こんにちは、かえるさんです。今回は「大アルカナ」「死」です。
「死」は13番目の蠍座のカードだね。
蠍座のカードってどういうこと?「究極」?「一体化」したい?
そういう蠍座のイメージもありますし、蠍座的な「生まれ変わる」イメージもあります。
「生まれ変わる」ってどういうこと?
少しづつ変化することで、全体が変わっていく、行程を意味します。
変わり続ける、ってこと?
生まれ変わることを持続する、決してあきらめないイメージを示します。それは、決して変わらないことなのです。
えー、ちょっとよく判らないー。
では、今回は「大アルカナ」のお話です☆彡
「13 死」
「死」は「13」「ヘブライレター」は「ヌーン(魚)」の「蠍座」のカードです。
ヌーン(魚)
「ヌーン」は「魚」を意味するんだね。
そうです、「魚」は水の中で生きる動物です、要するに「水」=「感情」と言うことです。
「感情」は「思い込み」から発生するもの、「思い込み」によってなされた行動を「感情的」って言うよね。
そうです、ですから「魚」は、その「水」の中でしか生きられないことを意味します。
それと冒頭の話は関係あるの?
あります、「感情」の中でしか生きられない、と言うことは「感情」を持続しやすい、とも言えます。
その気持ちがあるから、部分的に少しづつでも変化していきます。要するに、その気持ちに向かって変わり続ける、ということです。
忘れたくても忘れられない、ってことか。
ただ、忘れられないのではなく、他の形で生まれ変わることもあります。
じゃあ、忘れられたの?
忘れられたとも言えますし、その続きとも言えます。これは「冥王星」的とも言えます。
このカードは「11 欲望」「12 吊られた男」と3枚のセットのようなイメージです。ある意味においては同じカードという側面もあります。
どういうことなの?
自分の役目を見出し、それを成し遂げる、その欲求が「認められたい」イメージで自覚されます。
必要とされたい、頼られたい、欲求によって変貌、変化を遂げるのです。
確かに「獅子座」と「蠍座」はそういう意味では似てるかな。
「獅子座」は「認められないといけない太陽」、「蠍座」は「捨てられたくない、永遠を求める冥王星」ということです。
「13」
エリファス・レヴィの「ヘブライレター」の対応では「13」は「メム(水)」です。
メム(水)
カードの名前を忘れてるよ。
昔のカードの定番の「マルセイユタロット」では、「13番」のカードには名前が書いていないのであえてそうしました。
どうして名前が無いんだろう?
「死」は現象ですからね。擬人化すれば「死神」とでもなるのでしょうか、「死」は「生」~「死」まで全ての変化をそう呼ぶことも出来ますし、何を指しているかは単純には論ずることは出来ません。
「Transformation」という名前を付けているタロットもあります。変換、変形、変化、変圧などを意味します。
へー。
生きている、と言うことは、吸収と廃棄が連続的に行われることで、停止することはありません、よって「死」と言う名前は「生」でも意味が一緒とも言えます。
ただ、人は「死」というと「失われていく」イメージを強く持ちます、それこそ現状維持をしたい「感情的な価値観」だから「死」と呼ぶのです。
「メム(水)」は「感情」だから、そういう意味も示すんだね。
そういうことです。
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