かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

BeneficとMalefic 良し悪しで考えてしまう占い

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f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain こんにちは、かえるさんです、今回は「Benefic、Malefic」のお話です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140203g:plain Benefic(ベネフィック)Malefic(マレフィック)?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140223g:plain 簡単に言えばBenefic(ベネフィック)は、Bene(ベネ:良い)作用がある、Malefic(マレフィック)は、Male(モール:悪い)作用がある、ということです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain どんな風に使うの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain 「惑星」や「アスペクト」に対して「良い惑星」「悪いアスペクト」という様なイメージで使います。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain まあ、判りやすいよね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140246g:plain そうですね、先に善悪を決めて喋ると占いの能力、技術が無くても、とりあえず占っている感じに聞こえますからね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain そうなのか。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140223g:plain 人生の出来事は「苦労」や「悩み」即ち「悪」という考え方をすると、人生何も挑戦せずにイベントらしいイベントが無いことが幸福、ということになってしまいますよね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140230g:plain 成長には苦労がつきものだよね。にわとりさんはあんまりしなくていいけど。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140311g:plain そうなんですか?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain 別に成長してやりたいことが無いの。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140249g:plain まあ、個人の自由ですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain では今回は「ベネフィックとマレフィック」のお話です。

 

 

Benefic Malefic

 

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f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain 例えば、「悪い惑星」って?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140246g:plain 全然でたらめですが、昔は「火星」や「土星」をそう言ったのです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain ぶつかり合い、とかプレッシャーのイメージかな。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain そういうことです。「火星」は「小凶星」、「土星」は「大凶星」と言いました。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 実際にはどの惑星も無いと困るので全く無意味ですが、ものごとを単純化したい欲求の表れと言って良いでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain まあ、そう考えると簡単ではあるよね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140223g:plain ちなみに「金星」は「小吉星」、「木星」は「大吉星」などと言います。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain 実際にはもちろん意味のない指標ですが「アスペクト」などの評価に使うこともあるようですが、実際に研究すれば的中していると思えることの方が少ないでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140223g:plain こういった指標はキチンと星座や惑星を勉強すれば実際の占い鑑定時には全く使うことが無いので覚える必要はありません。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain じゃあ、何でこの話なの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140255g:plain そうですね、しかし人の情報を簡単に単純化したい欲求というものはナカナカ強いものです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140257g:plain 一度でも「アスペクト」などを学んでしまうと星座の知識なしに占える気分が味わえるのでかえって星座や惑星の勉強をする時に阻害要因になります。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain なるほど。でも星座を知らないで占えたらすぐに占いが出来るね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 実用性は無いですが、実際に占い学校へ行ったプロの方でも星座についての知識はほとんどないのが実情です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140249g:plain 実はそうなると「タロット」を学ぶことも出来ません。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain 「タロット」を学ぶには惑星、星座などの知識が必須だよね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 一か月で学べるタロット講座、などは講師の方でさえカードやホロスコープの知識さえないのがほとんどです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140206g:plain なるほど。最初に楽をしようとするとかえって学びの邪魔になるんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140249g:plain そうです、「ホロスコープ」や「タロット」を一か月や数回のセミナーで実用レベルまで学べることは有り得ません。そういう講座に魅力を感じるのは勉強する気が無いからです、そういう人は占いを学ぶことは出来ないので諦めた方が良いでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140246g:plain そして、そういう講座に限って単価が高いのは、焼畑商法という視点と、大金を払ってしまうと内容が薄くても「良い内容だった」と脳が思おうとする効果を狙ったものです。大方の知識がネット上で検索することで得られるレベルのものです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain そういう「善悪」「吉凶」のような視点を排除することがとても大切なものとして「タロットカードの名前」があります。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain どういうこと?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain 例えば「剣の3」「悲しみ」です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain 「天秤座」の11度~20度に対応したスモールカードだね。聞くからにキツそう。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain そういうイメージについてお話します。

 

タロットカードの名前

 

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f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain 例えば「風」のスートは「剣」で表されるね。ちょっと辛い名前が多い。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140246g:plain 天秤座の「悲しみ」水瓶座の「敗北」「無益」双子座の「妨害」「残酷」「破滅」などですね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain 占った時に出たら辛い気持ちかな。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140257g:plain この「言葉の印象」に振り回されるのも良し悪しで考える、ということですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain うーん、そうだけど「悲しみ」って言われたら悲しそう。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 「タロット」のカード名は常に「イメージの軸」を示します。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 「悲しみ」は大きな理想に向かいます、ですから達成出来れば大きな自信と喜びがあるはずです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain でも、出来なければ「悲しみ」なのか。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140240g:plain 「悲しみ」からスタートして乗り越えるイメージとも言えます。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain 水瓶座の「無益」は?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140246g:plain 得に向かっていません、しかし、そこが目的ではありません。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain 「無益」は「剣の7」水瓶座の21度~30度に対応し、イメージは「水瓶座」に「月」です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain 得に向かってないの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140240g:plain 目先の得には向かっていません、自分の成長に向かっているのです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain 「水瓶座」に「月」ですからね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain あ!「月」だからか。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 弱者を守り、自分が成長するイメージですから、損得で見ると「無益」なのです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain そうなんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140223g:plain 「無益」という名前を聞いて「そう見える」としたら、じゃあ、何が目的なんだろう?と深く考えることが大切です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140255g:plain そういう知識、思考の助けになるのが「生命の樹」、「タロット」のイラスト、ホロスコープ解読の知識、経験、「サビアン」などです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140257g:plain フルに活用して日々研究すると良いでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain あんまり単純に考えてはいけないんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain 占いでは、「何が起こっているか」という視点を様々な視点で考えること、それは「今」だけではなく「過去」や「未来」から考えることも、「自分」と「相手」などの視点も意識していきましょう。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 欲しい、と思うものが「欲しいと思うことで学ぶためのものか」「自分に必要なものなのか」などよく考えることが大切です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140206g:plain なるほどね。善悪では語れないものなんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140223g:plain 深く考えて組み立てた後に、だから「現在は良くないと感じるはず」などという決めつけないイメージが占いの視点です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain そうすることで、流れの中の現在をしっかりつかむことが出来るのです。

 

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