイメージと繋がれば新しい時代が訪れ、「ホルス」「ヘル=ラ=ハ」が生まれます。
「ヘル=ラ=ハ」は、戦争と復讐の神、王冠を戴く征服する幼児のホルス「ラ=ホイル=クイト」と蓮の葉の上に座る幼児のホルス「ホール=パアル=クラウト」が融合した姿です。
要するに父「オシリス」を「セト」に殺され蓮の葉に隠れた、内向的な「ホール=パアル=クラウト」と「セト」を倒した「ラ=ホイル=クイト」が「ヘル=ラ=ハ」になるのです。
結局、全部「ホルス」なんだ。
王である「オシリス」が「セト」に殺され、王子である「ホルス」が新しい王に即位するのです。それは即ち、古い自分が突然、破壊され、その原因を乗り越え、古い自分が死に、新しい自分が生まれたのです。
それが「新時代」なんだね。
そういうことです。
玉座に座る「ラ=ホイル=クイト」、手前の指を咥えた「ホール=パアル=クラウト」画面上部の「女神ヌイト」、画面下部の「ハディト」によってそれらが表現されているのです。
そう言えば「ウェイト版」の「審判」も男女と子供で描かれてるね。
そういうことです。
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