こんにちは、かえるさんです、今回は「吊られた男 The HangedMan トートタロットの象徴で星座 惑星を考える」と言うお話です。
今回は「吊られた男」「四要素」の「水」と対応するカードだね。
「水」は「蟹座」「蠍座」「魚座」のすべてと一致する概念ですから、「四要素」の「水」はしっかり理解したいですね。
「水」はどういう感じ?つながる感じがあるよね。
そうですね、「水」は、「くっつこうとする」「繋がる」「流れる」要するに一体のイメージがあります。そして、花や生物を育むイメージもありますね。
そして「繋がろうとする」イメージでは「表面張力」や「超臨界流体」など、特殊な性質もありますし、「液体」だけではなく「氷」や「気体」になることも忘れてはいけません。
状況ですごくイメージが変わるんだね。
そうですね、では今回は「吊られた男 The HangedMan トートタロットの象徴で星座 惑星を考える」です。
「吊られた男」
「吊られた男」は「犠牲」のイメージがありますよね。
そうね、何だか辛いイメージがある。
しかし、「食物連鎖」という言葉もあります、食べられる動物がいて食べる動物がいて、お互いが支え合うことで世界は成り立っています。
食べられる方は辛いでしょ?
しかしそれでは植物や野菜、果実などはどうでしょう、動物も食べられないためには「毒」を供える方が有利なはずです。
なるほど。
人間は「個」という考え方が強いので、「個」という視点で考えますが、「水」としては「全体」というつながりがあるわけです。
そういうのが、人のために頑張りたい、みたいなイメージになるのかな?
そうですね、「繋がって安心」ということですね、だからこそ、「役に立ちたい」「認められたい」という欲求も発生するわけです。
なんだか「風」とか「火」っぽいな。
そうではなく「欲求」が発生するには何らかの思いが必要です、「思い込み」という言い方でも「信念」という言い方でも構いません。ですから「水」を「蓄積情報」などと言ったりするのです。
こうであって欲しい、こうでなくては許せない、というような「気持ち」が発生するには「個」を表現する「蓄積情報」が必要なのか。
そうです、全てはつながっていて支え合っているのです。
そして、しっかりつながり「犠牲」になることで、能力は向上し、より高い精度で自分の役目を果たすことが出来るようになります、それは「蟹座」の後の「獅子座」、「蠍座」の後の「射手座」、「魚座」の後の「牡羊座」への展開で表現されます。
人とつながるからこそ能力が向上する、それは安心感になるし、自分のためにもなるのか。
そして「個」ではなく「全体」を感じることで、「自己の消滅」という考え方から解放されるのです。
「三本の釘」
「吊られた男」は「三本の釘」で磔になっています。
痛々しいね。
「釘」は「牡牛座」「法王」の「ヘブライレター」でもあります。
「ו ヴァウ 釘」だね。自分を固定する意味があるんだね。
そうです、そして「3」は「ビナー」的な「玉座」「土星的使命」のイメージです。それは実現、形にするイメージでもあります。
「法王」も関係あるの?
もちろんあります、「トートタロット」ではなく「スプレンダーソリス」の「吊られた男」は「法王が皇帝に冠を与える」絵が記されています。「牡牛座」が必要な能力を獲得するために「牡羊座」に神の命令を下すイメージです。
「トートタロット」の「吊られた男」は「輪頭十字(アンク)」に「記憶の蓄積、知恵である蛇により縛り付けられ、逆さまに吊られています」これは「金星」が引き金になり、行動することで「頭の下の蛇」が蠢き出すことを表現します。
「アンク」ってたしかに「金星」のマークと同じデザインだね。
「生命の樹」は見方を変えると「金星」のマークの形をしています、何かを実現化したい思いが「生命」を演出します。
そして「吊られた男」は「カリヴァリ十字」の形をしています。
これは「1」の墓の外から「2」で墓の中に入り犠牲になり、再び新しい命を得て「3」に移行する、星座の10度ごとに三分割する「デカン」を意味します。
星座を使うことによって生まれ変わり成長するイメージも表してるのか。
そうです、それは即ち「2」の努力を「犠牲」と思う人間の考え方も表しています、そのことを「逆さまの受刑者」で表しているのです。
受刑者!
やるべきことをやらないと人は解放されません、これを占いでは「罪」と呼んでいます、それはアダムとイヴの罪のことです。罪は償われなければならないのです。
ちなみに「吊られた男」の「ヘブライレター」は「ם メム 水」です。数値は「40」で「40」は「牛乳」と同じであることは非常に重要です。
「牛」は「愚者」「法王」とのつながりだね!
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