こんにちは、かえるさんです、今回は「小惑星セレス」のお話です。
今回は「小惑星セレス」と対応する女神「デメテール」のギリシャ神話だね。
神話は、星座や惑星の意味を考える上で非常に大切な情報源です。「怒りっぽい」などの単なる説明ではなく細かいイメージなども感じ取ることが可能だからです。
同じ怒るでも、こんなことで怒るなんて！って思うこともあれば、これは腹立つよな、って共感できる怒りもあるよね。
そうなんです、同じ怒るでも、観察者によって抱く感情は違いますからね。
そういう違いがホロスコープを見る時に重要なんだね。
占い師の主観で判断してはいけません。
なるほどね。
そうですね、「セレス」を考える上でも非常に重要なお話です。今回は「デメテール」の神話のお話をいたしましょう。
ゼウスとの子供
乙女座的な女神「ペルセフォネー」のお母さんが「デメテール」なんだよね。
そうです、「デメテール」は木星と対応した「ゼウス」のお姉さんです。ですから土星的な「クロノス」から生まれています。
へー、「ゼウス」「デメテール」のどちらも「土星的」な使命感や実現化を目指してると言えるね。
そういうことです、そして「ゼウス」「デメテール」の娘が「ペルセフォネー」です。「ペルセフォネ」は冥王「ハデス」と一緒になった後の名前で、それまでは「コレー」と呼ばれています。「デメテール」が「母」を意味するのに対し「コレー」は「若い娘」を意味します。
要するに「乙女」です。
「ゼウス」と「デメテール」の子供って聞くと、ちょっと驚いちゃうけど、神話の場合は「土星」使命感、から「哲学、考え方」の「木星的ゼウス」と「育成」の「豊穣の女神」が生まれた、ってことだよね。
そうです、神話の親子関係や人間関係はそう読むことが大切で、全ての神を合わせて「一人の人間の心の葛藤」の象徴でもあるのです。
「木星的なゼウス」と「セレス的な豊穣の女神デメテール」の子供が乙女座的な「コレー」を生んだんだね。
そして「乙女」である「コレー」が冥界の王「ハデス」と一緒になることで「光を破壊する女」「破壊するもの」などと言われる「ペルセフォネー」になるのです。
なるほど。
ポセイドンとの子供
そして「デメテール」には「ポセイドン」との間にも子供がいました。
へー、「ポセイドン」は「海王星的」だよね。
そうです、そういう所が大切な所です。
「デメテール」は「ポセイドン」に迫られて嫌だったので馬になって逃げたのですが、「ポセイドン」も馬に変身して「デメテール」と無理やり結ばれました。
そして、生まれたのが「デスポイナ」と言う人間の娘と「アリオーン」と言う名馬を産みました。
神様同志なのに、子供は馬と人間なんだ。
ギリシャ神話の場合、馬は「火星的」な直感と言えます。
あ、そうか、じゃあ「デメテール」と「ポセイドン」はお互いに「火星的」な直感に導かれてくっついたのか。
「アリオーン」は人の言葉を話したと言われています。
「デメテール」は「乙女座的で蟹座的」だよね、「ポセイドン」は「海王星的、魚座的」だ。
要するに「乙女座」と「魚座」をしっかり使うと「火星的直感」が発生する、と言うことですね。
「対向星座」だから、合わないのかな、とも思うけど。
「対向星座」は上手く使わないと効果が出にくい面もありますが、ちょうど良くバランスをとって上手く使えば大きな成果が期待できる組み合わせです。
だから「アスペクト」などで正反対の位置にある惑星を良くない組み合わせなどと言うわけです。
なるほど、上手く使うのが大切なんだね。
片方の星座にだけ惑星がある時は気にしないでいいのかな。
その場合も、片方の星座を使うわけですから、反対側の星座を上手く使うことで大きな成果が期待できます。そして反対側の星座には惑星が無いので意識して使うことは難しいですね。
どうすればいいの？
だからこそ「ホロスコープ」でチェックをして、意識して上手く使うこと良いでしょう。
じゃあ、「小惑星セレス」は乙女座的な部分があるから、自分の魚座的な部分を上手く使うことでより「セレス」を使いこなせるわけだ。
そうです、乙女座的に「完璧」を求めるばかりではなく魚座的に相手に合わせることも大切なことを意味しています。
そういうことか。
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