こんにちは、かえるさんです、今回は「戦車 The Chariot トートタロットの象徴で星座 惑星を考える」と言うお話です。
今回は「蟹座」と対応する「戦車」だね。
「蟹座」って面倒見が良いとか優しい感じとかじゃない?何で「戦車」なの?
「蟹座」の「支配星」は「月」ですから、このカードの重要性は語るまでもありませんが、正に「自分」が生まれるのが「蟹座」です。「蟹座」では「自分」が始まるので「自分」という「乗り物」がテーマになります。
「月」の時も「舟」とか「船」が出てきますでしょ、タロットでは「女教皇」は「砂漠という海の乗り物、駱駝」が出てきますよね。
じゃあ、蟹座より前は「自分」がいないの?「牡牛座」って自分っぽいじゃん。
「牡牛座は、」まさに「自分」と言えます、しかし、本当に「自分」しかいません、周囲の人間が考慮に入っていないのです。
なるほど、周囲の人間がいる、という意味では「蟹座」からなのか。
そうです、ここで初めて「四要素」の「水」が登場するのです、要するに「記憶」が備わります。
うーん、人間っぽいな。
では今回は「戦車 The Chariot トートタロットの象徴で星座 惑星を考える」です。
「戦車」
「戦車」は戦うってこと?
まあ、乗り物ってことです。もちろん戦うこともあります、馬車、山車、などの意味もあります。
要するに自分の体といって良いでしょう。
「戦車」を牽くのは「ケルビム」要するに牛、獅子、鷲、人間です。「不動宮」の象徴です。そしてトートタロットでは「コートカード」の「王子(ウェイトでは騎士)」は、みな「戦車」に乗っています。
これは「不動宮」の星座が目標を目指し努力することで成長するイメージで、それを「戦車」で表現しています。「不動宮の星座」は「ピップカード」で「5,6,7」を占めていて、「王子」のカードは「4,5,6」と対応します。
「王子」のカードは「6」要するに「太陽的」なイメージを目指しているんだね。
そうです、その「4枚のコートカード」のイメージ、「不動宮」の4つの星座が「戦車」を牽いているのです。
「蟹座」すごいな。「不動宮」の親分なんだ。
「御者」
この「戦車」の「御者」は誰なの?
この「御者」は体のどの部分も露出せず、その顔は誰も見たことが無い、それを見たものは死ぬからである、と、トートの書に書かれています。
怖いじゃないの。
要するに「神」ですよ。
あ、生まれ変わるってことか!
そうです、要するに「冥王星」「王冠 ケテル」と言っても良いでしょう。
ですから「蟹座」は自分の無意識にしっかりつながっていて、それを実現しようとするのが「不動宮」ということです。
「蟹座」は地味だと思ってたけど、全然違うんだね。
ここから「月」の重要なイメージを感じ取っていただけたら良いと思います。
そして「御者」の持つ聖杯は紫水晶、アメジストで出来ています、これは、生まれ変わる「赤」、やりたいことをする「青」の合成色であり、「木星」を意味します、「木星」のカードは「運命の車輪」であり、この車輪が「戦車の車輪」であることを意味します。
へー、そうなんだ。
即ち、ホロスコープを回し続けることで我々は成長し、「戦車」は進んでいくのです。
なるほど、そういうことを象徴しているのか。そういえば「ウェイト版」の「運命の車輪」には「ケルビム」が描かれているもんね。
その「ケルビム」は本を読んでいます、それは即ち「女教皇」の「律法(TORA)」を意味するのです。
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